DOL『MTG』同好会活動報告！ 『イニストラード』ブロックでブースタードラフトをやってみました！

文：電撃オンライン

　1パック目の整理を終えて、さっそく『イニストラード』を開封！　注目のレアは……なんと《ヴェールのリリアナ》でした！

　他にめぼしいカードが《ランタンの霊魂》《片目のカカシ》くらいのものだったので、これは文句なく《ヴェールのリリアナ》をピックです。余談ですが、若林さんはこの《ヴェールのリリアナ》のことを、「たかはし智秋ちゃんに似ていますよね！」と言っていました。皆さんはどう思いますか？

　さて、1パック目とは、カードの回りが逆になる2パック目。下のプレイヤーには強い白、黒のカードをあまり渡していないので、この2色のカードが流れてくるとうれしいところですが……。

　2ピック目の候補は《忌まわしきものの処刑者》《嵐霊》《金切り声のコウモリ》《閉所恐怖症》といった面々。《嵐霊》も非常に強力なカードでしたが、ここから若林さんは《忌まわしきものの処刑者》をピック。どうやら白黒のデッキに決めたようです。

　3ピック目も《忌まわしきものの処刑者》を拾いました。これで、まったく手を付けていない緑の狼男デッキなどに対しては有利に戦えそうです。デッキの色がほぼ確定したこともあって、ここからは《勇壮の時》《村の鐘鳴らし》《夜の犠牲》《修道院のグリフィン》《幽体の乗り手》《荘園の骸骨》《片目のカカシ》と流れるようにピック。

　5ピック目の候補が《村の鐘鳴らし》しかなかった時は、後ろで見ていてどうなることかと思いましたが、後半持ち直すことができたようです。特に、遅い順目で取れた《片目のカカシ》がうれしいですね。

　なお、《炉の小悪魔》に続いて《荘園の骸骨》も若林さんのオススメカードなんだとか。

「序盤は“速攻”で攻撃して、中盤以降は“再生"でブロッカーにできるのがいいですよね」とのこと。カードの開発者が喜びそうな、理想的な使い方ですね。

　その後は、消化試合的にカードをピックして、いよいよ、最後のパックへ。4マナ以降のクリーチャーはだいぶ充実しているので、1～3マナの軽いクリーチャーを手に入れたいところですが……。

　そんな3パック目の1ピック目。レアは《精神叫び》。その他の候補は《声無き霊魂》《穿孔の刃》《堀葬の儀式》といったところ。軽いクリーチャーである《声無き霊魂》を取ります。

2ピック目以降は《とがった三つ叉》《幽体の乗り手》《スレイベンの歩哨》《歩く死骸》《猛火の松明》……と非常に地味なピックが続きますが、何とかマナ・コストの軽いクリーチャーを集めていきます。

　その後《邪悪の排除》と、なぜかたくさん回っていた《堀葬の儀式》を1枚拾ってピックは終了。できあがったデッキがこちらです。

　なお、この時点では入っていませんが、この後《堀葬の儀式》を《とがった三つ叉》に変えました。序盤が《幽体の乗り手》《名門のグール》など色マナシンボルを2つ要求するカードになっているのがやや心配ですが、回避能力を持ったクリーチャーによるビートダウンデッキになっています。

▲「たかはし智秋ちゃんに似ていますよね？」という《ヴェールのリリアナ》とツーショット。果たして、どう活躍してくれるのでしょうか？

▲この日、若林さんは土地事故を起こさないように、マナ・シンボルをかたどったネイルをつけてゲームをしていました。

　さて、若林さんはこのデッキでどう戦ったのでしょうか？　次のページからは、対戦レポートをお送りしていきます。

→さっそく第1回戦がスタート！（4ページ目へ）

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関連サイト

• マジック：ザ・ギャザリング日本語公式ウェブサイト
• MTG特集ページ“マナの泉”