2012年3月24日(土)
本日3月24日にディファ有明で開催されたゲーム大会“BLAZBLUE REVOLUTION(ブレイブルー レボリューション)”決勝大会において、アークシステムワークスの新作タイトル『XBLAZE(エクスブレイズ)(仮)』が発表された。
“ブレイブルー レボリューション”、略して“ぶるれぼ”は、1月21日より各地で予選が行われていたFTG『ブレイブルー コンティニュアムシフト II』の全国大会。大会は3on3形式で行われ、合計3,500人以上のプレイヤーが頂点目指して戦い合った。
大会途中のスペシャルステージでは、『ブレイブルー』シリーズを手掛ける森利通プロデューサーが登壇。森プロデューサーの口から、『ギルティギア』シリーズ、『ブレイブルー』シリーズ、そして『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』などさまざまな格闘ゲームを開発してきた同社が、新たなコンテンツを立ち上げると宣言された。
ここでそのプロモーション映像が公開された。さまざまなキャラが登場する映像中では、“もう1つの蒼の物語”や“物語はここから始まる”といった『ブレイブルー』シリーズとのつながりを感じるキャッチコピーや、“運命を導く謎の機関”といったストーリーにからみそうな文言を確認できた。気になる新作のタイトルは『XBLAZE(エクスブレイズ)(仮)』。発売は2012年冬予定で、企画原案は森プロデューサーが務める。
『XBLAZE(エクスブレイズ)(仮)』は、同社のアドベンチャープロジェクト第1弾となる。森プロデューサーは、第2弾以降のアドベンチャータイトルの制作にも意欲を示していた。また、『ブレイブルー』の新作ではなくてごめんなさいと謝罪を挟んだ後、「近いうちに“ぶるふぇす”のようなイベントをやろうとしている」とコメント。そこで“おもしろいもの”を出したいと語っていたので、ファンはこちらも楽しみにしておこう。
▲続いて、ステージには人気アーティストの飛蘭さんが登場。『ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド』のOP『蒼穹の光』を歌いあげた。 |
▲マコトの尻尾が好きで、コスプレをしようかと思ったという飛蘭さん。残念ながら、キャラではないために止めたという秘話を明かした後で、カップリング曲の『Dead END』を披露した。 |
▲アラクネが猛威をふるったこの大会。烙印をつけられた後、うまく立ち回れるかといったアラクネ対策はポイントのひとつであった。アラクネ同士が戦う場面では、互いにけん制しながらペースをつかもうと、目にも止まらぬ速さで動くアラクネたちが、会場を沸かせた。 |
大勢の猛者を退けて決勝に進んだのは、東京・アルファステーション代表のサウスタウンチームと、神奈川・アミューズメントパークネバーランド2代表の画竜点睛チーム。先鋒のバング対バングのバトルを制したサウスタウンチームの南選手に対して、準決勝で3人抜きを披露したテツヲ選手のタオカカが挑み、見事に取り返す。
大将のソウジ選手が使うアラクネは、タオカカと相性がよくないため、中堅のヒマ選手はヴァルケンハインで、タオカカを倒したいところ。決勝のカギとなるであろう中堅戦を制したのは、そのヒマ選手。中でも、タオカカの猛攻に耐えきった時は今日一番の歓声が上がった。
勝ち残ったヒマ選手のヴァルケンハインに対するのは、R-1選手のノエル。1ラウンド目をギリギリから逆転勝ちしたR-1選手だったが、その後2本取られてしまい、サウスタウンチームが100万円の優勝賞金と、第1回大会優勝という名誉を勝ち取った。
表彰式でヒマ選手は、自分が負けず嫌いであることを告白。しかし、そんな彼が勝てないと認めたのが、大将のソウジ選手だという。「彼のために2人抜きできてうれしい!」と涙ながらに語った。惜しくも敗れてしまった画竜点睛チームの先鋒・イシダ選手は、「負けてしまいましたが、このゲームはいいゲーム。明日からも盛り上げていきたいです!」とコメントすると、会場からは大きな拍手が上がり、イベントは幕を閉じた。
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