2012年6月15日(金)
セガは、12月に発売予定のPS3用ACT『龍が如く5 夢、叶えし者』の新情報を公開した。
本作は、ドラマ性の高さで人気を博している『龍が如く』シリーズのナンバリングタイトルの最新作。桐生一馬、冴島大河、秋山駿、澤村遥に加えて、初キャラ・品田辰雄という“4人の男と1人の少女”の5人が主人公だ。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡という全国5大都市を舞台に、夢をテーマにした人間ドラマが展開する。
今回明らかになったのは、澤村遥と秋山駿のストーリー。あわせて、これまでのシリーズにも登場した都市・蒼天堀(そうてんぼり)についても明らかになった。
▲澤村遥は、かつて“100億の少女”と呼ばれた奇跡の少女だ。 | ▲金に裏切られ、金に救われ、金で他人の人生を変えようとする街金融・秋山駿。 |
東城会を巡る“消えた100億事件”によって、桐生一馬と出会ってから6年。澤村遥は沖縄で、桐生一馬や施設の子どもたちとともに、慎ましくも幸せな生活を送っていた。
しかし、そんな彼女にもささやかな“憧れ”があった。“TVの向こう側で輝いてみたい”――年ごろの少女なら誰しもが思う憧れ。しかしそれが現実のものになろうとしていた。
大阪蒼天堀に居を構える芸能事務所・ダイナチェア。関西の芸能界に広い人脈を持つ敏腕女社長・朴美麗は、遥の存在に目をつけていた。
「私なら彼女を、ギラギラに光る宝石の中でも、特別な存在にすることができる。」
朴は遥に接触する。そして彼女を“心の檻”から出すべく、夢を語るのだった。
それから1年……遥はダイナチェア芸能事務所のスタジオで、歌やダンスの猛特訓に明け暮れる日々を過ごしていた。沖縄を飛び出し、単身大阪へと渡った遥。孤独な高校生活に戸惑いながらも、大切な人たちの愛情を胸に刻み、夢に向かって前進していた。
しかしそんなある日、事件は起こる。自分を支えてくれた事務所の関係者たちに襲いかかる魔の手。16歳の少女は、恩人の“夢”を引き継ぐため、芸能界という深い“闇”に、闘いを挑んでいく。
そしてもう1人。遥と同じ“夢”を引き継ごうとしている人間がいた。
神室町の街金融、スカイファイナンスの社長・秋山駿。新規事業のため、大阪を訪れていた彼のもとに入った悲報。秋山は事件の背後にある大きな権力の存在を感じる。
かつて心通わせた人間の死の謎を追い始める秋山。だがその先には、澤村遥の姿があった。
交わる2つの点。遥と秋山、運命の再会をはたした2人は、欲望渦巻く芸能界の暗部へと迫っていく。
▲夢であるデビューに向け、レッスンに明け暮れる澤村遥。そんな彼女を支える事務所の関係者に、いったい何が!? |
▲秋山駿は、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』、『龍が如く OF THE END』に続いて主人公をつとめる。普段は明るい彼の顔も、どこか曇っているように見える。 |
▲シリーズユーザーには、おなじみの蒼天堀。さまざまな店が軒を連ねた、にぎやかな繁華街だ。 |
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