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2012年6月25日(月)

【電撃乙女部】立花慎之介さんや寺島拓篤さんら『神さまと恋ゴコロ』の声優コメントをお届け! TAKUYONEWS 第3回

文:電撃オンライン

 第2回の記事を書く途中、「次回からは怒涛の勢いで更新します!」というフレーズを入れるか入れないか悩んだあげく、入れなくてよかったな、というタイミングになってしまいました。TAKUYONEWS 第3回は前回に引き続き、TAKUYOから5月31日に発売されたPSP用SLG『神さまと恋ゴコロ』の情報をお届けしていきます!!

【電撃乙女部】

 ついに待望の発売日を迎えた本作から、メインキャラクター6人を演じる豪華声優陣のコメントをお届け。『電撃Girl’sStyle』には掲載しきれなかった完全版をどうぞ!

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†立花慎之介さん(如月征都 役)

【電撃乙女部】

―――演じられたキャラクターの印象を教えてください。

立花さん:ひと言だと、“無関心”ですね。クール……とはまた違っていて、ただ単に興味がない感じです。興味がないからこそ、話しても意味がないと思っているというか。これは主人公に対してだけでなく、全体的にそんな感じです。兼我や久遠とは仲がいいですが、3人でいる時でもバカ騒ぎをするというわけでもなく、大人しいです。ただ他の人たちに比べれば、やっぱりその2人には心を開いているんだと思います。

―――そんな彼の魅力はどのようなところなのでしょうか。

立花さん:基本周囲はどうでもいいんだと思いますが、意外に自分が興味を持ったことにはすごく情熱的だったり熱い部分があったりもしますね。そういった普段とのギャップも彼の魅力なのではないかと思います。主人公に対しても最初は無関心ですが次第に変わっていきます。彼は人とあまり接してきていないので、伝え方が不器用なんですよね。そこがおもしろいところでもあります。

―――物語の中で印象に残ったシーンを教えてください。

立花さん:伝書鳩での手紙のやり取りは、すごく征都っぽいですね。彼の不器用なところだったり、興味を持ち始めたことにより次第に熱を増していく過程だったりが見えると思います。彼の手紙は、その書き方も内容も、そしてそこから来るもどかしさも、僕はすごく好きですね。

―――神父やシスターといったそれぞれの立場は恋愛の妨げになるのでしょうか。

立花さん:乙女ゲームにとって、好きな人と結ばれることが最終的な目標になると思うんですが、そうでない場合が、いわゆるバッドエンドになりますよね。でもこの作品では、シスターになるのか、恋をとるのかというどちらの道を選んでもそれはバッドエンドではないと思うんです。そういうところが、少し他の乙女ゲームとは違うように感じましたし、その試みはすごくおもしろいと思いました。現実にもありますよね、仕事を選ぶか、恋を選ぶかといったような選択をしなければならない時が。ある意味リアルに近いと思いますし、不思議なおもしろさを感じました。

―――主人公以外でかかわりの深いキャラクターは誰でしょうか。

立花さん:兼我と久遠ですね。雰囲気としては3バカトリオではないですが、仲がいい3人組でいつも一緒に遊んでいるといった雰囲気です。16歳という設定ですけど、ノリとしてはもう少し子どもっぽい印象を受けました。あと征都は、もともとあまり人と接したことがないということもあって、彼自身のルートに入らないとすごくしゃべり方がカタコトなんですよ(笑)。本当に彼はコミュニケ―ション下手ですね。

―――彼の物語における見どころやオススメのシーンを教えてください。

立花さん:彼のルートでは、主人公を好きになってだんだん変わっていく様子や、そうなった時の彼のストレートさを、ぜひ見て聴いていただきたいなと思います。あとは、このゲーム、占いがついています(笑)。しかもガチです。すごく力が入っていて、ちなみに征都は“自己分析の部屋”になります。乙女っぽい要素はなく、征都はすごく真面目に、そして事務的に占いをやります(笑)。選択肢がいくつかあって、その集計によって答えが出て解説をしてくれるんですが、普段あまりしゃべらないだけに、むしろそこが一番長ゼリフをしゃべっていたと思います(笑)。他では見られない饒舌な征都がそこにいますので、楽しみにしていてください。

