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2011年12月22日(木)

【電撃PlayStation】ファルコムjdkバンド2011のクリスマスライブ! その模様とライブ後の出演者の声をお届け!!

文:電撃PlayStation

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 ライブ終了後にはjdkバンドにお話をうかがう機会があったので、最後にメンバーのみなさんの声をお届けします。

ファルコムjdkバンド2011X'masライブ
▲イカルスさん、角(ツノ)がじゃ……なんでもないです。左から榎本敦さん(Ba)、小寺可南子さん(Vo)、岡島俊治さん(Dr)、イカルス渡辺さん(Vo)、寺前甲さん(Gt)、水谷美月さん(Vn)、井上央一さん(Gt)、上倉紀行さん(Key)。以下、敬称略。

――ライブを終えた今のお気持ちをお聞かせ願います。

上倉:いつも定位置でやっているんですが、今日初めてショルダーキーボードを使って、前の方にいるお客さんのすごい熱気を感じて、さらに自分自身も盛り上がって演奏できたんじゃないかと思います。楽しかったです。

岡島:僕個人としては2回目で、このメンバーでだんだんjdkバンドのノリっていうのがつかめつつあるんじゃないかと思います。そういう意味では、次回もさらにすごいライブができるような気がするので、楽しみにしていただければなと思います。

寺前:なかなか時間のない中、リハーサルもわりとサクっとした感じでやったんですけど、非常にいいライブができたんじゃないかと思います。

水谷:いつも終わるとやり切ったっていう、充実した感じと疲労感でいい感じになるんですけど、今日はなぜか2部目があるみたいな感じでまだ出し切れる感じがしています。だから次回はもっともっといいライブをお届けできるのではと思いますし、私もいろんなことができるように頑張りたいと思います。

渡辺:今回は曲数も自分のパートもめちゃめちゃ多くて、『ぐるぐるTonight』も歌えていろいろ楽しかったです。私の歌う『星の在り処』がCDになって(※“コミックマーケット81”の日本ファルコムブースで発売されるCD『ほしのありかざんまい』に収録)、今回ライブで初めて歌わせてもらって気持ちも入りました。小寺とかも泣くし、この路線で行こうかなと(一同笑)。ぜひともファルコムさん、私どんなことでも頑張りますので(笑)、『角の在り処』いっぱいやりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。楽しかったです。

小寺:私もナベさん(=渡辺さん)と同じく、いろいろ歌えてすごく感激しました。ナベさんの『星の在り処』で本当泣いちゃいましてね。『琥珀の愛』から『星の在り処』への流れで、ヨシュアとエステルの気持ちのかけ合いみたいなところで自分自身が聞いててぐっと来ちゃって、泣いちゃって……。楽屋に帰ったら、化粧が“どーん!”って落ちちゃってたんですよ。その様子がDUPLI(上参照)に収まっているのかと思うと怖いんですけど、本当に楽しかったです。

 いつもながらお客さん、熱く迎えてくれてありがとうございました。年末の『小寺の在り処』(※“同じく『ほしのありかざんまい』に収録)もありますので、そちらもね! いつかこのメンバーであれを再現できたらなって、ちょっと難しいかもしれんけど。そんな野望も持ちつつ、またぜひみなさんに会えたらなと胸を熱くしております。来年もよろしくお願いします!

榎本:いつもより曲数も多くて、時間的には長かったんですけれども、全然そんなことを感じさせない勢いで、やってみれば一瞬で終わった感じのライブやったなと。ステージから見えるお客さんの表情がすごい楽しそうで、それが印象的でした。次も、もっと熱いライブにしたいですね。

井上:曲数が多いって、今みんなが言っているので思い出しました。やってる最中はいつもと変わらない感じだったんですけど、それは曲がいいっていうのもあって、テンションがみんな1つになって、お客さんに出せたせいじゃないかなと思います。メンバーみんながどんどんレベルアップしてお客さんに提供できるようにしたいので、今後ともよろしくお願いします。

Falcom jdk BAND 2011 X'mas Live Falcom jdk BAND 2011 X'mas Live Falcom jdk BAND 2011 X'mas Live

――渡辺さんと小寺さんにおうかがいします。セットリストの中で特にここは盛り上がったなというところがあれば教えてください。

渡辺:『Endless History』でしょうか、どっしりとしたバラードといった感じで。もともと女性が歌ったのを男性が歌うという形で、もとの曲を聞いている方のイメージを変えつつも、「こんな僕です」みたいな感じでやれました。「角生えてますけどごめんなさい」みたいな(笑)。でもすごくいい感じに盛り上がったし、演奏もすばらしかったので、今回はとても貴重なライブになったと思います。

小寺:私、インストの曲もけっこう好きで聞くんですね。アンコールの3曲がメドレーだったのも初めてで、もうすごい、「そこやってくれるのか」と思いました。「本編であの曲聴けなかったな」と思っていたファンが「よっしゃ!」と思う選曲で、しかもすごくいいまとめ方、アレンジをしたメドレー。「これこそjdkや、やっぱりすごいな」って。やっぱりインストってすごい大事で、裏切らないなと思います。

 あと個人的には、『I’m here for you』で毎回バイオリンの美月ちゃん(=水谷さん)とガチ百合を広めたくて、

水谷:いいよ、それ(笑)。

小寺:チューをしてるのにもかかわらず、あまりそこが注目されてないということが判明いたしまして、ぜひ次のライブではこのガチ百合っぷりをね、見てください。

榎本:チューしてるの?

小寺:してるよ?

榎本:えっ!?

