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2012年3月9日(金)

2年ぶりに“SPiCa砲”がさく裂! MEIKOも駆け付けた“初音ミクコンサート 最後のミクの日感謝祭”のレポートをお届け

文:電撃オンライン

 3月8日~9日に東京ドームシティホールで開催されている“ミクの日大感謝祭”。その2日目となる本日、初音ミクのライブイベント“初音ミクコンサート 最後のミクの日感謝祭”が開催された。

 この記事では、昼の部の模様を写真とともにレポートする。電撃オンラインでは、昨日開催された“初音ミクライブパーティー2012(ミクパ♪)”の記事もあわせてご覧いただきたい。また、『電撃PlayStation』の記事では、昨日の物販コーナーの様子などを取材している。


 3月9日は“ミクの日”。朝起きたミクさんファンは、まず空模様を気にしたことだろう。“雨女”で知られるミクさん。本日の天気は、“ミクの日感謝祭”が初めて行われた2年前の3月9日と同じく、やはり雨だった。そんな生憎の……ミクさんファンにとってはもはや慣れっこの天候のもと、大勢のファンが会場に駆け付けていた。

“ミクの日大感謝祭” “ミクの日大感謝祭”
▲昨日とは異なり、傘が目立つ入場待機列。ミクさんファンにとっては「今日はミクの日だし」と納得の天気だろう。

 イベント開始30分前となるフロントアクトで、すでに客席は大盛り上がりだ。初音ミクと鏡音リン・レンのキャラクターボイスをそれぞれ担当する藤田咲さんと下田麻美さんが登場するや、客席から歓声があがる。藤田さんたちのトークで、2日間の動員数が1万人にものぼることが明かされた。

 続いてステージには、動画サイトなどで活躍しているダンスユニット・DANCEROIDの4人(いとくとらさん・愛川こずえさん・柚姫さん・まぁむさん)が、『Baby Maniacs』を踊りながら登場。フロントアクトにもかかわらず、たくさんの声援とサイリウムが4人を歓迎する。4人は、『First Kiss!』と『チャイナサイバー@ウォーアイニー』のダンスを披露。彼女たちの全国ツアーの告知を挟み、最後は定番の『ルカルカ★ナイトフィーバー』で客席のテンションを一気に持ち上げた。

 その後の藤田さんたちのトークで、「生ネギの持ち込みは禁止」「ネギ型のサイリウム(ケミカルライト)の持ち込みは禁止」など、本イベントならではの注意事項が投げ掛けられる。また下田さんからは、「今日は赤いサイリウムを振れる曲が1曲あるかも……」というコメントも飛び出し、会場をざわつかせた。

 藤田さんたちのトークコーナーが終わると、ちょうど開演時間に。“最後の”と銘打たれていることもあってか、過去に開催された“ミクの日感謝祭”の映像がスクリーンに映し出される。その後、ステージに下がっていた幕が開き、ミクが姿を見せた。

“ミクの日大感謝祭”
▲1曲目から話題の楽曲を歌い、会場を盛り上げるミク。

 大歓声の中、ミクが最初に歌った曲は『Tell Your World』。大きな話題を呼んだ、Google ChromeのキャンペーンCMソングだ。ステージにはダンサーも登場し、華やかな幕開けとなった。

 2曲目は、3DS『初音ミク and Future Stars Project mirai』のテーマソングである『ゆめゆめ』。ゲストとして、DECO*27(デコ・ニーナ)さんもステージに登場した。そのまま、流れるように『ワールドイズマイン』に。定番曲だけに、「そのさん!」「おーひーめーさーまー!」と会場のコールも息ぴったりだ。それにしても『Tell Your World』を歌った後すぐ『ワールドイズマイン』というセットリストには、何かを感じずにはいられない(笑)。その後は、『えれくとりっくえんじぇぅ』、OSTER projectさんをゲストに迎えての『恋スルVOC@LOID』と続く。

“ミクの日大感謝祭”
▲『ぽっぴっぽー』はいつもの“ジャー★ジ”ではなく、おへそがかわいいこちらのモジュールに着替えていた。

 ここで一旦ステージは暗転。会場からの「ミクさーん!」という声に答えるかのように、みくずきんのモジュール(衣装)でステージに飛び出したミク。『クローバー クラブ』を歌い、続いて『ぽっぴっぽー』を、ゲストのラマーズPとともに元気に歌い上げた。

 『ロミオとシンデレラ』、『ファインダー(DSLR remix - re:edit)』を披露したミクは、また舞台裏へ。ひと息つく観客たちの前に、すかさず『裏表ラバーズ』のイントロが流れざわめき立つが、「ピッ、ピッ、ピッ(!?)、ピッ、ピッ……」と通常3回のカウントダウンがまさかのフェイント。怒とうの「ピッ、ピッ、ピピピピピピピ」というシグナル音の後、ミクが『裏表ラバーズ』を一気に歌い上げ、会場は歓声に包まれた。

 『裏表ラバーズ』の後は、おなじみのメンバー紹介。2年前の公演の時は、『裏表ラバーズ』の途中でメンバー紹介が入ったが、それを意識した演出だろうか。ひと通りメンバーを紹介し終えると、「ボーカルは! せーのっ」というミクの声にあわせて、会場が「初音ミーク!」と歓声を返した。

