2012年8月1日(水)
――ところで正式サービスの開始はいつごろを予定されているのでしょうか?
小野木:7月後半~8月頭には、開始できると思います。
――小説の方も2巻、3巻と続く可能性があるのでしょうか。
芝村:ぜひやらせてほしいですね。ゲーム小説として一緒に歩んでいきたいという思いがあるんで……。今回の先行体験の結果を見ていると、我々もさまざまな面で刺激を受けたので、俺以外も「もっと頑張ろう」って思ったんじゃないかな?
小野木:シリーズ化されるなら、ゲームの内容をフィードバックしてほしいですね。
――最後に、正式サービス開始を待ち望んでいるユーザーさんに向けてコメントをいただけますでしょうか。
杉山:オンラインゲームのいいところは、“ユーザーさんと一緒に作っていけるところ”だと思います。ユーザーさんや小説の読者さんの意見を私たちが聞いて、修正とか追加とかをどんどん入れていくのが楽しみです。そこからコミュニティが広がり、『ガン・ブラッド・デイズ』の世界をみなさんに知ってもらったり、ゲームを遊んでもらえたらうれしいです。
上町:作家さんも楽しんでやってくださっているので、まずはそのモチベーションを大切にしながら続けてほしいですね。ユーザーさんには、イラストレーターさんが描いたキャラクターに自身を投影してプレイする遊び方をしていただきたいですね。
先ほど芝村さんの話に出てきたように、「一つの砂場を提供できた」というところがありますので、正式サービス以後も開発陣やユーザーさんが立場を気にせずに一緒に遊べたらなと思っています。
小野木:一生懸命ゲームを作っている最中なんですが、意見を受けて改善しているところ以外にも、やりたいことはたくさんあります。いい意味でみなさんを裏切るようなことも、芝村さんならきっと応えてくれるだろうと思っていますので、ユーザーさんにはぜひついてきてほしいですね。
芝村:先行体験で初心者感丸出しのプレイヤーがたくさん入ってきて、ゲームに慣れた人と一緒に遊んだり、楽しそうに失敗していたり、成長したりするところを見て、我々が考え方を大きく変えたところがあります。おもしろそうに遊んでいる姿を見て、「頑張ろう!」と思ったのはもちろんありますが、まだまだブラウザゲームっていうジャンルは広がる可能性があるんじゃないかと思ったんですね。
そう感じた上で「こうすればいいんじゃないか」と、ユーザーからの刺激を受けて会議がどんどん楽しくなっていったんです。それによって目に見えて忙しくなりましたが、先行体験でもっとも大きな刺激を受けたのは、我々だと思っています。この刺激によってゲームがどう変わっているのか? 実際に体験していただければと思います。
▲シナリオ担当の芝村氏をはじめ、開発からイラストまで豪華メンバーが制作に携わる『ガン・ブラッド・デイズ』。正式サービスの開始が待ち遠しい。 |
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