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2012年1月30日(月)

『ルートダブル』の4コママンガを隔週掲載! 第1回ではBルートのヒロイン・ましろとBC能力についてお届け

文:ごえモン

 イエティから3月29日に発売されるXbox 360用AVG『ルートダブル -Before Crime * After Days-(以下、ルートダブル)』。本作の世界観や登場キャラクター、システムに焦点を当てた4コママンガを電撃オンラインで掲載する。

 『ルートダブル』は、“infinity”シリーズや『I/O』などを手掛けたクリエイター・中澤工さんが原案・監督・プロデューサーを務める新作サスペンスアドベンチャーゲーム。重大な事故が発生し、9人の人間が閉じ込められた巨大研究所“ラボ”を舞台に、救助に奔走するレスキュー隊員と閉じ込められた高校生の少年の2つの視点で物語が進行していく。

 4コママンガの作画はりおし先生Twitterアカウント)が担当。第1回では、Bルートのヒロインの1人・鳥羽ましろをメインに、作中に登場する特殊能力“Beyond Communication(ビヨンド・コミュニケーション)”について描いている。

『ルートダブル -Before Crime * After Days-』

→第2回第3回第4回第5回第6回

■Beyond Communication(ビヨンド・コミュニケーション)とは?

 『ルートダブル』の世界に存在する、言語を介せずに他者とコミュニケーションをとることができる能力。BCを使える人間を“コミュニケーター”と呼ぶ。物語の舞台となる“鹿鳴研究学園都市”には、コミュニケーターの能力を延ばし、専門教育を施すための学校“鹿鳴学園”が存在する。Bルートの主人公・天川夏彦や鳥羽ましろも、この鹿鳴学園に通う生徒の1人だ。

 BCは、以下の2つの種別に大きく分けられる。

■第1の能力:テレパシー
 他人の心に直接“声”を送る能力。遠くの人と会話を行える。送信者(話す人)と受信者(聞く人)は同時に“会話”することができない。交互に話すのみである。たとえるなら、糸電話やトランシーバーによる会話に近い。コミュニケーターであれば、誰でもこの能力は使える。(有効距離は能力者の技量(適性レベル)によって変わる)

■第2の能力:エンパシー
 他人の心を読み取る能力。ただしエンパシーは、誰に対しても無条件に使えるわけではない。相手との信頼・共感的関係を築けていないと、エンパシーは使えない。平たく言えば、相手が「あなたになら、私の心を見られても構いませんよ」と思っていない限り、有効にならない。普通の人は、心にしっかり壁を作っているものなので、日常的にエンパシーが使えることはほとんどない。この能力が使えるのは、コミュニケーターの一部のみ。(これも有効距離は能力者の技量によって変わる)

 BC研究における通説では、テレパシーやエンパシーをさらに発展させた、“第3の能力”が発生する可能性もあるとされている。このBCが、本作の“事故”とどのように関わっているのか……?

Xbox 360『ルートダブル -Before Crime * After Days-』特集ページ

(C)イエティ/Regista
作画:りおし

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