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2012年4月6日(金)

PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』が6月28日に発売! 未知の結末を形成し新たに創造された“怒りの日”が再び流出に至る

文:ごえモン

■PSP版新規要素を紹介

●『Dies irae ~Amantes amentes~』ではアフターシナリオや新たなバトルが!

 『Dies irae ~Amantes amentes~』には、新規シナリオとして“マリィENDアフター”と“玲愛ENDアフター”を収録。それにともない新たなる“バトル”が追加され、合わせてイベントCGが新規に描き下ろされている。また、“未知に到達する新たなエンディング”も用意されているという。

PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』 PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』

●新主題歌は榊原ゆいさんが担当! オープニング映像にはアニメパートも

 PSP版には、新規主題歌&エンディングテーマ、新規BGMが収録される。新規主題歌は、前作の主題歌『Einsatz』『Gregorio』に引き続き榊原ゆいさんがボーカル・作詞を、与猶啓至さんが作曲をそれぞれ担当する。

 主題歌に合わせ、完全新規のオープニング映像も製作される。オープニング映像には、lightとしては『僕と、僕らの夏』以来10年ぶりとなるアニメーションパートが収録されている。

●過去に発売されたすべてのドラマCDがゲーム化され収録!

 発売中のCD『Werwolf』『ein jagen Nachtmusik』『Die Morgendammerung』『Verfaulen segen』『Neuen Welt Symphonie』に収録されている、すべてのドラマがAVG化されゲーム内に収録。シナリオの大幅加筆・追加が行われ、イベントCGも収録される。

【ドラマCD紹介】

† 『Werwolf』ストーリー †

PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』

 1945年ドイツ……50万もの赤軍兵士に包囲され、陥落するベルリン。聖槍十三騎士団首領と副首領は、総統の自決を見届けてからある盟約を交し、姿を消す。

 そして61年後。日本の諏訪原市で連続する首斬り殺人事件。不穏な気配を感じながらも平凡に生きていこうと努める藤井蓮とは対照的に、殺人犯との接敵遭遇を望む遊佐司狼と本城恵梨依は、事件の裏で暗躍する聖槍十三騎士団首領代行、ヴァレリア・トリファと対峙する。

 人としては決して弱くない蓮と司狼も、今はまだ戦争の魔人たちに対抗する術(すべ)を持たない。

† 『ein jagen Nachtmusik』『Die Morgendammerung』ストーリー †

PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』 PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』

 1939年、ドイツ――運命の大戦に雪崩れ込んでいく髑髏(どくろ)の帝国にあって、若年ながら秘密警察の長となり、国家の暗部を掌握したラインハルト・ハイドリヒ。栄光への階段を上りながら満たされぬ思いに囚われていた彼は、謎の占術師カール・クラフトに翻弄(ほんろう)されて狂いだす。

 まだ人であった日の団員たち。彼らの人生が一変した、ある夜の出来事。それまでなんの接点もなかった彼らはこの日、運命の悪戯によって一堂に会す。時は1939年12月24日……黒円卓の黎明祭。

† 『Verfaulen segen』ストーリー †

PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』

 1995年、12月――その日私は、自分の命運を悟った。ゾーネンキントはまだ幼い。ツァラトゥストラは現れない。なるほど、確かに時期尚早。言われなくてもわかっている。

 だけど、いいえだからこそ――今始めないと、あの子たち……もう、間に合わなくなっちゃうじゃない。

 『Dies irae』本編開始の11年前に起こった物語。鷲と蛇の眷属(けんぞく)による戦争は、2人の男女を不可逆の悲劇へと巻き込んでいく。ともに守りたいと願い、ともに生きたいと夢見、ともに忍んでいた淡い思慕……。そしてそれらが叶わずとも、絶対に侵させないと誓った小さな温もりまでもが砕かれる。

 この日、黒円卓の2位と5位はともに斃(たお)れ、彼らを慕う幼い少女は獅子の剣を取ることに……。屍を積み上げる戦乙女。その高潔な祈りをもって、グラズヘイムを肥え太らせる忠実なる死神よ。ゆえに魔名を送ろう、ヴァルキュリア。

 黄金と水銀の悪魔が嗤(わら)い、喝采する。時は大戦から50年――来たる怒りの日へと先駆ける、前哨戦にすらならない小さな出来事。だがこの日を境に、何かが確実に狂いだしたと……知る者は1人もいない。

† 『Neuen Welt Symphonie』ストーリー †

PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』 PSP『Dies irae ~Amantes amentes~』

「俺たちは現実に生きている。どれだけあこがれて求めても、幻想にはなれないんだよ」

 狂の“座”が消え、女神の抱擁に包まれた世界。

 黄金の獣は友との誓いを胸に。焦熱と閃光の戦姫は高潔な軍人として。淫婦(いんぷ)は母であることを望み。地星は魔女として果てた己を知ることなく。薔薇と少年(しょうじょ)は血の嵐に酔いながら。邪聖は薄桃色の微風を求める。

 そして麻薬の名を持つ執行官は……

 Dies irae Acta est fabula――終幕した歌劇の後に始まる新たな現実と物語。

 各々が各々の今を生き、流れ過ぎ去りまっとうする。それこそが人間。それこそが生に真摯であること。2人の斬首官が交わした言葉の通りに世界は回り、完結する。だがそこに嘆きはない。なぜなら、彼らが囚われていた永劫(ごう)の牢獄は消えたのだから。世界は無限に繰り返される既知ではなくなったのだから。

 それこそが女神の采配。それこそが刹那(せつな)を愛した彼への祝福。彼女の愛に包まれた新世界で、第2の現実が幕を開ける。

 「日本へ行きたまえ」

 黄金が告げた言葉の真意はなんだったのか。

 「テレジアが、きっと待っているだろう」

→登場キャラクターを一挙公開! 新規立ち絵&グラフィックも(3ページ目)

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データ

▼『Dies irae ~Amantes amentes~(ディエス・イレ ~アマンテース アーメンテース~)』
■メーカー:light
■対応機種:PC
■ジャンル:AVG
■発売日:未定
■希望小売価格:未定

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