News

2012年6月7日(木)

ド派手なステージ演出が心地いい! 『DEAD OR ALIVE 5』のプレイレポート&インタビューを掲載

文:電撃オンライン

 9月27日の発売日が決定したコーエーテクモゲームスの3D対戦格闘『DEAD OR ALIVE 5(以下、DOA5)』。ここでは、同社ブースにプレイアブル展示されていた本作のプレイレポートなどをお伝えする。

 7年ぶりのナンバリングタイトルとなる『DOA5』。Xbox 360で発売された『DOA4』は、据え置きゲーム機が次世代になってから初めて登場した3D対戦格闘ゲームであり、次世代機の黎明期でありながら、その後数年間はトップクラスのオンライン機能を搭載していたゲームである。

 そんな『DOA』が最新作でどう変わったのか? 本作のプロデューサーを務める早矢仕洋介さんにお話を伺いつつ、プレイしてきた。

■今作のステージコンセプトはビルごとぶっ壊れる格闘ゲーム

 これまでのシリーズでは、基本的に崖から落ちる、階段を転がるなどのアクションを挟んで、ステージが切り替わっていた。しかし、今作では壁などに対戦相手や自分が激突した際に、建物などが派手に崩れて、ステージそのものの形が変わってしまうことがある。これについて早矢仕さんは、「従来のステージは、場面が移動していくタイプでしたが、今作のステージは、ビルごとぶっ壊れていくようになっています」と述べた。

▲Team NINJA プロデューサーの早矢仕洋介さん。

 ステージを破壊したり、各ステージに備え付けられたギミックを作動させるには、“パワーブロー”と呼ばれる強力な特殊攻撃を当てるのが一番てっとり早い。しかし、パワーブローは発動までに時間がかかるうえに、普通の中段攻撃属性であるため、見てからでも楽々とホールドされて反撃されてしまう。パワーブローを確実に当てるには、よろけさせてからの発動など、確実に当たる状況を作っておくのが必須だと思われる。

 そのステージギミックについては、ビルが崩壊したり、打ち上げられたキャラが飛んできた車に激突したり、人間大砲として打ち出されたりと非常にド派手。会場でもこういったパワーブローからの演出が決まると、周囲からの歓声がおこっていた。

 気になる操作感については、前作を遊んでいた人には違和感なく遊べるといったところ。ただし、今作より追加されたパワーブローは、レバー左下+Pボタン+Kボタンの長押しで出る技なので、同様のコマンドで出せる技を持つキャラは、変更されていると思われる。

 もう1つ気になるのが、オンライン対戦機能についてだ。前作『DOA4』では自分のアバターを作成して、ボイスチャット&テキストチャットの使用や、部屋内の試合が観戦できるビジュアルロビーが用意されていた。『DOA5』ではこのビジュアルロビーの機能は搭載されないようだが、かわりにさまざまな遊び方ができる機能を用意するという。詳細についてはまだ公開されなかった。

■登場キャラクターは全部で20体以上!

▲『DOA4』から引き続き登場となる11体のキャラクターに、アキラを加えた12体が選べるようになっていた。

 E3に展示されていたバージョンは “0.50”と表示されていた。このバージョンでプレイできたキャラクターは、かすみやあやねなどの主人公格のキャラクターに『バーチャファイター』シリーズからの参戦となるアキラとサラを加えた12キャラ。最終的には20キャラを超えるキャラクターが使えるようになるという。

 今回のバージョンでも『DOA5』での新キャラは公開されていない。キャラクターの公開順位について早矢仕さんは、「『DOA5』は前作の発売から約6年ぶりとなるタイトルなので、前作までのユーザーさんに安心してもらうように既存のキャラから公開しています」と語っていた。ちなみに前作で使用できた天狗などのボスキャラクターについては、今回は残念ながら使用できないとのことだ。

▲詳細は不明だが、牛の着ぐるみを着た人がマイクロソフトブースに展示されていた『DOA5』で遊んでた。地味なコンボを確実に入れていて、おそらく経験者なのだろう。

(C)コーエーテクモゲームス Team NINJA All rights reserved.

データ

関連サイト