2011年12月29日(木)
12月23日~24日にかけて開催されたTVアニメ『境界線上のホライゾン』のオールナイトイベント“きみとあさまで”。このイベント内で行われたトークショーの模様をお届けする。
トークショーには、ホライゾン・アリアダスト役の茅原実里さん、葵・喜美役の斎藤千和さん、インノケンティウス役の中田譲治さんが出演。斎藤さんによる“愚弟、愚妹へのあいさつ”を皮切りにトークショーはスタートした。
▲左から茅原さん、斎藤さん、中田さん。 |
まずは、最終回を直前に迎えた今の心境を3人に聞いていくことに。「振り返ってみたらアっという間でした! もう最終回なの? とドキドキしています!」という茅原さんの感想に続いて、斎藤さんは最終回のアフレコについて言及。「最終回はアフレコスタジオが狭く感じるくらい大勢の人が参加していました。全話を通してとにかく熱い現場で、その熱のまま走りきった感じですね」と振り返っていた。
最終回を見る前に第1話から見直したという中田さんは「ものすごくたくさんのキャラクターが登場する作品で、収録が始まったころには誰が誰だかわからなかったんですよ(笑)。ですが今になって見返してみると、いろいろな発見がありました。1人1人にこういう魅力があるんだな、とあらためてわかりましたね」とコメントした。
▲中田さんは、今ちょうど原作小説の『2<下>』を読み直しているのだとか。 |
続いて“もっとも印象に残ったキャラクターは?”というトークテーマで話していくことに。茅原さんの印象に残っているのは斎藤さん演じる喜美で、「第9話で二代と喜美が相対した場面で、喜美のセリフがカッコよくて完全にほれちゃいました。弟であるトーリへの愛も素晴らしいと思います」と、照れる斎藤さんの隣でコメントしていた。
そんな喜美を演じた斎藤さんの印象に残っているのは、速水奨さん演じる松平・元信。その理由は、Blu-ray第3巻に収録される第5話のキャラクターコメンタリーで、元信のセリフにコメントするシーンが印象的だったからだという。このキャラクターコメンタリーは原作者である川上稔さんが書き下ろしているもので、「川上さんは私たちにどこまでやらせるつもりなんでしょう? と思うくらいものすごい内容になっています」と話していた。
中田さんは、“武蔵”のキャラクターが全般的に好きだとのことで、御広敷やネンジ、喜美の名前を挙げていた。特に喜美については「“愚弟”の言い方にゾクゾクしますね。弟になりたいくらいです(笑)。あと“ステキッ!”で語尾が上がるところ」と魅力を語り、会場を笑わせていた。ひとしきり喜美の魅力について語った中田さんは「カッコいいという点では本多・忠勝ですね。鹿角と一緒に消えていく様子は、とにかくカッコよかったです」と話し、これには会場のファンも大きくうなずいていた。
その後、話題は福山潤さんの演技について移っていった。福山さん演じる主人公、葵・トーリにはかなり長いセリフがいくつかあるのだが、中田さんが「潤ちゃんは本当に上手だよね。俺のためにちょっとは噛めよ! って思うくらい(笑)」と話すと、斎藤さんも「本当に失敗しないし、それに用意された尺よりも早く終わっちゃうんですよ! あれには出演者全員が驚いていましたよ」と興奮気味に話してくれた。
次のトークテーマは、第2期が来年夏に放送予定であることを受けて、“今後期待のキャラクターは?”というもの。
茅原さんがチョイスしたのはネンジ。「最終回で意外な活躍を見せていて、これから先にどんな活躍を見せてくれるのか期待したいですね」とのこと。斎藤さんは第12話でのトーリとの会話が素晴らしかったという理由でホライゾンの名前を挙げていた。最後に中田さんは、小野大輔さん演じる点蔵・クロスユナイトの名前をイチオシキャラクターとして出していた。
▲原作小説の『2<下>』を読んでいる中田さんは「点蔵がこれから本当にカッコよくなっていくんですよ!」と力説。その活躍が気になる人は、ぜひ小説を読んでみよう。 |
→アフレコ現場でもっとも輝いていたキャストは?(2ページ目へ)
(C)川上稔/アスキー・メディアワークス/境界線上のホライゾン製作委員会
■TVアニメ『境界線上のホライゾン』第2期
【放送情報】2012年夏
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