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2012年1月25日(水)

天才という表現はアレなので、あえて奇才と呼ぼう。そんなRucKyGAMESの最新作『Freedom Fishing』は、いつもと違う本格派?

文:電撃オンライン

 RucKyGAMESという名前からして、さっぱり意味がわかりませんよね? 頭文字「R」とか、「K」が大文字とか……。なぜ、なぜ「Lucky」じゃないの?


 みなさん、RucKyGAMESというiPhone、iPad用のアプリ開発者をご存知でしょうか? 奇才と表現してもきっと間違いではない、彼独自のエキセントリックなセンスが炸裂したiPhone用のアプリを、約80作品も世に送り出している個人開発者です。

 ほとんど毎作品で、よくもまあ、あれほどのセンスを発揮しているもんだといつも感心させられるのですが、実はダウンロード数的にコケているものも多数あるようでして、世の中は上手くいかないよなーとか、そうは問屋がおろさないとか、そんなことを勝手に思ったりするわけですが、それでも80作品という数の暴力と個々のクオリティを見ていると、個人開発者としては相当な力量だなーと思ったりもするわけですね。

 彼の作品はこちらでチェックできます。どのあたりが奇才と評されるセンスかというと、80作品すべてで説明するのは物量的に厳しすぎるので、気になったら実際に触ってみてくださいという、投げっぱなしで完。

 ではなく、ホントのことをいうと、触ってみないことには、あのセンスを感じることはできません。実体験は文字による解説をはるかに超える! 業務放棄! というわけにはいかないので、結局、なんとなく4タイトルだけピックアップしてみました(解説はApp Storeの原文要約+α)。ちなみに、以下のタイトルをはじめ、無料のものが大半なので気軽に遊べます!

エスカレベーター

▲エスカレーターとエレベーター、どちらがどれだかがわからない。国民の100人に99人ぐらいが抱えるこの悩みを解決する画期的なアプリです。エスカレーターかエレベーターの絵を見て名称を当てたり、文字から絵を当てたりと、ひたすらひたすら判別します。

ヤダヤダ

▲働きたくない気持ちをカタチにしてみました! とても苦痛を味わえる最悪の音ゲー! 機械の気持ちになりきろう。働きたくないでござる! 働きたくないでござる! ただただ、ひたすら同じテンポでてくる「ヤダ」をタップするだけのゲームです。

ぬ(らいと)

▲平仮名の文字の囲まれた部分を数えて、単文内の合計数を当てるゲームです。「ぐんまけん」は1、「あ」は2、「お」は1。「あいうえお」なら、「あ」が2、「お」が1なので、3となります。このアプリは、あなたの脳に必要のない情報判断能力を増やします。

三國志三分

▲三國志の武将達をそれぞれ魏・呉・蜀に分けよう。某ゲームを参考に所属が決められています。1,000人斬り! 武将を分けるスピードを突き詰めていくと、実は病みつきになる魅力が秘められていて、シンプルだけど地味に奥が深いゲーム性だと持ち上げていきたい。

→動画とあわせて『Freedom Fishing』のゲーム内容を紹介!(2ページ目へ)

(C)RucKy

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データ

■『Freedom Fishing』
■開発者:RucKyGAMES
■対応機種:iPhone(ダウンロード専用)
■ジャンル:ETC
■配信日:2011年12月16日
■価格:無料
 
『Freedom Fishing』のダウンロードはこちら(iTunesが必要)

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