2012年7月11日(水)
ケイブが開発中のPC用ブラウザSLG『ガン・ブラッド・デイズ』のノベライズ版が、電撃ゲーム文庫(アスキー・メディアワークス刊)から好評発売中だ。価格は630円(税込)。
▲ゲームのシナリオを手掛けた芝村裕吏氏がノベル版を執筆。同氏の描く世界観が好きな人や、ブラウザSLG『ガン・ブラッド・デイズ』のファンはぜひ読んでほしい。 |
『ガン・ブラッド・デイズ』は、2025年の日本を舞台に、3つの組織による“日本内戦”を描いた軍事SF系ブラウザゲーム。名作SLG『ガンパレード・マーチ』シリーズのプロデューサーとして有名な芝村裕吏氏がシナリオを担当。さらに、緒方剛志氏や広江礼威氏、kyo氏といった数十人の豪華イラストレーター陣がキャラクターイラストを提供している期待作だ。
▲プレイヤーは、個性的な兵士たちを育成して部隊を編成し、47都道府県に派遣・戦闘を行い、所属陣営による日本全土の掌握を目指していく。 |
シナリオ担当の芝村裕吏氏が自ら執筆したことでも注目されている小説版を、電撃オンラインでおなじみの新人声優・尾高もえみちゃんが朗読に挑戦。尾高もえみちゃんが朗読した小説の1シーンを前編と後編の2回にわけてお届けする。今回の前編では、小説P40~46を朗読しており、主人公のジャーナリスト、イーヴァ・クロダが身を寄せる米国のセイバー軍が、反政府組織“日本解放戦線”に襲撃されるところから物語が始まる。
尾高もえみちゃんは、電撃オンラインでゲームの勉強をしながらゲーム出演を目指している新人声優さん。彼女の応援もよろしくお願いします!
2020年に起こった世界恐慌で日本は財政破綻に陥った。それから5年。新エネルギー開発に成功した新興財閥、通称・オルトロスは政治・経済・軍事までも支配下に置いた。
そうした体制への反発から生まれた組織・日本解放戦は各地でゲリラ戦を展開。さらに友である日本を救うべく、アメリカ軍中心の合同部隊、秘匿名・セイバーが上陸を開始した。
この3つの暴力装置は、緑豊かな美しい島国を瞬く間に戦場へと変えていく。
その最中、日系アメリカ人のイーヴァ・クロダは、取材のためセイバー軍とともに母親の故郷である日本の地を踏んだ。しかし自らのルーツがあるはずのその地には、過酷な現実だけが横たわっていた……。
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