TVアニメ『俺の妹』第2期製作が発表されたステージイベント“ゆーいちのまんま2”をレポート

文：電撃オンライン

　4月1日に千葉県千葉市にある幕張メッセで開催されたイベント“アニメ コンテンツ エキスポ 2012”。その中で行われた、ステージイベント“ゆーいちのまんま2～竹達と花澤がデビューするわけがない～”の模様をお届けしていく。

　このステージは、中村悠一さんがゲストを招き、楽しくトークしていこうというもの。今回のゲストは、4月11日に発売されたCD『Sinfonia！ Sinfonia!!!（シンフォニア・シンフォニア）』で歌手デビューを果たした竹達彩奈さんと、4月25日に発売されるCD『星空☆ディスティネーション』でソロデビューした花澤香菜さんの2人。

▲竹達彩奈さん		▲花澤香菜さん		▲中村悠一さん

　席に座った竹達さんと花澤さんは、それぞれの歌う曲を紹介。中村さんにコンセプトを聞かれた竹達さんは「指揮棒を振りたいというコンセプトなんです！」と元気にコメント。PVには、エキストラとして登場している人たちが、竹達さんが指揮棒を振るたびにコック服やチャイナドレスに身を包んだ竹達さんに変身していく演出が盛りこまれており、中村さんは「カワイイPVですね～」とコメントしていた。

また、『星空☆ディスティネーション』のミュージッククリップが流されると、井口裕香さんが出てきた場面で、中村さんが「これ、最終的に“RO-KYU-BU！”になったりしないよね!?」とツッコんで会場を笑わせていた。この曲のコンセプトは“大学の天文サークルに所属している好きな先輩のために食事を作っている”というもの。花澤さんによると、井口さんは食いしんぼキャラとして出ているとのこと。

　2人の歌を聞いた中村さんは、これまでに花澤さんと竹達さんが歌ってきたキャラクターソングと比較して「花澤さんはあまり印象が変わらないけれど、竹達さんはだいぶ違うね」とコメント。それを聞いた竹達さんは「今回は地声で歌わせていただいたので、だいぶ印象が違うと思います」と答えていた。またレコーディングが終わった時にあまり疲れていなかったことから、自ら願い出て納得するまで歌わせてもらったのだとか。

　続いて花澤さんの歌について話していくことに。中村さんによると、いわゆるキャラクターソングの収録は、パートごとに歌ったものを組み合わせて作っていくことが多いようだが、『星空☆ディスティネーション』は曲の最初から最後まで一気に収録する方式で制作したという。どうしてこの方法で収録したのか尋ねられた花澤さんは「パートごとの収録で制作すると、うまく気持ちをのせられなかったんです」と説明。失敗したら最初から歌い直したことや、自分に一番合う歌い方などを研究してレコーディングに臨んだことなどを教えてくれた。

　トークが一段落したところで、中村さんの「とあるビッグネームから、お2人にコメントが届いています！」という声に続いてステージ奥のモニターに登場したのは――千葉市長の熊谷俊人氏。まさかのゲストに驚く2人にお祝いの言葉をかけつつ、観客たちに「幕張メッセは“千葉県千葉市”です！　イベントの後はモノレールに乗ったりして千葉市を楽しんでください」とコメントした。

　最後は竹達さんと花澤さんが会場のファンに挨拶してステージを後にした。2人のCD発売を記念して、いろいろな店舗でイベントが開催されるという。詳しくは『Sinfonia！ Sinfonia!!!』紹介ページや『星空☆ディスティネーション』イベント紹介ページなどを参照のこと。

　そして、ステージに1人残された中村さんは、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の作中作『星くず☆うぃっちメルル』に登場するメルルのフィギュアに、今日の司会のできを訪ねるなどシュールな会話をひとしきり繰り広げた。

　その後、中村さんもステージから降りると、暗転したステージにClariSが歌うTVアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主題歌『irony』が流された！　一気の盛り上がる観客に向けて、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のTVアニメ第2期製作が発表され、大きく拍手が鳴り響く中でステージは終了した。

(C)伏見つかさ／アスキー・メディアワークス／OIP2

関連サイト

• TVアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』公式サイト