 高いテンションのまま、会場はスモークがたかれ、『StargazeR』に突入。一旦舞台から消えるミクだったが、マイクから声が少しずつ漏れ聞こえてくる。声にイントロが重なり、月が浮かぶ独特のステージで『moon』が披露された。その後ミクは、『初音ミクの消失』を歌い切り、歌詞の通り砕け散って消えてしまう。

 会場から悲痛な声があがる中、「ついてこれる?」と声が響き渡り、MEIKOが登場。赤いケミカルライトが揺れる中、MEIKOは『Change me』をクールに歌い上げた。続いては鏡音レンが姿を現し、『右肩の蝶』を歌う。巻き舌も絶好調だ。

“ミクの日大感謝祭”
▲昨日はKAITOが、本日はMEIKOがサプライズ出演となった。
“ミクの日大感謝祭” “ミクの日大感謝祭”
▲MEIKO(左)は、一輪のバラをステージに残して退場。そのバラが散ると、レン(右)のステージがスタートするという演出だった。

 出番を終えたレンに代わって登場したのは、巡音ルカ。「みんな、一緒にー!」と声を投げ掛け、ピンクのケミカルライトが左右に揺れる中、『Just Be Friends』を歌った。その後は、ステージにミクも駆け付け、デュエット曲である『magnet』『ワールズエンド・ダンスホール』で息の合ったダンスを見せる。

“ミクの日大感謝祭” “ミクの日大感謝祭”
▲人気の『Just Be Friends』やデュエットソングで会場を盛り上げたルカ。これまでの公演と違い、今回は多彩なモジュールも見られた。

 続いて、鏡音リンが『炉心融解』を歌いながらステージに。一旦暗転すると、会場からは「リンちゃーん!」とコールが起こる。「いっくよー! 盛り上がってこー!」とギターを携えて再び登場したリンは、『孤独の果て』を熱唱。samfreeさんを交え、ミクとデュエット曲『Promise』も歌い上げた。

“ミクの日大感謝祭” “ミクの日大感謝祭”
▲ギターによる演出や、デュエット曲でのかわいいダンスなど、いろいろな表情を見せたリン。客席からも声援が飛んでいた。

 ここで、ステージは再びミクのターンに。North-Tさんがゲストとして加わり、初期のころの名曲『タイムリミット』が歌い上げられた。

“ミクの日大感謝祭”

 少し長い暗転の後、ギターを持って登場したミク。会場に手を振りながら、「今日は、本当にありがとう。もうちょっとだけお付き合いください」とメッセージを贈った後、『パズル』を歌う。続いての『1/6 -out of the gravity-』では、ぼーかりおどP(noa)がゲストに駆け付けた。ミクにつられて手拍子も沸き起こり、楽曲の歌詞ともリンクするかのような、非常に一体感のあるステージになった。

 ここで、再びミクがMC。「ミクの日感謝祭、これで、最後の曲です」と話すと、会場からは惜しむ声があがる。「ここにいる人も、来られなかった人も、すべての想いを、ひとつに」と気持ちたっぷりにコメントしたミク。とくPがステージに登場し、『SPiCa』がしっとりとスタートした。2年前の公演でもトリを務め、“SPiCa砲”と言われるテープ発射演出の文化を築いた『SPiCa』。その後のライブイベントで“メルト砲”や“みくみく砲”などが登場したが、今回は2年振りの本家(?)“SPiCa砲”がさく裂し、会場はヒートアップした。

“ミクの日大感謝祭”
▲テープが舞う会場。期待していたファンも多いのではないだろうか。

 「さんきゅー!」とステージを去ったミク。当然会場では、アンコールを望む“ミクコール”が起こる。途中からは手拍子も加わり、ステージにバンドメンバーが再び出そろった後も、ミクコールは鳴り止まない。長い暗転の後、「さんきゅー!」と再びミクが登場した。アンコール1曲目は、DECO*27さんとともに、感謝の思いがこもった『愛言葉』。2曲目は名曲『メルト』を歌い、「またいつか、あえるといいな。聴いてください。『ハジメテノオト』。」と、スモークがたかれた幻想的なステージで『ハジメテノオト。』を歌うミク。

 歌い終わった後、客席に手を振るミクに、「ミクさんありがとうー!」「ミクさーん!」と温かい歓声と拍手が贈られる。だが、ステージを去ったミクに、「もう1回!」という再アンコールの声が。ダンサーが登場し『Project Diva desu.』を踊ると、ダメ押しとばかりにミクがステージに立つ。本日2度目の『ワールドイズマイン』を歌い、今度こそ「ばいばーい!」とミクはステージを去ったのだった。

“ミクの日大感謝祭”
▲まさかまさかの再アンコール。もう一度ミクさんに会える日はくるのだろうか!?

 こうして、イベントは終了。昨日の“初音ミクライブパーティー2012(ミクパ♪)”、本日の“初音ミクコンサート 最後のミクの日感謝祭”と、それぞれ趣向を凝らした演出で、ファンを大いに楽しませてくれた。


 昼公演終了後、クリプトン・フューチャー・メディアの代表取締役・伊藤博之さんの囲みインタビューが行われたので、その模様もあわせて掲載する。

→インタビューはこちら(2ページ目へ)

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