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2012年6月18日(月)

一花がアパートの管理人? PSP版『DUNAMIS15』初回限定版に収録されるドラマCD“セレス荘は刻一刻”アフレコ後のキャストインタビューをお届け

文:電撃オンライン

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■コメディ調のドラマCDはひどい!?

『DUNAMIS15』

――本編のシリアスさとは打って変わって、コメディのドラマCDを演じられていかがだったでしょうか?

東地:僕の場合は本編でも似たようなコメディ部分があったので、そんなに驚くほど変わってはいないんですが、他の人はちょっと面白いです。でもそれでキャラクターがブレているかというと……まぁ、大丈夫かな?(笑)。シナリオもよくできていていろいろな楽しみ方ができる、自信を持っておすすめできる作品になっていると思います。

島本:私はもしかしたら、役が一貫していないかもしれません(笑)。いろんな面を出しすぎちゃって、「一花っぽくない」って怒られないかちょっと不安です。ゲームはみんなの声を聞きたいと思って、ゲームオーバーのルートも含めて全部プレイしました。それがあったので、今日ドラマCDの収録が始まったときに「あっ、キャラクターがみんないるー」って(笑)、ミーハーな気分で、すごくうれしかったです。楽しめました。

丹下:ゲームでもドラマCDでも、眞波はほとんどぶれていないので、大体一緒です。音響監督さんから「眞波はとにかく振り切って下さい」って軽く言われて、はい、もう振り切りましたー! 頑張りました~!

鈴木:「これは!」と思うようなネタがたくさん詰まっています。僕ももともとそれらのネタが好きだったので、今回の台本を見て感動しました。今回は七生として、もうみんなに乗っかっていく感じで、本当に肩の力を抜いて、皆さんとの掛け合いの楽しさを実感させていただきました。

藤原:ドラマCDはすごくコメディタッチなので、本編とのギャップを楽しんでいただけたらいいのではないかと思います。東地さんも仰っていたように、本編の魅力として切なさがあるのですが、だからこそ笑えるものを同梱しておくのはすごく効果的ではないかと勝手に思っています。ぜひ最初から最後まで聞いて下さい。

仙台:ドラマCDの夏來はちょっとおかしいです(笑)。どうやったら夏來らしさを保ちつつおかしくできるんだろうっていうのを悩みすぎて、昨日夢のなかで1回アフレコをやってしまいました(笑)。私ひとり、「今日スタジオでやるの2回目だな」って思いながら収録してましたね。アドリブもみんなでたくさん入れて、誰かがセリフを喋っている裏で何か言ってたりもするので、耳をこらして聞いてほしいです。色々細かく詰め込んでいるので、よかったら隅々まで楽しんで下さい。

藤田:ドラマCDは本編と同じセリフを同じ熱量で言うことによって、すごくおもしろくなっています。ぜひ一回本編をやって、それを加味しながら聞いていただけるとよりおもしろいと思います。私のおすすめは島本さんの鼻歌です。すっごくカワイくってキュンキュンしました。

庄子:梓さんは本編では悪役として終わってしまうので、今回のみんなで幸せになるエンディングは嬉しかったです。ゲーム自体がループするお話だったので、このドラマCDもパラレルワールドというよりはループする時間軸のどこかにトゥルーエンドとしてあってもいいんじゃないか、みたいな気がします。ゲームのファンの方も、ドラマCDをゲームと一緒の世界として楽しんでいただければと思います。

佐久間:今回ドラマCDで若い皆の生き生きとしたやりとりを聞いていて、すごく楽しかったのと同時に、「そのみんなに愛されるにはどうすればいいのかな」っていうのを考えながらやりました。何人か“壊れ当番”みたいな方が頑張っているので、「がんばれー」ってエネルギーを送りつつ見守っておりました。ファンの方に楽しんでもらえる内容になっているのではと、個人的には思っているので、ぜひ楽しみにしていて下さい。

津田:ドラマCDくっだらないですよー(笑)。非常に楽しかったです。環境や状況が変わると、同じセリフでもこんなに笑えるのかってくらい印象が違っていて……なんかホッとしました。やっぱり皆さんと一緒にお芝居できるのが楽しくて、そういうノリがドラマCDにバリバリ宿っていると思うので、ぜひ楽しみに聞いていただけるとうれしいです。

――ドラマCDでは島本さんの役が管理人ということで、過去に島本さんが出演された“ある作品”を連想します。その辺りはいかがでしたか。

島本:企画の段階でお話を伺った時に、一花が未亡人という設定にされたらちょっと……」と言ったらそこは高校生で大丈夫でした(笑)。それならおもしろいかもしれないと思いました。これだけ登場人物の名前に数字が揃っていて、アパートのその数字の部屋に個性豊かなキャラクターたちが一緒に住んでいるところって楽しそうだし。だから全然、「もう楽しいじゃん」と思ってできました。

――PSP版の発売を楽しみにしているユーザーの皆様にメッセージをお願いします。

『DUNAMIS15』

津田:『DUNAMIS15』がPSPでも発売されるということで、皆さんにご支持いただけたからこその発展だと思います。さらに『DUNAMIS15』が盛り上がっていくといいなぁと思っておりますので、ますますの応援をよろしくお願いします。

佐久間:出演者皆この作品やキャラクターにすごく思い入れを持って取り組んでおります。その想いが作品を通して皆さんに伝わることを願っていますので、その部分を感じながら、より多くの方に『DUNAMIS15』をプレイしていただきたいと思います。今後とも末永く一同揃って……言うのはタダ! 言うのはタダなんで、アニメ化とか(笑)、というのを心の底に思っておりますので、応援のほどよろしくお願いします。

庄子:今までハードの問題で遊びたかったけど遊べなかった人も、もしかしたらPSPだったら遊べるかもしれないし、これからPS3やXbox 360で遊んでいただいてもきっと楽しいと思います。作品が広がって、たくさんの媒体で愛されるということが本当にうれしいので、皆さんぜひ応援よろしくお願いしまーす!

