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2012年3月3日(土)

Missストクロの4人が登場! 『ストリートファイター X(クロス) 鉄拳』のスペシャルステージをレポ

文:電撃オンライン

 3月8日にPS3/Xbox 360版が、今秋にPS Vita版が発売されるFTG『ストリートファイター X(クロス) 鉄拳(以下、ストクロ)』。そのステージイベントが、本日3月3日に都内で開催された。

 このステージは、“ストクロ完成記念 スーパーストリートファイターIV アーケードエディション 2012 CAPCOM公式全国大会 春獄節!~格闘ひな祭り~”の中で行われたもの。『ストリートファイターIV』シリーズを手掛けるカプコンの小野義徳プロデューサーと、『鉄拳』シリーズを手掛けるバンダイナムコゲームスの原田勝弘プロデューサーが登壇してトークを繰り広げた。この日、小野さんはステージ直前まで出張が入っており、原田さんが急きょ大会の実行委員長を務めていた。親交が深い2人ならではの離れ業だろう。

『ストリートファイター X(クロス) 鉄拳』 『ストリートファイター X(クロス) 鉄拳』
▲相変わらずの仲のよさでぶっちゃけトークを連発する原田さん(左)と小野さん(右)。▲原田さんは、頭に猫を被り、股間には白鳥というハイセンスなファッションで登場。

 イベントは、「苦労話など、何を話そうか楽屋でいろいろ考えてきた」と話す2人を、司会者が「あとで機会があれば」とバッサリ切るところからスタート。スクリーンに商品情報が映し出され、まずは簡単なゲームの説明が行われた。

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▲スティックの制作を手掛けるマッドキャッツの社長が『鉄拳』信者であると明かし、「原田さんのところばっかりで、僕のところにはあいさつにもきてくれないんですよ」と暴露する小野さん。そんな話をステージ上でしてしまって大丈夫なのだろうか!?

 次いで、未発表のコラボコスチュームが明らかに。小野さんがあまり原田さんに連絡をせず開発が進められている本作だが、当然これも原田さんは初見だったようで、「チェックぐらいさせろや!」とツッコミを入れていた。この他、オープニングムービーの公開や、PS Vita版の紹介、大会の告知もあった。

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 続いて、ステージにMissストクロオーディションを勝ち抜いた4名と、その応援隊長であるモデルのJOYさんが登場。腕前について小野さんに聞かれたJOYさんは「『ストII』からやり込んでいます」と話すが、やっつけ仕事だと思っている人もいるかもしれないと小野さんに指摘され、実際に“ジャンブルバトル”で対戦しようということになった。“ジャンブルバトル”は、2対2の形式で4人が同時に戦うルール。小野さん&原田さんチームと、JOYさん&Miss春麗の粕谷奈美さんチームに分かれて対戦が行われた。

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▲都内に出没するMissストクロを撮影して応募するプレゼントキャンペーンも開催される。まずは3月10日、渋谷駅周辺に登場するとのこと。Twitterを使用した応募方法を検討しているという。

 結果は、小野さん&原田さんがJOYさんたちをボコボコにして圧勝。ゲストに対して容しゃのない戦いっぷりだ。

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 試合があまりにあっさり終わってしまったこともあってか、ここで再戦の流れに。「誰でも助っ人を呼んでいい」と小野さんたちに言われたJOYさんは、マッドキャッツ所属のプロプレイヤー、ときど選手とマゴ選手を呼び出す。原田さんと小野さんが負けた場合は、Missストクロの4人から、お尻にキックをしてもらうという罰ゲームが用意されたが、なぜか2人はうれしそうな様子。

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▲マッドキャッツのTシャツを着て登場したマゴ選手(左)と、ときど選手(右)。あまりにも不利な状況に、原田さんは「オレが勝ったらここ(Tシャツ)にH●RIって書くわ」と非道な罰ゲームを提案する。▲本戦敗退を原田さんにいじられるときど選手とマゴ選手だったが、ときど選手は「このゲームは得意です」と自信たっぷり。

 こうして、いよいよ対戦がスタート。罰ゲームがかった大勝負は、ときど選手の豪鬼とマゴ選手のコール(『InFAMOUS(インファマス)2』の主人公で、PS3/PS Vita版限定のゲストキャラクター)が小野さんたちをフルボッコにするという当然の結果に終わった。

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▲コールが対空ビームのような必殺技で飛び込みを防ぎ、豪鬼が多彩な飛び道具でフォローするというガチガチのプレイで、小野さんたちを寄せ付けなかった2人。やはりプロプレイヤーは強かった……。
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▲負けた2人は予定通りMissストクロたちからキックをお見舞いされていた。原田さんは若干素で痛がっていたが、小野さんは満面の笑みを浮かべていた。

 罰ゲームも無事終了し、最後にプロデューサー2人がユーザーへ次のようにメッセージを贈り、ステージは幕引きとなった。

「10年、15年前では考えられなかったコラボレーションですね。我々も最初はできるかどうかわからなかったんですが、お互い会社の中で偉くなったからできたのかなと(笑)。それなりの苦労もあり、皆さんの応援もあって実現できたタイトルです。僕らの思いもユーザーさんの声も詰まっていますので、ぜひよろしくお願いします(原田さん)」

「皆さんの力のお陰で、メーカーの垣根も、3Dと2Dというジャンルの違いの垣根も越えて、1つの作品を作ることができました。お祭りに参加してもらう準備を整えていますので、ぜひよろしくお願いします(小野さん)」

■“ストクロ完成記念 スーパーストリートファイターIV アーケードエディション 2012 CAPCOM公式全国大会 春獄節!~格闘ひな祭り~”
【開催日】2012年3月3日(※終了)
【開催場所】品川インターシティホール

(C)CAPCOM U.S.A., INC. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
(C) 2012 NAMCO BANDAI Games Inc.

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