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2011年12月28日(水)

新川社長が新作情報をポロリ!? “日本一ソフトウェア電気外祭りステージ 2011冬の陣”レポ

文:電撃オンライン

 日本一ソフトウェアは、東京・平和島で開催中の“秋葉原電気外祭り2011冬”において、本日12月28日にステージイベント“第2回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ 2011冬の陣”を開催した。その模様を、写真とあわせてレポートする。

 イベントは、日本一ソフトウェア作品の音楽を数多く手掛けるアーティスト・佐藤天平さんのライブで開幕。佐藤さんは、盛り上がる観客を前に『魔界戦記ディスガイア(以下、ディスガイア)』の名曲『戦友(とも)よ』を高らかに歌い上げた。

 佐藤さんの歌が終わると、日本一ソフトウェア 代表取締役社長・新川宗平氏が登壇。佐藤さんと新川社長が、2012年春に発売されるPS3用A・RPG『魔女と百騎兵』の音楽についてトークを繰り広げた。佐藤さんによると、『ディスガイア』の音楽が熱くパワフルなのに対し、『魔女と百騎兵』はハロウィンをテーマに怪しく美しい雰囲気の楽曲を制作しているという。新川社長も、「『ディスガイア』とは違う幻想的な雰囲気で、天平ワールドを楽しんでもらえるはず!」と太鼓判を押していた。

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▲日本一ソフトウェア 代表取締役社長・新川宗平氏▲『ディスガイア』などの音楽制作を担当する佐藤天平さん▲新川社長と佐藤さんが、新作A・RPG『魔女と百騎兵』について語った。

 続いて、声優の寺川愛美さんがプリニーキャップをかぶって登場。ここでは、『魔女と百騎兵』のキャラクター“ヴァンダー・カマミール(通称:ミールさん)”のボイスを、寺川さんが担当すると発表された。事前に知らされていなかった寺川さんは、このサプライズ発表に大喜び。ミールさんのイラストを見て、「めちゃくちゃかわいいですね! 私、幼女好きなのですごく好みのキャラクターです!!」と力説していた。それを受けて、なぜか新川社長も「私も幼女が好きです!」と宣言し、観客から笑いを取っていた。

 ミールさんは、拠点にある不思議なコレクションルーム“ヴァンダーカンマー”を管理する、しゃべる西洋人形。頭の上に刺さっている五寸釘がチャームポイントだという。結構毒のあるキャラクターとのことで、寺川さんは「見た目が好みの上、毒があるところも私と似ていて、演じやすいかも。『魔女と百騎兵』に、新しい風を吹かせることができたらいいですね」と意気込みを語った。

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▲『魔界戦記ディスガイア4』で、モンスター・アルラウネや音楽屋のボイスを担当した寺川愛美さん。『魔女と百騎兵』では、ミールさんのボイスを担当する。

 次いで、2012年3月15日に発売されるPS3用A・RPG『迷宮塔路レガシスタ』のプレゼンに移行。いとうかなこさんが歌うオープニング曲を使用した、『迷宮塔路レガシスタ』のプロモーション映像が公開された。また本作のキモとなる、自由度の高いキャラクターエディット機能についての説明も行われた。

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▲『迷宮塔路レガシスタ』の説明は、プロデューサー・小酒井省吾氏(写真左)が行った。
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▲プロモーション映像とキャラクターエディットの詳細については、本日公開されている電撃オンラインのニュース記事でチェックしてほしい。

 ここで、3つの新作タイトルについて、新川社長の口から発表が行われた。1つ目は、国内外で評価が高いPC用アクションAVG『洞窟物語』の3DS版。これまで海外では発売されていたが、今回国内での販売が決定した。“超有名レトロゲーム”とのコラボ企画も予定しているそうだ。

 2つ目は、2012年夏発売予定の新作アドベンチャーゲーム。同社のアドベンチャーというとホラーAVGの金字塔『流行り神』シリーズを思い浮かべるが、同シリーズではないそうだ。しかし、新川社長によると「『流行り神』ファンには喜んでもらえると思う」とのこと。続報に期待が高まる。

 3つ目は、2012年発売予定の完全新作タイトル。『ディスガイア』の開発スタッフが制作しており、“7人の天使”と“高解像度キャラ”、そして“超絶カスタマイズ”がキーワードになるようだ。2012年1月1日に届く同社の年賀状に、本作のイラストが描かれているとのこと。新川社長は「イラストを描いている方は、誰もが知っている有名人です!」と話していたが、はたして誰なのだろうか……?

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▲“社長自らポロリ!?”と題されているだけあり、新川社長が発表している途中で、小酒井プロデューサーが慌てる場面も。

 その後は、日本一ソフトウェアの公式サイトで募集していた質問に新川社長が答える、質疑応答コーナーが展開した。まず「『魔女と百騎兵』で“魔女メタリカ”を使用することはできますか?」という質問には、「人気の高いキャラクターなので、何らかの形で活躍できるよう頑張って調整しています」と解答。「『ディスガイア3 Return』以外にも、PS Vitaでゲームを出す予定はありますか?」という問いには、「出そうと思っています。何かとはまだ言えませんが、来年も1本は出る予定です」と意欲を示した。

 また、「『ディスガイア4』の風祭フーカ(CV:三森すずこ)が大好きで仕方ありません。他のタイトルで活躍したりしないのでしょうか?」という質問には、『ディスガイア3 Return』にエクストラボスで登場すると述べ、「人気キャラクターなので、いい場面で登場すると思いますよ」と解答していた。

 最後は再び佐藤さんが登場し、『ディスガイア』シリーズで大活躍(?)のダークヒーロー・アクターレの主題歌『White Tiger』をノリノリで熱唱。こうして、“日本一ソフトウェア電気外祭りステージ 2011冬の陣”は幕を下ろした。

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▲“秋葉原電気外祭り2011冬”の会場内に設けられた日本一ソフトウェアブースでは、『魔女と百騎兵』の初回限定版特典『ねんどろいどぷち 魔女メタリカ』の未着色状態フィギュアが展示されていた。またブースでは、物販も行われていた。
“日本一ソフトウェア電気外祭りステージ 2011冬の陣”
▲本日のイベントの登壇者。左から小酒井プロデューサー、佐藤さん、寺川さん、新川社長。

(C)2012 Nippon Ichi Software, Inc./SYSTEM PRISMA

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