2012年6月29日(金)
野村:体験版の取材とあわせて、少しだけ開発中の最新版サンプルロムを触らせてもらったけど、率直にどう思った?
そみん:以前にプレイした体験版よりも移動速度が上がっていたり、キャラクターとの会話がしやすくなっていたりと、インターフェース部分がかなり改善されている印象を受けました。
Rusty:一部の要素については修正対応動画が公開されているけど、ユーザーからの意見をフィードバックしているから、体験版よりも確実に遊びやすくなっていると感じた。
▲ユーザーの声を聞いて、より遊びやすいようにパワーアップ! 移動速度やメッセージ速度など、体験版Vol.2で気になった部分は、すでにほとんど調整されていた。 |
野村:体験版を遊んだ時はちょっと演出がさみしい感じがしたんだけど、ちゃんと声が入ると印象が変わるね。まだ声優名は発表されていないけど、ベアリングやホーリーなんかも声があったから、ボイスの量はかなり多い気がする。
アニエスも小清水亜美さんの声がつくと、より魅力が増す感じ。基本はツンだけど、方向音痴でおっちょこちょいの雰囲気がある。将来デレそうなのがいいね。
▲ヒロインであるアニエスを演じるのは小清水亜美さん。体験版Vol.1のARムービーでは元気で明るい口調だったが、製品版では闇の氾濫で仲間を失った直後ということもあり、かなりシリアスな口調となっている。 |
Rusty:難易度は日々調整中ということだけど、今回遊んだ感触としては体験版よりも少し簡単な印象。自分がプレイした範囲ではザコ敵がBPを利用しなかったから、特にそう感じた。
野村:テンポの問題もあるし、ザコ敵はそれぐらいでちょうどいいんじゃない? 体験版みたいにザコ敵がBPをガンガン使ってくるのは、ちょっと重すぎると思う。ボス戦は歯ごたえがある形にしてほしいけど、今回のプレイでは最初のボスとしか戦えなかったから、まだ判断できない。ただ、今のままだとちょっと簡単かな。まあ、レベルが1上がるだけでもキャラクターがかなり強くなるから、そのおかげで簡単に勝てたのかもしれないけど。
そみん:個人的な予想として、“ブレイブ&デフォルト”のシステムは少しゲームを進めないと登場しないと勝手に思っていたんですが、最初から出し惜しみなく登場して驚きました。
Rusty:たしかに、未公開のシステムがどんどん出てきて、出し惜しみがない部分はビックリした。普通のゲームだったら、中盤以降まで温存するような大掛かりなシステムを、序盤の30分以内にガンガン出してくるから。開幕からこんなに全力投球感があるRPGは久しぶりかも。
そみん:6月19日に行われた本作の作曲を担当するRevo (レヴォ)さんの発表会では、本作の音楽をボーカライズしたCD『ルクセンダルク小紀行』(8月22日発売)の『BRAVELY DEFAULT盤』に、ゲーム内で使えるRevoさんをイメージした専用装備のシリアルコードが封入されることが発表されました。
▲Sound Horizon(サウンドホライズン)のRevoさんによる新プロジェクトLinked Horizon(リンクトホライズン)が手掛けるCD『ルクセンダルク小紀行』(8月22日発売)。Revoさんをイメージしたという、特殊な装備を通常より先行してもらえるシリアルコードが封入される。 |
Rusty:予想はしていたけど、ダウンロードコンテンツにもいろいろと対応するみたいだから、今後の展開が楽しみだ。
野村:まだまだ言えないけど、鬼のようにシステムがあってやべえよ。これ、スクウェア・エニックスさんに言わされてるんじゃありませんよ。本音だからね。
Rusty:(笑)。
野村:そのぐらいリアルに言っておかないと。
そみん:これまでのRPGではあまり見ないユニークなシステムや3DSのすれちがい通信を生かしたシステム、物語設定と密接にからんだシステムなんかもあるので、そういったシステムが発表されたら、きっとユーザーは驚くと思いますよ。
▲体験版Vol.2でポロリとこぼされていた“すれちがい通信や、インターネット通信”という言葉。これらを利用したシステムも、そろそろ発表されそうな予感! |
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MAIN CHARACTER DESIGN:Akihiko Yoshida.
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