2012年3月1日(木)
現在「電撃オンライン」で好評連載中の『わたし、猫耳萌子です!』が、皆さんからの熱い声援におこたえして単行本になることが決まりました! 発売日は3月27日!! 価格は819円(税込)です。これまでの連載分に加えて、いつもより長めの描き下ろし作品「特別編」も収録しています!! 今回は、そんな第1巻の発売を記念して『わたし、猫耳萌子です!』をあらためてご紹介しましょう。皆さん、ぜひ単行本をお手にとって、どっぷりとモスグリーンワールドに浸ってください!
▲『わたし、猫耳萌子です![1]』のカバーイラストがこちら。いつもと少しタッチの違う萌子が目印です! |
かつてゲーム総合誌『電撃ゲームス』(アスキー・メディアワークス刊)がVol.15で誌面リニューアルしたのを機に連載が始まったショートストーリーコミック。連載開始直後から、わけのわからないシュールさがたまらない(笑)と人気を集めました。当初はカラー4ページでスタートしましたが、途中で誌面の都合上、モノクロ5ページに変更。その後、雑誌の休刊を受けて、同じく同雑誌の人気コンテンツだった『藤やん・うれしーの悩むだけ損!』とともに「電撃オンライン」へと移籍しました。そして現在も毎週火曜日更新(予定)で4ページの連載が続いています。
▲第1巻にはカラーページだったものはカラーのまま収録しています。また単行本化にあたって、いくつかの新規イラストも描き下ろしてもらっています。 |
『わたし、猫耳萌子です!』では、“獣耳島”の“けもみみ学園”に通う主人公の猫耳萌子と、その友人や教師たちを中心としたキャラクターによる、シュールでカオスな日常物語が描かれます。基本は萌子と、彼女がお姉様と慕うブラコンでショタコンの兎耳みみ美、さらにみみ美の弟で萌子に恋する兎耳みぃ太の三角関係が軸となって物語が展開するのですが、その他のキャラクターも超個性的で、エピソードによっては萌子の存在感を奪ってしまうほどです。
主な登場キャラは、下で紹介している18人。ご覧の通りクセのありすぎる人物ばかりですが、彼らの魅力が『猫耳萌子』の魅力でもあると言っていいと思います。……というかですね、本作の魅力を一言で説明するのはすごく難しいんです。説明不能な何とも言えない味わいが魅力! というのが一番しっくりくる説明です(笑)。
著者であるモスグリーン先生は、元々、東方Projectの二次創作漫画で人気を博した同人作家さんです。その特徴的な絵柄と、コマ割りやセリフが生み出す独特な間がクセになると、多くのファンを獲得しています。『わたし、猫耳萌子です!』を読んでいただければ、モスさんの魅力を十分に感じていただけるのではないでしょうか。
『わたし、猫耳萌子です!』の主な登場人物
たぬき先生:独自の発明品で世界征服をもくろむマッドサイエンティスト。すぐに逮捕される。 | きつね先生:野々原きつね。萌子たちの先生。婚活中だが理想が高すぎて永遠に婚活中。 | ししがみレオ:ちよの実父でバツイチの体育教師。きつね先生が好きだが、まったく相手にされていない。 | 校長先生:けもみみ学園の校長先生。いにしえの伝説の知識は豊富だが、役に立ったことはない。 |
森本さん:おおかみ先輩を慕うモルモット。口数は少ないが、しゃべれないわけではないらしい。 | 狛犬さやか:逮捕依存症の婦警さん。ほとんどとばっちりで逮捕してくるが、自分もよく逮捕される。 | ダークデビルン:人の感情を糧として生きる最強の悪魔。萌子が持ち帰った悪の発明品から生まれた。 | ねずみちゅー子:テレビ局に勤めるレポーター。いつも何かを巻き込んだり、何かに巻き込まれたりする。 |
兎耳たれぞう:みみ美の従兄弟。恋愛の間口が広く同性から自然物までカバー。今は川で拾った石が彼女。 | 兎耳おたれ:たれぞうの妹。大好きなお兄ちゃんの時代遅れな趣向に、あえて従う寡黙で健気な女の子。 |
いつも『わたし、猫耳萌子です!』をご覧になっているファンの方は特に、単行本描き下ろしの内容が気になりますよね? 今回の描き下ろしエピソード「特別編」は12ページ。なんと初登場のキャラクターもいます! ここでは発売記念ということで、少しだけですが雰囲気のわかる画像を公開しましょう。
▲「特別編」の最初の見開きをチラッと公開。ししがみ親子がそろって下校しているようです。きつね先生がいつもよりゴージャスに見えるのは気のせいですか? |
▲左の人物の正体は……察しのいい人ならわかりますね。右のキャラは正真正銘、初登場のキャラです。まぁ、ただ者ではないです(笑)。 |
(C)MOSS GREEN
データ