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2012年6月6日(水)

“恐怖の演出”はさすがのひと言! 最新作『バイオハザード6』でレオンの華麗な足技を繰り出してみた!!

文:電撃オンライン

 米国ロサンゼルスで開催中のイベント“E3 2012”。その場内でプレイできたPS3/Xbox 360用ソフト『バイオハザード6』のプレイレポをお届けする。

 『バイオハザード』は、ゾンビから逃れるために武器やアイテムを駆使して脱出を試みる、サバイバルホラーシリーズ。本作ではこれまでのシリーズに登場したレオンとクリスに加えて、新たな主人公ジェイクの物語が描かれる。

 会場内で遊べた体験版は、レオン、クリス、ジェイクの視点で本作の一部が楽しめるというもの。この記事では、レオン編の内容についてレポートする。

『バイオハザード6』

 レオン編は、古さを感じさせる雑然とした館の一室からスタート。最初は“走る”ことができずに暗い廊下をひたひたとうろつくのだが、“早く走りたい!”という心理をあざ笑うかのように、レオンの足取りはひたすらゆっくり。

 怪しい人影を見てから走れるようになったものの、カミナリ&いきなり懐中電灯が消えるなど、人を驚かせるツボを押さえた演出はバッチリ。怪しい人影――眼鏡をかけた気弱そうな青年と合流後、今度は血まみれの女が登場! どうやらその女性はゾンビの襲撃を受けてしまったのか、かなり衰弱している様子。

『バイオハザード6』 『バイオハザード6』
▲これはもう100%ゾンビになって襲いかかってくるな、と感じたてけおんは、容赦なく銃口を彼女の頭に向けながら移動。……するとここで、レオンたちの乗っていたエレベータが急停止! 照明も落ちてしまう。ようやく明るくなるとそこには……。
『バイオハザード6』
▲やっぱり来た~!! 至近距離ではあるのだが、近すぎて逆に銃の狙いが定まらない。苦戦しつつもどうにか倒すと、今度はさらに大量のゾンビがレオンたちを襲ってくる!
『バイオハザード6』 『バイオハザード6』
▲その後もしばらく戦っていると、格闘攻撃が実装されていることを発見する。レオンの場合にはサイドキックから回し蹴りという攻撃で、技自体のスピードもなかなか。運よくカウンターが決まったりすると、カッコイイ演出が入る。

 結局終盤は、華麗な足技のとりこになって蹴りを連発しているうちにクリア。多数のゾンビに囲まれるようなシーンでは、積極的に蹴りを出していくことで、ムダな弾丸を使わずにすむというメリットもある。弾切れがないということは、初心者にも優しい仕様と言えるだろう。ただし、ゾンビに接近する必要があるので、ダメージを食らう可能性があることもお忘れなく。

 その他、プレイしていて「初心者に優しくなったな」と感じた点が2つ。まずは“目的地のポイントマーカーが出ている”ということ。これは、操作しているキャラクターからの直線距離で表わされており、多少入り組んだマップでもある程度進む方向がわかるようになっている。

 もう1つは、そのものズバリ、進むべき道を表示してくれる機能。こちらは上のマーカーとは違い、プレイヤーが対応するボタンを押すことでチェックできる。ボタンを押す必要があるので、使いたくない人は使わずにいることもできる。

 今回の体験版では、英語がわからないこともあって物語についての部分がまだよくわからなかったが、アクション部分(特にゲームの進行に関するもの)は非常に親切になっていると感じられた。

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データ

▼『バイオハザード6 PREMIUM EDITION』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2012年10月4日
■希望小売価格:105,000円(税込)
※イーカプコン専売

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