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2012年7月12日(木)

ラクーンシティの出来事を別視点で体験するパラレル作品! 『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』で特殊工作部隊として任務を遂行

文:kbj

 どうも、5月から仕事がひたすら終わらず、体を壊しているヒマもウィルスにかかっているヒマもないkbjです。

 とはいえ、仕事ばかりやっているとおもしろくもなく、さらにストレスもたまるというもの。「ゲームで思いっきりすっきりしてぇなあ~!」というkbjの心の叫びが聞こえたのか、カプコンの対戦企画でおなじみのドクターZから小包が届きました。

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 「『バイオハザード』好きのkbjさん、このゲームをプレイして、ストレスを解消してください。ついでにプレイレポートもお願いします」というメモと一緒に入っていたのは、発売中の『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』でした。よーし、バリバリ遊んで、プレイレポートもやっちゃうぞ! ……仕事が増えている気がするけど、まあ、いいか!

■舞台となるのはシリーズで有名なあのラクーンシティ

 本作の舞台となるのは、『バイオハザード2』や『3』で描かれたラクーンシティです。ゲーム中には警察署や、レオンやクレアが登場するなど、これまでのシリーズをやっている人にはうれしい設定。ただし、メインで描かれるのは製薬会社・アンブレラの特殊工作部隊で、物語はパラレルワールドになります。個人的には、「もしこういうエピソードがあったら……」というものにワクワクするので、遊ぶ前からテンションはうなぎのぼりです。

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』 『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 そのラクーンシティで、特殊工作部隊“U.S.S.ウルフパック”の一員となって4人でパーティを組み、ゾンビやクリーチャー、特殊部隊“SPEC OPS”を倒しながら進んでいくことになります。

 ゲームとしては、『バイオハザード4』などの独自の操作タイプタイプではなく、TPS(サードパーソンシューター)になっています。キャラごとに固有のアビリティがある以外は、至ってTPSです。というわけで、ここでキャンペーンモードで選ぶことになる6キャラを紹介します。

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』 『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 ちなみに、武器や各キャラクターのアビリティは、キャンペーンモードやバーサスモードで得た経験値(XP)を使用することで開放できます。アビリティにはキャンペーンで有効なもの、バーサスで有効なものがあるのですが、ここではキャンペーン中心に書いていきます。

●ルポ(突撃兵)

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 オートアビリティで弾丸によるダメージを減らし、リロード時間を短くできる。1つだけ設定できるセレクトアビリティには、敵を燃やすものや命中率を上げるもの、攻撃を無効化するものが存在。攻撃と防御のアビリティバランスがよく、さらにタフなキャラ。

 接近戦の“ブルータルキル(即死攻撃)”で倒した敵は弾薬を落としやすいというのも、ありがたい。初心者からベテランまで幅広くオススメのキャラ。

●スペクター(通信兵)

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 索敵能力に長けたスナイパー。敵やアイテムの位置が把握できるため、不意に襲われたり、アイテムを取り逃したりというのは減る。アイテム集めは得意なので、パーティに1人いるとすごく便利。

 しかし、攻撃や防御に役立つアビリティがないため、SPEC OPSとの乱戦や、クリーチャーがわき出てくるようなイベントバトルは苦手。ブルータルキルでは閃光手榴弾で、敵を足止めできる。

●ベクター(偵察兵)

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 スピーディに動き回る偵察兵。姿を消して接近したり、足音を消して移動したりできる。バーサスで役に立つことが多いアビリティだが、キャンペーンでも役に立つ。

 ブルータルキルとセレクトアビリティには、相手の姿になれる“ミミクリー”を持つ。敵に気づかれずに進めるので重宝する。

●バーサ(衛生兵)

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 自分で使っても、味方CPUでも役に立つ1人。緊急スプレーを持てる数が多かったり、アイテムの回復量が増えたり、ブルータルキルでグリーンハーブが出やすかったりと、とにかく回復面の充実っぷりが光る。

 さらには、ダメージを上げたり、命中率&移動速度を上げたりするアビリティもあるので、攻守にわたって活躍可能。育てておいて損はしないはず。

●フォーアイズ(BC兵)

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 敵クリーチャーを操る能力を持つ。操ったソンビやリッカーは、クリーチャーを攻撃するだけでなく、敵をひきつけられるためかなり有効。

 抗ウィルススプレーを複数持てるようになるので、ゾンビ化も防げる。CPUに操作してもらうのもアリ。

●ベルトウェイ(工作兵)

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』

 爆発物のプロフェッショナルで、爆発を使ったさまざまなアビリティを取得可能。複数の敵を巻き込めるので使いこなせれば強いが、範囲が広いということは味方も巻き込む可能性があるということ。

 個人的には、ブルータルキルの爆弾を口に突っ込むモーションが好き。

 ……という感じです。ちなみにダウンロードコンテンツやバーサスモードでプレイできるSPEC OPSにも、それぞれ対応するキャラがいて、使用感は同じです。

 撃ちまくりたいなら、ルポがオススメですし、近距離格闘攻撃でザクザク倒したいならベクター。スペクターはアイテムを集めるのが、かなり楽です。バーサは回復系のアビリティによって、かなりやられにくくなります。フォーアイズはトリッキーなプレイで、ベルトウェイは派手なプレイを味わえます。

 キャラ(兵種)ごとにプレイ感がかなり異なるのがいいところで、個人的にはルポ、バーサをオススメします。好みだけであればスペクターなのですが、アイテムを集めなくてもなんとかなることが多いのと、攻防に使えるアビリティがないので、オススメはできません。好きだから使いますけどね!

次のページで武器やシステム、そして本作の特徴をレポート!

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データ

▼『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7)
■ジャンル:ACT
■発売日:2012年7月26日
■価格:5,990円(税込)
 
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