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2012年6月1日(金)

狩って食って生き残る! 動物サバイバルゲーム『TOKYO JUNGLE』のプレイレポートを掲載

文:カネキング

■まずは“動物解放チャレンジ”を目標に

 “動物解放チャレンジ”は、達成することでサバイバルモードで使える動物の購入権を解放できるチャレンジです。序盤~中盤にかけてお題が出てきますので、ゲームに慣れてくれば達成するのは比較的簡単。このチャレンジは各動物に1~2個用意されているので、新しい動物を解放したら、次の動物を使ってどんどん解放していくのがオススメです。なお、チャレンジには達成期限があるので、放置しすぎることのないようご注意を。

 ネコで解放できる動物はビーグル。今回はこの解放を目指してみましょう。条件は、“渋谷森林公園にいるビーグルのボスを倒せ”というもの。ビーグルを倒すことそのものは難しくないのですが、このチャレンジが解放されるまでが、ある程度の生存年数を必要とします。渋谷森林公園で獲物を狩りつつ、頑張って生存年数を稼ぎましょう。

 渋谷森林公園は、建造物を植物が浸食しており、ビルの上を飛び移るように移動するエリア。このように、マップは2Dのように見えて結構立体的です。ちなみに、各マップはロードなどもなく切り替わるシームレス。テンポは非常にいいです。

『TOKYO JUNGLE』 『TOKYO JUNGLE』
▲ランダムでイベントが発生するので、運が悪いとチャレンジの進行に大きな問題が発生してしまいます。今回も特定のエリアで動物が凶暴化するというイベントのせいで、森林公園の到着がかなり遅くなりました……。

 ビーグルのボスを探していると、右下にポイズンゲージというドクロマークのゲージが出てきました! これはマズい! 本作では、特定のエリアが定期的にスモッグに包まれます。スモッグに包まれているエリア内では、時間とともにこのポイズンゲージが上昇。100%になってしまうと、ものすごい勢いでライフが減り、一気に死んでしまいます。

『TOKYO JUNGLE』
▲スモッグは本当にキツい。2エリア連続でスモッグが発生したりするだけで、かなり追い込まれてしまいます……。

 ポイズンゲージは、エサを食べることで回復できるのですが、そのエサが汚染されている場合などもあり、一度“ハマ”ってしまうとなかなかポイズンゲージを回復できず、そのまま昇天というパターンも多いです。このポイズンゲージをどう処理するかが、今作の決定的なポイントかなと思います。食い殺されるより、毒に焦らされることのほうが多いはず。

 そして厄介なことに、ビーグルのボスはこのエリアにいます。うーん……参った。早く見つけないと……。ポイズンゲージの上昇に悩まされましたが、なんとかゲージの上昇を抑えてビーグルを発見! 瞬殺して見事購入権を解放しました。これでゲーム内ポイントを消費してビーグルをアンロックできます!

『TOKYO JUNGLE』
▲とことこ歩いていたビーグルを瞬殺! このゲーム、アクションそのものは難しくないのですが、状況判断が難しいです……。

 目標は無事に達成できましたが、せっかく生存年数も40年の大台に乗ったので、もうちょっと進めてみますね。このゲームはランキングに対応していることもあってか、生存年数が上がれば上がるほど、ジャングルの環境がどんどん苛酷(かこく)になっていきます。

 たとえば、あんなに平和だった道玄坂にはクロコダイルやクマが! もちろん、噛まれたら即死です。そして見渡すと、あらゆるところで猛獣同士の戦いがぼっ発しているではないですか! ネコごときが介入する余地はあるのか?

『TOKYO JUNGLE』 『TOKYO JUNGLE』
▲クロコダイルが2匹も! マップを見ていないと、突然出くわして食われてしまいます。なんとかビルの上に登ってかわしました。
『TOKYO JUNGLE』 『TOKYO JUNGLE』
▲この影は……。▲やはりクマ! クロコダイルと戦っててください。ホント。
『TOKYO JUNGLE』 『TOKYO JUNGLE』
▲前門の虎、後門の虎。どこを見ても虎。そしてスモッグ。

 お腹が減ったのですが、周囲に格下の動物はいないようです……。なので仕方なくシマウマに手を出してみました。シマウマは草食動物ですが、ケンカを売ると襲い掛かってきます。まぁ草食なので身体がデカくともなんとかなるでしょう。倒せば一気にゲージを回復できますしね! とう!

『TOKYO JUNGLE』
▲ごめんなさいごめんなさい。ホント許して。いや、ちょっと魔が差しただけなんですよ。悪気はなかったんですよ。

 残念ながら、ネコごときが太刀打ちできる相手ではなかったようです! 無理無理無理! そして逃げた矢先にスモッグと猛暑で食べ物が腐りやすくなるという二重苦。群れの仲間も一瞬にして蹴り殺されてしまいました。見誤った! 過信した! ジャングル!

 シマウマを振り切ったものの、ライオンの子どもに出くわし、草むらに逃げ込もうとしたところで、残念ながらゴールデンレトリバーに捕まってしまいました。さようなら、俺の40年……。散る時は一瞬です。ジャングルの恐ろしさをわかってもらえましたでしょうか。

『TOKYO JUNGLE』 『TOKYO JUNGLE』
▲ゴールデンレトリバーとライオンの子どもに追いかけられるという絶望感。どうすりゃいいんだ……。

→動物たちの生きざまを描いたストーリーモードを紹介!(3ページ目へ)

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