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2012年3月3日(土)

【Spot the 電撃文庫】謎アリ死体アリ超能力アリ! 新作『6 -ゼクス-』を発表した来楽零先生のインタビューをお届け!

文:電撃オンライン

 電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする“Spot the 電撃文庫”。第23回となる今回は、『6 -ゼクス-』の作者・来楽零先生のインタビューを掲載する。

『6 -ゼクス-』
▲こずみっく先生が描く『6 -ゼクス-』の表紙イラスト。

 本作は、新人類を造ろうとしたマッドサイエンティストが10年前に起こした“シックスデイ事件”によってゆがめられた6つの人生と、それにかかわることになってしまった心優しい少年・山本彦馬(やまもと ひこま)の姿を描いた作品だ。

 人間が目の前で突然焼死する怪事件に巻き込まれてしまった彦馬。その容疑をかけられた彦馬は、外見は14才のままだが傍若無人な女刑事・北林花姫(きたばやし はなひめ)に救われる。彼女は、この焼死事件に“シックスデイ事件”で特殊な能力を得た“始まりの六人(ディー・ゼクス)”が絡んでいると見ているようで……。

 来楽先生には、この作品の特徴や作品を書く上で悩んだポイントなどを話していただいた。なお、電撃文庫 新作紹介ページから本作の試し読みができるので、まだ読んでいない人はこちらもご覧いただきたい。

――この作品を書いたキッカケを教えてください。

 毎巻数体の死体が出る話が書きたい。ということで、最初の段階では人の断末魔の心の声が聞こえてしまう少女がヒロインの、少女探偵の話でした。それが転がって転がって、少女探偵は刑事になり、超能力者は6人に増え、もはや数体の死体が出る以外はほぼ原型をとどめなくなりましたが、謎アリ死体アリ超能力アリアリのお話です。

――作品の特徴・セールスポイントはどこですか?

 美少女(っぽい)刑事、パイロキネシス、囚われのシリアルキラー、10年前の事件、マッドサイエンティスト、仮面の怪人物、ボインと変態。などなど、そういう感じです。

――作品を書く上で悩んだところは?

 何に悩んだのかよく思い出せないくらいラビリンスだったのですが、特にキャラクターが固まるまでというか、この人こういう人なんだ的な瞬間が来るまでは大変ラビリンスでした。あと、頭がいい人を書く頭がほしいと切実に思いました。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

 oh……結構……長い年月でした……。

――主人公やヒロインについて聞かせてください。

 ヒロインは、強くて美少女みたいだけど大人で、かわいげは3グラム程度。見た目は14歳で、中身はビールと明石焼きが好きな成人女性です。主人公は、優しくて感じやすい、人の傷を無意識にいやす少年です。

――特にお気に入りのシーンはどこですか?

 口絵に、炎の中のヒロインと主人公のイラストがあるのですが、それを見た瞬間、急激にそのシーンが素敵なシーンに思えてきました。あの絵は……ときめきます……!

――今後の展開について、話せる範囲で教えてください。

 『6』というタイトルが示すのは“6人の物語”なのですが、1巻ではまだ『6』のすべては登場していません。2巻ではまた新たな『6』が登場する予定です。サブヒロインたちのこともじわじわ描いていきたいです。

――アイデアを出したり集中力を高めたりするためにやっていることは?

 時々、お風呂にメモ帳を持ち込んで、湯船につかりながらアイデア出しをします。メモ帳を持ち込まずに考えようとすると、なぜかアイデアでなく過去の失敗が浮かんできて、自分の人生の1人反省会がうっかり開催されてしまったりするのでメモ帳は必須です。

――ゲームで熱中しているものがあれば教えてください。

 熱中しそうなゲームには手を出さないようにしています……。気が向いた時にmixi(ミクシィ)アプリの畑に作物を植えるくらいしかしていません。以前は周りの人たちもたくさんやっていて、虫を入れあったり作物の世話をしあったりしていたのですが、今では閑散とした中で細々と農作業をしています。昔熱中したゲームとしては、『ファイナルファンタジー IX』が好きでした。黒魔導師がかわいくて。あと『クロノトリガー』も好きでした。本題に入らずゴンザレスとばかり戦っていました。

――それでは最後に、読者へのコメントをお願いします。

 目の前で人が炎上するのを見てしまった主人公、山本彦馬。超常的な力を持つ人間たちに愛され、狙われ、10年前の事件でまかれた種が芽吹いていく中、彼は知らない世界を見ることになる。過去と現在がからみあい、事件が起きる――その事件を主人公と一緒に追ってあげてください!

(C)2012 ASCII MEDIA WORKS
表紙イラスト/こずみっく

データ

▼『6 -ゼクス-』
■発行:アスキー・メディアワークス
■発売日:2012年2月10日
■価格:683円(税込)
 
■『6 -ゼクス-』の購入はこちら
Amazon.co.jp

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