今週のソフト販売ランキング（集計期間：2012年4月16日～22日）は、人気シミュレーションRPG『ファイアーエムブレム』シリーズの最新作、3DS『ファイアーエムブレム 覚醒』がトップに立ちました。1990年にファミコンで発売されたシリーズ1作目『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』から22年、Wii『ファイアーエムブレム 暁の女神』から5年ぶりの完全新作となります。限定版も含んだ販売実績は推定24.7万本で、店頭消化率は80％前後と好調なスタートを切りました。

　過去10年間に発売されたシリーズ作品の販売実績を見ると、もっとも売れたGBA『ファイアーエムブレム 烈火の剣』（2003年4月発売）が27.2万本。DS『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』と『ファイアーエムブレム 新・紋章の謎』の販売数はそれぞれ26.3万本、27.0万本となっており、本シリーズにとって30万本が1つの壁となっていました。ただ3DS版の初週実績を見る限り、30万本突破は確実な状況で、最終的にどこまで数字を伸ばせるか注目したいところです。

　この他の新作では、人気イラストレーター・西村キヌさんがキャラクターデザインやストーリーを担当した3DS用A・RPG『コード・オブ・プリンセス』が2位にランクインしたのをはじめ、3DS『ちょ～りっち！ たまごっちのプチプチおみせっち』や、『名探偵コナン 過去からの前奏曲』DS版といったキャラクタータイトルが上位に初登場しています。（アスキー総合研究所）

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
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