2012年3月16日(金)
ドラフトが終わった後は、参加者各自が持ってきたデッキで対戦会をしました。若林さんは、『イニストラード』ブロックのイチオシカードだという《オリヴィア・ヴォルダーレン》の入った吸血鬼デッキを持ってきてくれました。
▲若林さんの吸血鬼デッキ。赤黒らしい攻撃的なデッキですが《流城の隊長》と《夜の子》のコンボでライフ回復ができるのがポイント。ライフを削りきれない時も《オリヴィア・ヴォルダーレン》の能力を使えるまでの時間を稼いでくれます。 |
ちなみに、若林さんは《オリヴィア・ヴォルダーレン》と《ファルケンラスの貴種》を戦場に出す時に、『アイドルマスター』シリーズでおなじみの曲『きゅんっ!ヴァンパイアガール』を歌いながら出すのがお約束とのこと。若林さんと対戦した時に「しゃ~なりしゃなり……」と聞こえてきたらヤバいということです。
では、最後に若林さんのこの日の感想を含めたショートインタビューを行いましたので、そちらをどうぞ。
――今日はドラフトで2勝1敗と、最初に立てた目標“安定した成績を残す!”を達成できたと思います。
そうですね~、うれしかったです。前回も0勝3敗から3勝0敗と波がホント荒くて(笑)。やっぱり、回ってくるカードだけでデッキを組むって大変だなぁってドラフトをやるたびに思います。
――スタンダードなどとは、カードの強さの基準も変わりますしね。
そうなんですよ。まず、どれだけカードがあるのか覚えなくちゃいけないですからね。これが大変(笑)。
――たぶん、すべての『MTG』プレイヤーがうなずいてくれると思います。
土地とクリーチャーとそれ以外の呪文の枚数配分とか、すごく基本的なことは少しずつわかってきたと思うんですが、でもまだ全然下手で、読者の皆さんからアドバイスをもらいたいくらいです!
――じゃあ、アドバイスくださいって書いておきましょう(笑)。
ぜひ、アドバイスください!(笑) でも、思わぬところで意外なカードの強さに気付いたりできるのがドラフトやシールドの楽しいところですよね。1枚1枚はそこまで強くないカードを組み合わせて、強さを発揮できた時の気持ちよさったら! 前にシールド戦をやった時《貫かれた心臓の呪い》などの“呪い”カードがたくさん出たので全部デッキに入れたら、すごく強かったことがあって、そこから「スタンダードでも呪いデッキっていけないかな?」と考えて組んでみたりとか、デッキ構築のもとになってくれることもありますし。
――そう言えば、今日もスタンダードのデッキを持ってこられていましたね。
はい、『イニストラード』ブロックの“クリーチャーの種族を統一する”というコンセプトをくんでデッキが作ってみました。作ったデッキで友だちと対戦しています。吸血鬼や狼男といったホラー映画みたいなクリーチャーたちも好きですし、一度やられても強くなって復活する"不死"能力もいいですね。
――若林さんの吸血鬼デッキには《死せざる邪悪》フル投入でしたからね。やっぱり一番のお気に入りは吸血鬼たちですか?
はい! 《オリヴィア・ヴォルダーレン》や《ファルケンラスの貴種》は強いだけじゃなくてイラストもかわいいですし、とっても気に入っています。特にオリヴィア、彼女で“パッと舞って、ガッとやって、チュッと吸って”をやるのが楽しいです。次に出るセットでは赤黒のプレインズウォーカーが出ないかなって期待してます。
ここまで電撃オンライン『MTG』同好会の活動報告をして参りましたが、最後はお知らせになります。3月18日に東京・秋葉原で開催されるイベント“ゲームの電撃 感謝祭 2012”のウィザーズ・オブ・ザ・コーストブースでは、『MTG』の試遊ができるブースが出展されます。
『MTG』ブースでは、最新のカードを使ったティーチング用のデッキが配布され、スタッフによる講習会が行われます。もちろん使ったデッキはそのままプレゼントします! 『MTG』に興味を持った方はもちろん、若林さんも出演するステージイベント“『アイマス』+『ぷちます!』すぺしゃるすてーじですよっ! にっ! in 秋葉原”をご覧にいらっしゃる方も、ついでにウィザーズ・オブ・ザ・コーストブースにお越しくださいませ~。
▲配布されるデッキは5つある『MTG』の各色をフィーチャーしたもので、チラっと中身を見ましたが、昔配布されたモノとは中身も変わっていました。 |
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