2012年3月2日（金）

新情報を総まとめ！　スクエニの大作RPG『ブレイブリーデフォルト』の世界観が明らかに!!

◆物語の断片が明かされる世界設定の一部が公開！

　ヒロインであるアニエスの旅の目的と合わせて、彼女が冒険する世界に関する設定も公開された。彼女が暮らす世界は、“光と影の大地”と呼ばれるルクセンダルク。どうやら主人公である光の戦士は、なんらかの方法でこの異世界ルクセンダルクへと呼ばれて、アニエスとともに冒険することになるようだ。

　まだ基本的な設定しか明かされていないが、大穴に飲まれた小さな集落ノルエンデや、空挺騎士団を率いてカルディスラを襲うエタルニア公国など、1つの設定から派生して別の設定が見え隠れする記述も多い。いつか『ブレイブリーデフォルト』の世界を冒険する時に備えて、じっくりと設定を読み込んでおくのもオススメだ。


▲手書き風の優しいタッチで、その空気感さえ表現されているように感じるフィールドやダンジョン。イラストをそのまま再現したようなグラフィックは、本作の大きな特徴の1つだ。

【光と影の大地ルクセンダルク】

～闇の氾濫によって大陸に大穴が空いた異世界～

　ルクセンダルクと呼ばれる世界に、突如、大穴が空いた。カルディスラ大陸をえぐるように空いた大穴は、近くの小さな集落ノルエンデを丸ごと飲み込んだ。そして、大穴からあふれ出した闇は、人々に輝きをもたらしてきたクリスタルをも飲み込んでしまった。風は止まり、海は濁り、山は火を噴いた。世界はゆっくりと、確実に闇に包まれようとしている。


▲大穴を描くイメージイラスト。大穴の内壁の一部はオレンジ色で、マグマなどの火を連想させるほか、人工物のようにも見えて興味深い。また、大穴の周辺には集落や建物らしき存在が散見される。


▲大穴を見下ろすアニエス。この大穴から闇があふれ出したようだ。なお、上のイメージイラストと見比べると、どの部分なのかは一目瞭然。イラストがそのままゲーム画面になっているという再現度の高さに注目してほしい。

【始まりの国カルディスラ】

～他国の空挺騎士団に脅かされる温暖な島国～

　温暖な気候に恵まれた島国で、たび重なるエタルニア公国空挺騎士団により強襲に悩まされている。今回の旅の、すべての出発点となるという。どうやら、物語の序盤に訪れることになるらしい。エタルニア公国が率いるという“空挺騎士団”がどんな存在なのかも、気になるところだ。


▲イラストの左側には教会らしき建物があり、右側には数艘の船が停まる港らしき場所が見える。中央には城らしき建物があり、城下町を描いたイメージイラストだと思われる。


▲実際のゲーム画面で、アニエスが城下町を歩いている。かなり遠景から見た画面となり、アニエス以外にも4人の住人の姿が見える。		▲こちらはゲーム画面ではなく、カルディスラの宿屋の内部を描くイメージイラスト。2階建てとなっており、ベッドが4つならんだ大きな部屋もある。


▲“始まりの国”の異名を持つカルディスラ。住人からは海が腐ってしまった話や、不審な大きな音の話などが聞けるようだ。果たして、どんな冒険が待っているのだろうか？

【沈みそうな国グランシップ】

～落ちぶれた海賊の末裔が住む巨大な船の国～

　巨大な船の甲板に存在する国。かつては偉大なる海賊たちの住む国であったが、痛んでいく船体に抜本的な対策をせずに暮らしてきたため、今や沈みゆく船となっている。国の議会でも責任の押し付け合いばかりが続けられており、終わらない会議は“まどろみ議会”と揶揄されている。


▲空にはカモメらしき鳥が飛んでおり、甲板の上に何階層もの建物のような物が積み重ねられている。国を名乗るだけのことはあり、かなり巨大な船となっているようだ。


▲船の全景を描いたイメージイラストで、心なしか船体が傾いているように見える。非常に巨大な船体で、甲板には魚を模したような建造物がある。海の上を漂う国であるため、普段は小船を使って他国と行き来しているようだ。


▲常に海の上に浮かぶ、巨大な船が国土となるグランシップ。ゲーム画面を見ているだけで、波によって揺られる演出や、波の音が感じられるような気がする。

【風のクリスタルの祭壇】

～アニエスが祈りを捧げるクリスタル正教のシンボル～

　風を司るクリスタルで、本来は黄緑がかった輝きを帯びている。だが、世界に突然空いた大穴からあふれ出した“闇の力”の氾濫により、今はその輝きを失っている。


▲闇によって輝きを失ったあとを描いているのか、黒ずんだ色となっている。ちなみに体験版では、アニエスが祈ることによってクリスタルに少し輝きが宿る演出を見ることができる。