小寺:わたしが勝手にしてるだけやけど(笑)。ほら、誰も知らんやろ? “ぶちゅー”っていくねん、そ(以下、小寺さんを中心にチュー談義が続きましたが割愛)。

Falcom jdk BAND 2011 X'mas Live Falcom jdk BAND 2011 X'mas Live Falcom jdk BAND 2011 X'mas Live

――最後に、来年に向けての抱負をお願いいたします。

上倉:自分自身ファルコムさんの昔からのファンということもあるので、最近の曲もやりつつ、昔の曲もやりたいですね。『ソーサリアン』とか『太陽の神殿』とか『イースIII』とか。今度イースの新作がファルコムさんから出るので、それに関する曲もライブでやってみたなと。新しいお客さんも、昔からのお客さんも楽しんでいただけるライブをやりたいです。

岡島:8月のニコファーレから参加させていただいてますが、jdkバンドや日本ファルコムさんとかかわらせてもらうことがすごく多くなりました。ファルコムの音楽で、ゲームで育ってきて、ファルコムがあったからこそ今ミュージシャンをやってますので、その熱い想いがあります。

 昔のゲームについては詳しいですけれど、逆に今のゲームを知らないので、ファルコムのソフトでもやっていないのがいっぱいあります。来年はお客さんから新しいことを教えていただいたり、我々の知っている古い知識をお届けできたらいいなと。さらにライブでjdkバンドのよさ、面白さを、より濃く出せるような1年になればいいなと思います。

寺前:前に大阪ではやったことがあるんですけども、最近は東京だけのライブが多いので、大阪とか名古屋とか、もうちょっといろんなところでもやっていきたいなと思います。

水谷:言われちゃった(一同笑)。日本だけと言わず、海の外へも行ってみたいです。なんちゃって(笑)。来年はもっとコーラスが上手になりたいです。インストはインストで、やっぱり回を重ねるごとにみんなとの息も合ってきて、今日のメンバーも同じ方向に行くというのがすごく明確で、気持ちよかったです。でもコーラスはまだまだで、2人のすばらしいシンガー(=渡辺さん、小寺さん)の足を引っ張るのではないかとてんやわんやで。ちゃんと支えられるようなコーラスを歌いたいと思います。

渡辺:ライブが一番盛り上がるというか、お客さんに一番近い所でやれるというのがあるので、ライブはもっとより大きな所でやれればよいなと思います。『ほしのありかざんまい』というCDが今回発売されることになりましたが、またシリーズ化していただいて、いろんなアレンジの曲が、「こんなのあるの? あら、やだわ」みたいな感じになっていけば、またファルコムさんの世界が広がるんじゃないかと思います。よろしくお願いします。来年も頑張ります。

小寺:まずは、来年もライブをガンガンやりたいです。今年の4回が多いと言わずに、倍以上できるようになればいいなと。やってみたい名曲が本当にファルコムさんには多いので、我々メンバーのやりたいものとか、お客さんからの聞きたい曲を募ってのセットリストみたいなのを組んでみたりもしたいなと、私はちょっと思っています。

 なんだかんだで4回ライブできましたけど、東京だけだったので、いろんな地方へも行けるように頑張りたいと思います。ぜひ今年来れなかったみなさんも期待して待っていてください。頑張ります。

榎本:来年、もっとライブを定期的にやれたらいいなというのはあります。その中でいろいろ変化をつけたり、もっと部分部分で驚きを出していったり、もっと楽しめるライブにできるんじゃないかなと思います。それが何かしらの形になればいいなと。頑張ります、そんな感じです。あと、来年はファルコムさんのゲームをやります(一同笑)。

井上:やっぱりみんなが言うように、回数をもっと増やしたいですね。増やせば増やすほどレベルアップしていけば、すごい高い所で演奏できるし、お客さんも盛り上げることができると思うので、回数を増やして成長していきたいと思いました。

──本日はありがとうございました。

 インタビューでも触れましたが、12月29日から開催されるイベント“コミックマーケット81”に日本ファルコムが初出展。オリジナルCD『ほしのありかざんまい』(1,500円・税込)のほか、オリジナルグッズを販売します。さらに30日と31日には小寺さんと水谷さんによる握手&サイン入りジャケットお渡し会も予定されていますので、ファンは要チェック! 詳しくはこちらまで。(電撃PlayStation編集部 ねぎとろ)

ファルコムjdkバンド2011X'masライブ
▲インタビュー中も仲がよく、息が合っているところをうかがわせたjdkバンドのみなさん。素敵なクリスマスライブをありがとうございました!

【セットリスト】
1.The Azure Arbitrator
2.ぐるぐるTonight
3.俺たちのレジェンド
4.銀の意志 金の翼 ~THE ANIMATION EDIT~
5.きよしこの夜 → I swear...
6.琥珀の愛
7.星の在り処
8.Endless History
9.To Make the End Of the Battle
10.OVER DRIVE
11.INNOCENT PRIMEVAL BREAKER
12.MIGHTY OBSTACLE ~The Wind of Zemeth
13.Maybe it was fated
14.碧い軌跡
15.Cry for me, cry for you
16.RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN ~I’m here for you
EN1.インストメドレー(Overdosing Heavenly Bliss~ストッパー~Inevitable Struggle)
EN2.銀の意志 金の翼

■ファルコムjdkバンド2011 X’masライブ 概要
【開催日】2011年12月10日 開場16:00 開演17:00 ※終了
【開催会場】横浜ベイホール(神奈川・横浜)
【料金】4,500円(税込) ※別途1ドリンク500円

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