自宅でVTを操作できる日はもうすぐ！ 『重鉄騎』体験イベントが秋葉原で開催

文：電撃オンライン

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『重鉄騎』は、CERO Z（18歳以上のみ対象）のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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　日本マイクロソフトは、東京・秋葉原のソフマップ アミューズメント館にて、6月21日に発売するXbox 360 Kinect専用ソフト『重鉄騎』（カプコン）の体験イベントを開催した。

　『重鉄騎』は、2002年にXboxで発売された『鉄騎』の流れを継いだ新作ソフト。カプコンのKinect参入タイトル第1弾となり、フロム・ソフトウェアが開発を担当している。コントローラとKinectセンサーを使い、今までにない臨場感を実現しているという。

　今回の体験会は、日本マイクロソフトが6月30日まで実施しているXbox 360夏のキャンペーンの一環として行われたもので、本日別の記事にて体験会の追加実施が発表された。

▲体験会は、チュートリアルステージもしくはNY上陸ステージをプレイできるようになっていた。

■3年もの開発期間をへて発売される『重鉄騎』

　体験イベント中に、本作のプロデューサーを務めた片岡謙治さんとディレクターの安藤行男さんの2人が登場し、本作にまつわるエピソードを語った他、片岡さんによる初公開となるステージのプレイデモが行われた。

▲左からディレクターの安藤さんとプロデューサーの片岡さん。

　片岡さんは、本作について「このゲームの開発には3年くらいかかっているので、いよいよ発売できるようになって、僕らもうれしいです」と語った。

　安藤さんは「Kinectと聞くとファミリーゲームを思い浮かべる人が多いと思いますが、本作はあくまでコアゲーマーにターゲットを絞ったゲームです。コアゲーマーの人がKinectでどう遊びたいか、ということを考えて作ったゲームですので、ぜひ体験していただければと思います」と述べた。

■VTには非常に手狭な“廃墟のNY”で戦うステージが初公開

　これまでメディアを含めて公開されていたステージは、チュートリアルステージとNYへ上陸するステージのみだったが、今回のプレイデモでは、上陸後に廃墟となったNYを探索するステージ、敵の侵攻を食い止めるために橋を爆破するステージの2つが公開された。

▲VUZIX社のヘッドマウントディスプレイ『Wrap1200 Video Eyewear』を装着してデモを行う安藤さん。		▲今回新たに公開された廃墟のNYステージ。

　廃墟ステージは、夜間のNYをVTで進むステージで、ビルのいたるところから敵兵が攻撃してくるなどVTにとっては明らかに不利と思えるステージ。敵兵がVTによじ登ってきて上部ハッチを開け、グレネードを放り込んでくるなど、ただ銃撃を気にしているだけでは生き残れないステージとなっていた。ちなみに放り込まれたグレネードは、自分で拾い上げて下部のハッチから外に捨てることで危機を切り抜けることができる。

▲ビルの合間の細い道を進むVTに、敵からの攻撃が降り注ぐ。

　廃墟を進んでいくうちに、敵からの猛攻撃を受けている味方を発見し、救出に向かう主人公たち。しかし、自分も激しい攻撃を正面から受けてしまい、前面の窓が壊れてしまう。その状態では流れ弾が自分に直撃して即死してしまう危険があるのだが、流れ弾が飛んでくる前にVT内に充満した煙によって、死亡してしまった。

▲攻撃を受けすぎてヘリスコープにヒビが入ってしまった。		▲流れ弾よりも先に煙に巻かれて死亡してしまった。

▲前のステージとはうってかわって、青空の下での作業をするステージ。主人公たちはサボって作業をする仲間たちを見ている。

▲突然の敵の攻撃によって作業員が全滅。主人公はほふくをしながら橋の爆破スイッチを押しにいく。写真は実際にほふく動作をする安藤さん。

▲無事に橋を爆破できたものの、仲間に犠牲が出てしまった。進め方によってはこの犠牲を防ぐことも？

　プレイデモを終えて、最後に片岡さんは「本作は、コアゲームで有名なフロム・ソフトウェアさんとカプコンが力を合わせて、これにマイクロソフトさんの技術をプラスして作り上げたゲームです。ぜひ楽しんでください」と述べた。

　安藤さんは本作について「一本道ではなく、いろいろなバリエーションが用意されているゲームです。仲間が死んでしまったり、逃げ出したり、特殊な状況でのみ起こるイベントも用意しています。1つのステージが終わっても、2度3度と遊べますし、他の人のプレイを見ると“自分とは進み方が違う”なんていうこともわかると思います。ぜひ何度も遊んでみてください」と語った。

　この『重鉄騎』の体験イベントは、6月7日～6月24日にかけて東京や大阪などで行われる。会場によっては21：00まで開催しているので、興味のある人は学校や会社帰りにでも行ってみては？

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データ

関連サイト

• 『重鉄騎』公式サイト