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2012年4月11日(水)

縦持ちにしてイオンちゃんをトントン! 『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』完成披露会に土屋ディレクターと声優陣が登場

文:電撃オンライン

 ガストから4月26日に発売されるPS Vita用ソフト『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~(以下、シェルノサージュ)』。本作の完成披露会が、神奈川県にあるコーエーテクモゲームス日吉本社で本日4月11日に開催された。

『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』 『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』 『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』

 オンライン専用タイトル『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』は、“7つの次元を越えた先に、本当に存在する世界”をコンセプトとした“サージュ・コンチェルト”シリーズの1作目。“7次元コミュニケーション”とジャンル付けされた本作では、7次元先の世界で生活している少女・イオンとのコミュニケーションを主体とした、今までにない体験が楽しめる。

 完成披露会には、コーエーテクモゲームスの代表取締役社長・襟川陽一氏、ガストの代表取締役社長・青柳和男氏、SCEのプレジデント・河野弘氏が登壇。この他、『シェルノサージュ』の土屋暁ディレクター、声優の加隈亜衣さん、水瀬いのりさん、井ノ上奈々さんが登場し、ゲーム内容やキャラクターについて語った。

『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』 『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』 『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』
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 まずは『シェルノサージュ』のオープニングムービーが上映され、続いて襟川社長がコーエーテクモゲームスとガストのゲームを楽しんでいるファンに向けてあいさつを行った。『アルトネリコ』シリーズでおなじみの土屋ディレクターが独特の切り口で生み出した『シェルノサージュ』については、「7次元を越えたコミュニケーションを、お楽しみいただければと思います」と語った。

『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』
▲握手をする襟川社長(左)と青柳社長(右)。

 次いで青柳社長が、『シェルノサージュ』の企画立ち上げに関する裏話を披露した。本作について最初に聞いたのは2010年とのことで、普段は冷静な土屋ディレクターが、社員を集めて「コミュニケーションとゲームが融合した企画」と熱く語っていたのが印象的だったという。ただその一方で、難しいプロジェクトになると青柳社長は感じていたようだ。

 しばらくして、展開を想定していたゲームハードのスペックを調べたところ、問題が発覚して開発が困難なことが判明。土屋ディレクターが落ち込んでいるのを見た青柳社長は、「難しそうなプロジェクトだったので、(開発できなくなり)どこかで安心していました」と当時の心境を明かし、会場を笑わせた。

 そんな折、PS Vitaが発表される。スペックを見た開発スタッフは「これならいける!」と大喜び。「PS Vitaは『シェルノサージュ』のために生まれたハードだ!」とはしゃぐ様子を見て「いやいや逆だろう」と心の中で突っ込みつつ、青柳社長はプロジェクトを見守ったという。開発は実を結び、このたびついに『シェルノサージュ』が完成。「新しい遊びを楽しんでほしいです!」と発売を待つユーザーにメッセージを送った。

 続いてSCEの河野氏が登壇。ゲーム雑誌の対談を読み、“SNSとコンシューマゲームのいいところをとったゲーム”や“美しい世界を描写するグラフィックエンジン”、“コミュニケーションに必要なタッチ操作”、“ネットワークに接続するサービス”など、『シェルノサージュ』がPS Vitaにぴったりのゲームであることを知り、本日のイベントを楽しみにしていたと述べた。

『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』
▲河野氏

 アプリやソフトがつぎつぎにリリースされ、PS Vitaは日々進化しているとした上で、河野氏は「『シェルノサージュ』のような個性的なソフトがリリースされると、ハードに興味を持ってもらうキッカケになると思う」とコメント。SCEとしてもバックアップしていくことを宣言した。TV-CMだけでなく、ネットワーク周りでサポートしていく予定があるようだ。続けて、「個性的なタイトルがどんどん出るために、我々もいろいろな取り組みをしていきたい」と抱負を語った。

次のページで土屋ディレクターがソフトを説明!

(C)GUST CO.,LTD. 2012
※画像は開発中のもの。

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