赤のデッキですべてをなぎ倒す!? キュートな新人声優が『デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013』に挑戦！

文：電撃オンライン

　こちらでも圧勝ですね。このデッキの恐ろしい破壊力が伝わったかと思います。では、強いカードを確認がてら、ゲームを振り返っていきましょう。

▲最初に配られた手札には土地が1枚しかなかったためマリガンすることに。何度でもマリガンは可能ですが、2回目以降は引けるカードが6枚、5枚というふうに1枚ずつ減っていってしまいます。手札が減るリスクを取るか、不安定な手札で始めるリスクを取るか、重要な判断です。

▲赤マナを1点使うことで“飛行”の能力を得られる《ゴブリン気球部隊》を召喚。飛行を持つクリーチャーは、飛行または“到達”という能力を持たないクリーチャーにブロックされない利点があります。パワーは1と高くありませんが、続いて自分以外のゴブリンを強化する《ゴブリンの酋長》を召喚し、パワーアップ！

▲相手のクリーチャーを除去しつつ、カードを追加で引ける《宝石の手の焼却者》。相手の出したクリーチャーを倒し、どんどん攻撃してライフを削っていきます。

▲手札からマナを支払わずゴブリンを戦場に出すことができる《巣穴の扇動者》。1回の攻撃で2回ダメージを与える“二段攻撃”という能力を持っているので、一度攻撃が通れば2体のゴブリンを手札からタダで戦場に送り込むことができます。前回のゲームで大活躍した《ゴブリンの群衆追い》を出して、たたみかけていきます。

▲相手もただ黙ってやられているだけではありません。《悪鬼の狩人》でこちらのクリーチャーが追放されてしまいました。クリーチャーの頭数を増やしつつ、こちらのクリーチャーを減らす、非常に優秀なカードですね。

▲とはいえ、相手のライフはすでに残り7点。5点のダメージを与える《ゴブリンの手投げ弾》からの全軍突撃でフィニッシュ。このカードも《ゴブリンの酋長》同様、ゴブリンデッキで輝くカードです。デッキを組むさい、色はもちろんですがこういった“種族”に注目することも重要です。

　というわけで、2本の動画をご覧いただきました。どちらも速攻を信条とする赤デッキの特徴がよく表れていたのではないでしょうか？　チュートリアルとは違う、『MTG』の実戦のスピード感が少しでも伝わっていれば何よりです。

　今回すさまじい強さを見せた赤のゴブリン・デッキですが、もちろんこのデッキが『MTG』で最強などということはありません。このデッキを獲物にするようなデッキもありますし、そのデッキすらまた違うデッキにとっては獲物になります。繰り返しになりますが、プレイヤーの数だけデッキがあり、対戦するたびに異なったゲームが展開され飽きることがない。それが『MTG』の魅力です。

▲この後、尾高さんにはiPadの『D13』でも遊んでもらいました。iPadであれば、どこでも気軽に遊べるので、これから夏休みでどこかに出かける際の移動時間などに遊んでみるのもいいかもしれません。

　2回にわたって『MTG』、そして『D13』の魅力を紹介してきました。20年という長い歴史を持ち、すでに世界中で多くのプレイヤーに愛されている『MTG』ですが、今から始めても遅いということはまったくありません。これからも『MTG』には新しいカードが登場し続け、常に新しいゲームとして存続していきます。そして『MTG』は常に新しいプレインズウォーカー（※『MTG』をプレイする人のこと）の登場を待ち望んでいます。さまざまなプラットフォームでお手軽に、そしてしっかり遊べるこの『D13』が、あなたの『MTG』ライフの第1歩になれば幸いです。

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データ

関連サイト

• マジック：ザ・ギャザリング日本語公式サイト
• MTG特集ページ“マナの泉”