藤田:『DUNAMIS15』はすごく深みのある作品なので、途中でループして「また? またなの?」って思うかも知れませんが、それを乗り越えていく内に登場人物の感情や心の機微が分かってくると思います。その先に悲しみも喜びに変わるようなエピソードがきっと待っているので、何度も世界をグルグルして下さい。ぜひ、アニメ化まで持って行って下さい。よろしくお願いします(笑)。

仙台:スタッフのみなさんには追加エピソードをすごく丁寧に録っていただきました。鈴木くんの収録後に、夏來ちゃんの収録をしたのですけど「ちょっと聞いてよ! これだけ鈴木くんが頑張ったからさ」ってスタッフさんに言われ、それを聞きながら頑張らせていただきました。キャラクターたちが頑張って生きている中で、自分の人生のヒントになるようなことがいっぱい出てくるので、そういうのを感じながら、一度プレイした人にももう一回遊んでもらえるといいなと思います。

藤原:僕の演じた白大輔というキャラクターは、ループする世界で何度も不幸な目にあっているけど、最終的にはちゃんと元気な姿でエンディングを迎えます。今回の追加エピソードではさらにその後、白君が成長した姿でバカップルを見守っておりますので、彼にも注目していただければと思います。

鈴木:今回はより『DUNAMIS15』の世界を深く掘り下げてプレイできる、素敵な追加エピソードも入っています。後日談では夏來ちゃんと委員長、途中で出てくる茅早ちゃんと一緒に大活躍する七生を、彼の成長を感じながら感慨深く演じさせていただきました。仙台さんがおっしゃったように、僕の方はまだ追加エピソードの夏來ちゃんの声を聞けていないので、PSPで夏來ちゃんに会えるのを楽しみにしております。皆さんもPSP版になって、さらにいろんな角度から楽しめる『DUNAMIS15』を何度もプレイして下さい。

丹下:『DUNAMIS15』は章ごとに主人公が変わるのですが、主人公になって内面が見えて初めて「あ、この人こんなこと考えてたんだ!」ということが分かる、すごく立体的な作品になっています。今回みたいに追加エピソードやドラマCDで広がっていくにつれて、ヤンデレ女子率が高くなっていて、もし次に新しい展開があれば今度こそ眞波ヤンデレかなと(笑)。ドキドキしています。

島本:やっぱりテレビなり、DVDなり、アニメでも見てみたいなぁって思いますね。今回、追加エピソードで描かれているのは11年前っていう設定ですけど、考えれば前にもキャラクターは存在しているので、気に入ったキャラクターを中心にして何度でもストーリーを作れるかもしれないなぁとか、おいしいことを考えてます(笑)。ゲームは、時々休みながら、やりすぎずに頑張ってください。

東地:PSP版は追加エピソードもありますし、一回ゲームをやっていただいた方も今回またやっていただくことによって新たに楽しめると思います。こんな風に複数の人間が主人公をやる、やれるゲームはなかなかなくて、それが人気の秘訣だったのではないでしょうか。須美さんがおっしゃられた現実のクローンの話ではありませんが、『DUNAMIS15』はプレイすることによって、自分のなかにいろいろな思いをかきたてられるゲームだと思います。今回PSP版になることで、より多くの方に触れていただけたら幸いです。また、もし他の方が語ったような夢に近づくことがあれば僕も楽しみたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

■茅原実里さんからのコメント掲載

『DUNAMIS15』

――PSP版では、本編とは別に新規エピソードが追加されています。後日譚での茅早に関して、演じるにあたって本編との違いや、印象に残ったシーンなどあるようでしたら教えてください。

茅原:本編から数カ月後のストーリーということで、無愛想だった茅早も、大分他のキャラクターたちと打ち解けあうようになりました。それでも、やっぱり茅早なので、相変わらず淡々とはしているんですけれども……(笑)。その中で心を開いた演技を心がけました。

――ドラマCD“セレス荘は刻一刻”は、コメディ仕立てになっていますが、演じられていかがでしたか?

茅原:いつどこにいても、“世津茅早”は“世津茅早”という印象でした。物語がコメディ仕立てになったからといって、茅早のテンションが変わるわけでもなかったので、つねに私は淡々と傍観者のようでした(笑)。ゲーム世界のシリアスさとのギャップが見所です~!

――ユーザーの方へメッセージをお願いします。

茅原:またこうして茅早を演じることができてうれしかったです! ドラマCDではゲームの世界とはまた一味違った、『DUNAMIS15』の世界を楽しんでもらえたらうれしいです。応援よろしくお願いします!!

(C)2011-2012 5pb.

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