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2012年3月8日(木)

PCスペックにあわせた一騎当千を実現! 『真・三國無双6 with 猛将伝』の鈴木プロデューサーが魅力を語る

文:電撃オンライン

 コーエーテクモゲームスから、3月9日に発売されるPC用ソフト『真・三國無双6 with 猛将伝』。本作を手がけた鈴木亮浩プロデューサーにインタビューを行った。

『真・三國無双6 with 猛将伝』

 『真・三國無双6 with 猛将伝』は、PS3で発売されたタクティカルACT『真・三國無双6』(2011年3月発売)と『真・三國無双6 猛将伝』(2011年9月発売)を1本のソフトでプレイできるタイトル。使用するPCのスペックに合わせたグラフィックで、一騎当千の爽快アクションを楽しむことが可能だ。オリジナル衣装やローソン限定特典などを除く、2011年10月までに配信されたダウンロードコンテンツ(DLC)が多数収録されるという。

 鈴木プロデューサーには、本作の特徴や収録されているモードのポイントなどについて答えてもらった。新たな一騎当千を実現した『真・三國無双6』については、以前に行ったインタビューでも語ってもらっているので、あわせてチェックしてほしい。

――まずは、PCで発売されることに至った経緯を教えてください。

 PCユーザーの皆さんからの要望の高さにより、発売することにいたしました。

――本作の特徴はなんでしょうか?

『真・三國無双6 with 猛将伝』

 本作はPS3版からの移植ですが、『真・三國無双6』と『真・三國無双6 猛将伝』が1つになっていて、両作品の魅力を余すところなくお楽しみいただけます。この両作品の特徴を挙げると、以下のようになります。

 シリーズ最高の臨場感が体感できる“ストーリーモード”、自由に装備を変え、2つの武器を切り替えながら戦う新アクションシステム、さまざまなやり込み要素が詰まった“クロニクルモード”と“レジェンドモード”、4つのルールで熱い対戦が楽しめる“チャレンジモード”です。

――それぞれのポイントについて、説明していただけますか?

 “ストーリーモード”では、シリーズ初となる新勢力・晋の登場、多数の新キャラクターの参戦、そしてイベントとゲームプレイを切れ目なく進行させるシームレスプレイの導入により、シリーズ最高の臨場感が体感できます。

『真・三國無双6 with 猛将伝』

 新アクションシステムによって、従来はキャラクター固定だった武器を、自由に変更することが可能になりました。また、所持する武器はすべて戦場に持ち込むことができ、同時に装備した2つの武器をリアルタイムで切り替えながら戦うことができます。

 武器の切り替え時に発動する“ヴァリアブル攻撃”はさまざまな効果や特徴があり、これまでと違った感覚で楽しんでいただけます。

――“クロニクルモード”と“レジェンドモード”、“チャレンジモード”はいかがでしょうか?

『真・三國無双6 with 猛将伝』

 この両モードの戦場として、ストーリーモードにはないエピソードをベースにしたものや、強力な敵に挑むもの、さらに過去のシリーズ作品のステージをリメイクしたものなどがあり、バリエーション豊かにご用意しています。

 この他にも、仲間を増やす、強い武器を獲得するなどの収集要素、“居城”と呼ばれる街の発展など、多種多様なやり込み要素が充実しているのが特徴です。

『真・三國無双6 with 猛将伝』

 “チャレンジモード”は、シリーズで好評の記録に挑戦するモードです。シリーズファンの皆さんにはお馴染みの、敵を吹き飛ばして場外に落とした数を競う“彗星”や、いかに多数の敵を倒せたかを競う“暴風”など、4つのルールをご用意しました。

――『真・三國無双6 with 猛将伝』では、PCスペックにあわせてグラフィックを調整することが可能ですが、表示数やテクスチャを下げた状態でも、一騎当千の魅力は味わえるのでしょうか?

『真・三國無双6 with 猛将伝』

 はい。グラフィック設定などが低い状態でも、一騎当千の爽快感・魅力が感じられるように調整しています。お好みに合わせてさまざまなパラメータを調整できるのが、Windows版の魅力の1つです。フレームレートを重視する設定、解像度を重視する設定など、自由にカスタマイズして楽しんでいただけると思います。

 “低グラフィックでの動作画面”は、現在公開しているベンチマークの“低グラフィック測定”で見ることができますので、気になる方はぜひ試してください。

――開発する上で苦労したところを教えてください。

 やはり、プレイ環境の違いへの対応ですね。全員が同じハードを使用するPS3版とは違い、Windows版はプレイする皆さんのプレイ環境がバラバラです。ハイパフォーマンスの環境ではより高品質にしなければならないのはもちろんのこと、パフォーマンスが低めの環境でも満足していただけるように多くの補助機能を搭載しました。

『真・三國無双6 with 猛将伝』

 そのため、調整にはかなりの時間を費やしています。また、PS3版で配信したDLCの一部を使用できるようにしたのですが、データシステムが異なるために、予想外に手間がかかりました。しかしその甲斐あって、より長く深く楽しんでいただけるのではないかと思います。

 なお、申し訳ありませんが、ネットワーク関連には対応しておりません。

――ユーザーから人気の高い『真・三國無双6』ですが、魅力はどこにあると思いますか?

 PS3版発売後のユーザーの皆さんの反応をみると、やはり、コンセプトである“シネマティック一騎当千”を体感できるのが、もっとも評判がよかったところです。また、アクション面での大きな変更点である“武器を自由に変更可能”も、改善意見もありながら好評をいただいています。

――ちなみに、鈴木さんが好きな武将は誰ですか?

『真・三國無双6 with 猛将伝』

 好きな武将は、夏侯惇です。理由は、一言で言うと“渋い”ところですね。その生き方や性格もそうですが、『無双』シリーズでのキャラクターデザインやボイスも渋く決まっています。『6』で実施したキャラクター人気投票でも2位になっていますし、ユーザーの皆さんからの人気も高いようでうれしい限りです。

 私がもっとも好きなエピソードは、“流れ矢が刺さった眼を食らった”ではなく、“副葬品が一振りの剣だけだった”という話ですね。

――そのエピソードも渋いですよね。DLCは、追加配信されるのでしょうか?

 現在のところ予定はありません。

――わかりました。では最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。

 PS3で発売された『真・三國無双6』と『真・三國無双6 猛将伝』を1つにまとめて移植しました。また、好評いただいているDLCも多数収録しています。

 Windows版のポイントとしての“グラフィックの詳細設定”にも、しっかり対応しています。お使いのPCのスペックに合わせてパラメータを調整することで、“一騎当千の爽快感”を楽しんでいただけます。公式サイトにてベンチマークプログラムを配信中ですので、ぜひお試しください。

『真・三國無双6 with 猛将伝』
▲明日3月9日に発売される、『真・三國無双6 with 猛将伝』。2本のソフトの魅力が詰まっているので、まだプレイしていない人は遊んでみては?

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.

データ

▼『真・三國無双6 with 猛将伝』
■メーカー:コーエーテクモゲームス
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP(SP3 以降)/Vista/7 日本語版(32bit/64bit))
■ジャンル:ACT
■発売日:2012年3月9日
■価格:7,140円(税込)
 
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Amazon.co.jp

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