―――最後に読者様、ファンの方々へメッセージをお願いします。

立花さん:ある意味すごく現実に近しい部分もあり、考えさせられる部分もあり、今までにあまりないような乙女ゲームになっていると思います。さらにクリア後には、占い好きな方にはたまらないような仕掛けも待っています(笑)。ぜひすみずみまで楽しんでいただけるとうれしいなと思いますね。

【電撃乙女部】

†水島大宙さん(高梨久遠 役)

【電撃乙女部】

―――演じられたキャラクターの印象を教えてください。

水島さん:最初は神父服を着ていたこともあって、子どもだけどしっかりしているところもあるのかなと思ったら、もう根本的に子どもでした(笑)。実際の年齢よりも子どもっぽいと思います。

―――主人公とはどのような関係なのでしょうか。

水島さん:主人公に対しては、最初はイタズラしたり、ちょっかいをかけたりということばかりなんですが、そんな彼に向き合ってくれる主人公に興味を持ち始めて少しずつ恋になっていくような感じですね。最初はとにかく自分やその周囲のことしか考えていなかったのが、主人公と近づくにつれて少しずつ変わっていきます。素直になっていくという感じでしょうか。

―――主人公以外の人々に対してはいかがでしょうか。

水島さん:彼は確かにイタズラ好きですが、決して誰にもかれにもということはないですね。逆に彼の周囲の限定された人以外に対しては結構そっけない印象を受けるかもしれません。意外なのは、昴とは結構仲がいいんですよ。また彼は、すごく年上の人たちに認められて対等に付き合っているという一面もあるので、そういう意味では、特別な子なんだという印象も受けましたね。

―――主人公以外でかかわりの深いキャラクターは誰でしょうか。

水島さん:兼我・征都とは常に一緒ですね。誠司・昴コンビは、誠司とは常に喧々がくがく、昴とは仲よく。ただ、久遠が主人公に興味を持ち始めると、本当に主人公に対して一直線になってしまうので、他のキャラクターはまったく見なくなってしまいます。

―――久遠との恋は、どのようなものになるのでしょうか。

水島さん:彼の境遇を理解して癒してくれる、主人公の優しさやシスターとしての資質的な部分に惹かれていきます。そして一度自分の思いを自覚してしまうと、あとはもう一直線に彼女しか見えない、という状況になります。そのあたりは、ある意味年相応なのかもしれませんね。

―――神父やシスターといったそれぞれの立場は恋愛の妨げになるのでしょうか。

水島さん:妨げどころか、久遠は神父になる気があんまりないんですよね(笑)。掃除もご奉仕もやりたがらないし、シスターの言うことも聞かないし。本当にサボることと遊ぶことしか頭にないですね。彼がそういった仕事をやる時は、主人公にいい顔がしたいとか、もう完全に計算づくです(笑)。でも、別に出来が悪いということではなく、彼の将来への意識というのが、別の方向を向いているというだけなんですけどね。

―――彼の物語における見どころやオススメのシーンを教えてください。

水島さん:久遠が抱えているものの重さというか、神父見習いをしているいきさつが垣間見えてくるあたりでしょうか。また、じつは久遠はすごい努力家なんですよ。上に認められたくてすごく頑張っている子なので、成績も学年トップです。ちなみに主人公は、残念な成績なんですけれど、自分より年上の彼女に勉強を教えられるくらい、久遠は優秀です。そんな、最初の印象とのギャップが見えてくるあたりが見どころかなと思いますね。

―――最後に読者様、ファンの方々へメッセージをお願いします。

水島さん:今回は6人も自分で選べる男性がいるということで、いろいろバラエティに富んでいますよね。その中で久遠は唯一の年下キャラということで、他のキャラより多少個性が抜きんでているのかな、なんて思っております。久遠はもちろんですが、その他のキャラクターも合わせて、6つの物語をハッピーエンドにできるよう、ぜひ時間をかけて楽しんでいただけたらうれしいです。発売まで、楽しみに待っていてください。

【電撃乙女部】

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データ

▼『電撃Girl’sStyle』2012年7月号
■発行:アスキー・メディアワークス
■価格:790円(税込)
■発売日:2012年6月10日
 
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