News

2012年3月12日(月)

【電撃乙女部】イケメンの“ブショー”とランセでポケモンバトル!? DS『ポケモン+ノブナガの野望』プレイレポート

文:電撃オンライン

前へ 1 2

■ブショーとポケモンがコラボレーション!

 ども、乙女部員ではないのですが、根っからのポケモン好きとして今回仲間に入れてもらったカネキングです。個人的にはジャンプフェスタでノブナガとゼクロムを見た瞬間、そのインパクトにやられて絶対に買おうと心に誓ったのですが、いわゆる外伝的な位置づけのタイトルなので、ポケモンファンの中にはまだ迷っている人もいるかと思います。でも、断言します。迷っているなら買ったほうがいい。キャラクターや世界観がすごくよくできているので、これをやらずしてポケモンは語れないなーと思います(笑)。ランセ地方で戦うポケモンたちの新しい一面を見られることでしょう。そんな本作の魅力をかいつまんでお届けします!

【電撃乙女部】
▲ヨシモトが好む“ポケマリ”など、本作ならではの用語も飛び出します。ファンならば遊んでおくべき!

 まずポケモンファンとして気になるのはバトルではないでしょうか。今作のバトルは、ポケモンを動かして相手のポケモンを倒していく、オーソドックスなシミュレーションゲームになっています。ただし、ポケモンが使えるわざは1種類につき1つ。バトルを重ねることで強化されていき、進化するとわざも変化します。少なく思うかもしれませんが、フィールドには一度に6匹ポケモンを出せるので、そこでカバーし合うことを考えるとなかなか合理的なシステムです。わざのために普段使わないポケモンを使う、ということもつながりますしね。タイプ相性はお馴染みのものがそのまま使われているので、ポケモンをやり込んでいる人なら、驚くほどいつも通りな感じに入っていけるでしょう。

【電撃乙女部】 【電撃乙女部】
▲タイプ相性は『ポケットモンスター』シリーズの通り。頭に入っている人なら、クリアまで順調に進められると思います。▲わざやとくせいは、基本的には『ポケットモンスター』シリーズと同じ。ただし、中には本作ならではの効果になっているものもあります。

 また、“移動”の概念が加わるため、どんな地形でも移動できるひこうタイプや、とくせい“ふゆう”がかなり役に立ちます。中でも、序盤はふゆう持ちのマスキッパが大活躍。進化しないポケモンということで能力も最初から高めですし、範囲攻撃の“つるのムチ”も強力です。僕が見た中で一番強いマスキッパです(笑)。こういった『ポケットモンスター』との違いも、ファンには楽しいところかと思いますね。

 そして、ベストリンクになるブショーとポケモンをあれこれ探すのがおもしろい。僕は結構『ポケットモンスター』シリーズのほうでもジムリーダーとポケモンの組み合わせを楽しんでいたのですが、今作ではそれがシステムとして盛り込まれていますからね。お気に入りのブショーを仲間にしたら、ぜひあれこれポケモンを試してみてください。

【電撃乙女部】
▲小さな女の子が大好きな僕としては、ガラシャがお気に入りです。

■りえぽん×まり蔵×カネキングで通信対戦にも挑戦!

 再び登場のカネキングです。せっかくプレイしたので、本作の見どころの1つでもある“通信対戦”も遊んでみることにしました。「対戦しましょうよ!」と持ち掛けるや、「えっ、育ててないし……」と露骨にイヤな顔をするまり蔵とりえぽん。大丈夫大丈夫。本作の通信対戦は、リンク(レベルのようなもの)の上限を設定できるので、育成の差はある程度緩和されるのですよ。

【電撃乙女部】 【電撃乙女部】 【電撃乙女部】
▲育てたポケモンとブショーで対戦! 対戦する城(マップ)は、ゲームを進めるごとに増えていきます。城によって勝利条件やギミックが異なるので、それに合わせた戦術が必要になってくるのもおもしろいです。

 今回は、相手をすべて倒すルールと旗取りのルールで遊んでみました。お互い6匹までしか出せないので、出すポケモンの編成は非常に大事です。りえぽんと対戦し、5分ほど経ったところで「これは出す前から勝負が決まっていますね(キリッ)」と語り出すまり蔵。画面を見ると……なんということでしょう! くさタイプとむしタイプのポケモンが3匹もいるではありませんか! 僕が白目をむいていると、対戦相手のりえぽんの目の前で、まり蔵のイーブイが落とし穴にズボッ。続いてヒトカゲも落とし穴にズボッ。なんですかこのコントは! もちろん、そのまま旗を取られてまり蔵は撃沈してしまったのでした……。

 あまりにもひどい展開だったので、今度は僕がハンデとして相性の悪いポケモンを3匹手持ちに入れて対戦することに。まり蔵のヒトカゲさえなんとかできれば行けるかな? とタカをくくっていたのですが、水門で部隊を分断され、頼みの綱のヒヤップがマスキッパに一瞬で倒されてしまいます。その後もまり蔵の巧みな水門操作で部隊がまとまらず、あっさり負けてしまいました。タイプ相性を知りつくしていても、こういうギミックをうまく使われるとダメなようです……。

 個人的には、わざの威力やダメージなどが『ポケットモンスター』の感覚と異なるので、HPを削りきれない局面が結構あったのにも苦労しました。あとは『ポケットモンスター』伝統の“きゅうしょ”ですね! これが出るとすべての計画が崩れます(笑)。それにしてもまり蔵は一体どこで知恵を……! 対戦後に問いただしてみると、「スイッチがあったから踏んでみただけ」とのこと。……バカな!(白目)

 というわけで、すごくざっくりとしたレポートでしたが、特に育てていなくても気楽に遊べるよーということはわかってもらえたかなと思います。リンクをそろえても、ポケモンそのものの能力に差がある場合もあるので、進化していないポケモンだけで遊ぶなどのルールを自分たちで決めて遊ぶといいでしょう。

(C)2012 Pokémon.(C)1995-2012 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
(C)2012 コーエーテクモゲームス
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
※画面は開発中のものです。

データ

関連サイト

前へ 1 2