2011年12月14日(水)
10月より放送されているTVアニメ『境界線上のホライゾン』。その最終話の収録を終えた声優陣のコメントが到着した。
本作は、アスキー・メディアワークスから刊行されている川上稔さん原作(イラスト:さとやすさん)の同名小説をアニメ化したもの。中世の日本と世界各国が分割して支配する地域“極東”が舞台となっており、川上さんならではの緻密(ちみつ)な設定に裏打ちされた壮大な世界観が特徴となっている。
コメントを寄せてくれたのは、福山潤さん(葵・トーリ役)、茅原実里さん(ホライゾン・アリアダスト役)、沢城みゆきさん(本多・正純役)、小清水亜美さん(浅間・智役)、斎藤千和さん(葵・喜美役)、井上麻里奈さん(ネイト・ミトツダイラ役)、東山奈央さん(マルゴット・ナイト役)、新田恵海さん(マルガ・ナルゼ役)の8人。声優陣がどんな思いでアフレコを終えたのか、気になる人はチェックしてほしい。。
――アフレコが終了しましたが、今の気持ちはいかがですか。
福山さん:いや~、第2期がどうなるのか気になる終わり方をしていますから、早く皆さんの反応を見聞きしたいですね。僕も楽しみですし。最終回のアフレコを終えたので、あとは皆さんに見ていただくだけです。
茅原さん:長かったような、短かったような、とても濃厚な1クールを、大勢の役者の皆さん、そしてスタッフの皆さんと一緒に過ごせた気がします。感謝の気持ちでいっぱいです!
沢城さん:続きがすでに気になる、というか、正純的にはここからもっと気を抜けない感じですので、落ち着きません。
小清水さん:キャラクターも多く、にぎやかで1クールがアっという間でした。第2期へのワクワクした気持ちを残しつつ、ひとまずお疲れ様でした!
斎藤千和さん:怒濤(どとう)の後半戦でした。登場人物も物語も、とにかく盛りだくさんだったので、毎回のアフレコもお祭りのようでした。
井上麻里奈さん:とにかくたくさんのキャラクターが出てきて、キャラクターの名前と声優さんを結びつけるので必死だった1クールでした。自分の出番のない回のみに出演されていた方もいらっしゃるようで……、お会いできなかったのが残念です。
東山奈央さん:寂しい気持ちはあまりなくて、むしろ「次は2期っ!」と意気込んでいます。ナイちゃんは私と似ているところが少なくて、とても演じ甲斐があるので、次はどんな風にお芝居しようかなと考えると、今からすごく楽しみです。
新田恵海さん:アっという間でした。初のアニメレギュラーということもあり、大先輩たちに囲まれた現場はすごく緊張しましたが、毎回とても刺激的で楽しかったです。今から第2期が楽しみです!
――皆さんが考える物語終盤の見どころを教えてください。
福山さん:もう、ようやっとただのバカから主人公になりますから、トーリとホライゾンを中心としたラブい展開と、キャラたちそれぞれの魅せ場に燃えてください!
茅原さん:始まりから謎だらけだったホライゾンの正体が判明し、トーリとホライゾンの距離がだんだん近づいていくところと、ラストに向かって増していく、圧倒的なトーリの頼もしさが見どころだと思います。
沢城さん:やっとラブコメ!
小清水さん:やはり物語の核となるトーリ&ホライゾンですね。2人がいろいろな障害を乗り越え、境界線上で心を通わせるシーンは必見です。
斎藤さん:トーリとホライゾンの押し問答がとても好きでした。あと個人的には、インノケンティウスの中田譲治さんの出番はすべてが見どころです♪
井上さん:個人的にトーリとホライゾンの“平行線上の会話”は見どころです! 2人の会話はアフレコで聞いていてホレボレしました。オンエアが楽しみです。
東山さん:ホライゾン奪還に向け、全力で立ち向かう1人1人のアツく凄まじい戦闘と、人間ドラマ……寂しくて温かくて震えます。
新田さん:戦闘シーンはもちろんですが、それぞれの心の戦いにも注目してほしいですね。心に響く場面がたくさんあります。あ、ラブラブカップルたちにも注目ですよ♪
――それでは最後に、ファンの皆様にメッセージをお願いします。
福山さん:こんなに何度も繰り返して見られる作品は珍しい! と思うくらい、見るたびに新たな発見をすると思います。第2期に思いを馳せつつ、この13本をまたガッツリと見てください!
茅原さん:1年前にホライゾン役、そしてオープニング主題歌を唄わせていただけることが決まった時のあの喜びは、いつまでも忘れることがないと思います。『境界線上のホライゾン』最終回までぜひ楽しんでくださいね!!
沢城さん:最後までこのロマンス(?)の行く末を見守っていただけたらと思います。……そうすると正純のあんなカッコも見られたり!? するかもね。
小清水さん:『境界線上のホライゾン』、楽しんでいただけていますでしょうか? 私たち演者側も楽しみながら芝居させていただいているこの作品を、今後もよろしくお願いいたします。
斎藤さん:喜美は私にとって少し挑戦的な役なのですが、何より演じるのがこの上なく楽しいキャラです。第2期も全力疾走しますので、全力で着いてきてください! よろしくお願いいたします。
井上さん:ここまで応援していただきありがとううございました! ミトツダイラはとても素直なキャラクターなので演じていて楽しかったです。これからの展開にもご期待ください!
東山さん:登場人物の真摯さや勇敢さに心を打たれることが多くありました。一致団結し、困難を乗り切ろうとする彼らの絆の強さは、今の日本に通ずる部分も少なからずあると感じています。ぜひ、最後まで共有してくださるとうれしいです!
新田さん:第1期、応援どうもありがとうございました! 長い物語はまだ始まったばかり。かめばかむほど味の出る、素敵な作品です。今後の展開もどうかお楽しみに☆ これからもよろしくお願いします。
また現在、TVアニメ公式サイトでは、2012年1月27日に発売されるBD『境界線上のホライゾン 2』に音声特典として収録されるキャラクターコメンタリーの試聴版2本を公開している。特に、小清水さん演じる浅間・智による“正純パパの口寄せ”は、ファン必聴のデキとなっているので、まだ見ていない人はご覧あれ。
(C)川上稔/アスキー・メディアワークス/境界線上のホライゾン製作委員会
■TVアニメ『境界線上のホライゾン』
【放送情報】
MBS……毎週土曜 26:58~
チバテレビ……毎週日曜 24:30~
tvk……毎週日曜 26:00~
テレ玉……毎週月曜 25:05~
TOKYO MX……毎週月曜 25:30~
テレビ愛知……毎週月曜 25:30~
※毎週火曜日24:30より公式サイトにて最新話を配信。
【スタッフ】(※敬称略)
原作:川上稔(『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン』アスキー・メディアワークス刊)
キャラクターデザイン原案:さとやす
監督:小野学
シリーズ構成:浦畑達彦
アニメーション制作:サンライズ
【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
葵・トーリ:福山潤
ホライゾン・アリアダスト/P-01s:茅原実里
他
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