2012年5月16日(水)
現在TVアニメが好評放送中の『緋色の欠片』。そのエンディング主題歌『この手で抱きとめるから』が、本日5月16日に発売されました。
『この手で抱きとめるから』で、『緋色の欠片』の世界をしっとりと歌い上げるアーティスト・喜多修平さんに、曲に込めた思いなどいろいろなお話を伺いました。
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――『この手で抱きとめるから』はどのような楽曲なのでしょうか。
歌詞の対象となってくださっている方、つまりは聞いてくださる方に向けて当然ながら歌うわけですが、そんな皆さんを優しく包み込んでくれるような、暖かいミディアムバラードに仕上がっていると思います。
――作詞を手掛けられたのが、原作のゲームシリーズやTVアニメ『緋色の欠片』のオープニング主題歌を担当されている藤田麻衣子さんですが、藤田さんの歌詞をご覧になった時の印象はいかがでしたか。
藤田さんに伺ったところ、この歌は理想の男性像をイメージされているとのことで。例えば2番の“癒される数と心配する数が増えていく 大切だと思うたび切なくなると知ったよ”なんてあたりは、「すごくリアルだな」という印象を受けました。相手が好きな人だからこそ、という恋愛のリアルな心情にすごく僕自身も共感できました。
――喜多さんの考える理想の男性とは?
やっぱり優しくありたいですね。何か大変なことがあっても彼女を支えてあげられる芯の強さだったり、いろいろなことを受け止めてあげられる包容力だったり。そんないろいろな意味で優しさを持った人になりたいですね。
――今回、TVアニメ『緋色の欠片』とのタイアップが決まった際のお気持ちはいかがでしたか。
長く続いている人気ゲームが待望のアニメ化ということで、僕でいいのかなという気持ちはありました。藤田さんもシリーズの主題歌をずっと担当されてきた方だったので。そこに男の僕が入ることに若干の戸惑いはありましたが、受け止めていただけていればうれしいです。
――『緋色の欠片』という作品の中で気になるキャラクターはいますか。
真弘ですね。僕自身背があまり高くないので、わりといろいろな作品で背の低いキャラクターに共感を持つことが多いですね(笑)。
――タイアップの楽曲だからこそ、気をつけている点などはあるのでしょうか。
やはり作品世界を壊さないように、という部分でしょうか。そこはアニソンシンガーならではと言いますか、使命と言いますか。より作品世界に寄り添うようにという気持ちで、いつも歌わせていただいています。
――今後、アーティストとしてチャレンジしていきたいことはありますか。
いろいろなバリエーションの曲を歌っていきたい、という思いはありますね。そういう意味でも、今回の曲でミディアムバラードを歌わせていただけたというのはうれしかったです。これまではアップテンポな曲を多く歌わせたいただいていたので、以前から僕の曲を聞いてくださっている方からすると、今回の曲は今までにないタイプだと感じていただけるのではないかと思います。実はこの曲、コーラスも入っていないんです。だからより聞かせる、歌い上げているといった印象の強い曲なのではないかと思います。今回の楽曲に限らず、今後はこれまで以上にさまざまな曲を歌って、より自分の幅を広げていければいいかな、と思っています。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
応援ありがとうございます。喜多修平です。『緋色の欠片』が待望のアニメ化ということで、そのエンディングテーマを担当させていただくことになりました。聞いてくださる皆さんの心を少しでも癒したり、優しく包み込めたらいいなという思いで歌っています。ぜひ、毎日の生活で疲れた心を癒したいと思った時などに、聞いていただけるとうれしいです。ぜひ一度、聞いてみてください。よろしくお願いたします。
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優しい歌声で、歌詞に込められた細やかな心情を表現した喜多さんの最新シングル。ぜひ皆さんもじっくりと聞いてみてくださいね。
▲ジャケットイラスト |
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(C)IF・DF/「緋色の欠片」製作委員会
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