News

2012年2月15日(水)

グッスマレーシングが今期から2台体制に! 2台目のカラーリングは『初音ミク and Future Stars Project mirai』とコラボ

文:電撃オンライン

 2月12日に千葉・幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2012[冬]の“WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 15”のブース内で、レースカテゴリSUPER GTに参戦するグッドスマイルレーシング(エントラント名:GSR&Studie with TeamUKYO)の2012年度の体制が発表された。

 大きく変わったのは、これまで1台だったのが2台体制になったところ。1台につき2名のドライバーがエントリーするため、新たに2名加わり計4名のドライバーで戦うこととなった。

 出走する車は、1台目の0号車がイラストレーターGANさんが描く新しい初音ミク“レーシングミク 2012 ver.”が全面にあしらわれ、2台目の4号車には3月に発売される3DS用ソフト『初音ミク and Future Stars Project mirai』に登場するキャラクターたちがあしらわれている(ちなみに0号車は前年のチャンピオンだけがつけられる番号、4号車は前年使っていた番号を引き継いだもの)。

グッスマレーシング グッスマレーシング グッスマレーシング
▲チャンピオンだけがつけることが許される“0”号車。昨年は大人な雰囲気のミクだったが、今年はかなりかわいいイラストに。コスチュームも一新されたが、一説では立体化しやすいように考えられたデザインなんだとか。
グッスマレーシング グッスマレーシング グッスマレーシング
▲初音ミクを筆頭に『初音ミク and Future Stars Project mirai』に登場するねんどろいどキャラクターがデザインされた4号車。オレンジをベースにした柔らかい色合いが特徴だが、走りはえげつない(!?)という噂。

 ドライバーは0号車が谷口信輝選手(2011年 GT300クラスチャンピオンドライバー)と新加入の片岡龍也選手、4号車が番場琢選手(2011年 GT300クラスチャンピオンドライバー)と2010年に同チームで戦った佐々木雅弘選手が務める。

 発表会では、チームの総監督兼0号車監督である大橋逸夫さんが「2台になったことでデータが多く取れるようになり、対策がしやすくなった」と話し、スポーティングディレクター兼4号車監督の片山右京さんは「チーム内でライバル視みたいなのがもう始まっています」「パーツをどっちが使うかはジャンケンで決めよう」などと、笑いを取っていた。

グッスマレーシング グッスマレーシング
▲「片岡選手をチームに呼んでくれることを条件に、今年の契約書にハンコを押しました」と、片岡選手の移籍エピソードを披露した谷口選手。「4号車には負けるわけにはいかない」と闘志ものぞかせた。▲移籍を決める前には、クラスが上のGT500という魅力と、GT300とクラスが下ながらチャンピオンが狙えるという魅力でだいぶ悩んだという片岡選手。ちなみに“初音ミク”はまだ勉強中だそう。
グッスマレーシング グッスマレーシング
▲「今年はまじめキャラでいきます!」と宣言したものの、周りから突っ込まれると「今年もいじられキャラで」と即前言撤回するなど、番場選手のいじられキャラは今年も健在の模様。▲2010年にこのチームでドライブした佐々木選手は、復帰した喜びを語るとともに、「番場選手とは仲がいいので楽しくやっていきたいと思います。もちろんレースはまじめにやりますよ」と意気込みを見せた。

 年々SUPER GTには“痛車”が増えてきているが、初音ミクがテーマの車が増えるということで、ミクファンは注目してみてはいかがだろう。

グッスマレーシング グッスマレーシング

(C) SEGA / (C) Crypton Future Media, Inc.
デザイン協力 : ねんどろいど

データ

関連サイト