2012年9月14日(金)
ガンダム好きライターのキャナ☆メンです。9月27日発売となるPSP用SLG『SDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド(以下、Gジェネ OW)』とシリーズの魅力をイチから紹介しましょう! という企画“今から始める『Gジェネ』”も第2回を迎えました。ちなみに第3回は、座談会という形で毛色を変えてお届けする予定です。
さて、前回の記事で『Gジェネ』シリーズおよび『Gジェネ OW』は、“膨大な数のユニットやキャラクターを好きに組み合わせて、自分だけの部隊を作り上げて戦う”ゲームだと、そして「『ガンダム』の世界でもしこんなことができたら……」を叶えてくれるゲームであると書かせてもらいました。そのうえで、今回は自分好みの部隊を“編成”するための予備知識も紹介しています。「『Gジェネ』って何だろう?」、「今までやったことないなあ」という人は、ぜひ参考にしていただければうれしいです。
今回の記事では、“編成”をした後、どんな戦いが待ち受けるのか、どんな風に戦いが楽しめるのかを紹介していきます。せっかく愛情込めて自分だけの部隊を作っても、それが活躍しないとおもしろさ半減ですしね。世の中には『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』エピソード4のザクI・スナイパータイプのように、負けても格好よすぎるモビルスーツ(MS)というケースはありますが、それはそれ、原作だからおもしろい。むしろゲームでなら、あの無念を晴らしてやりたいところです!
と、前置きが長くなりました。ここからは『Gジェネ OW』で楽しめるストーリー、『Gジェネ』ならではの戦闘で味わえる“『ガンダム』らしさ”について紹介していこうと思います。どうぞお付き合いください。
▲“ワールドツアー” |
『Gジェネ OW』では、自分で“編成”した部隊(グループ)を使って、2種のストーリーモードをプレイすることができます。1つは、さまざまな『ガンダム』作品の有名エピソードをベースにしたステージを巡る“ワールドツアー”。このワールドツアーでは、原作エピソードを追体験できるステージが、いろいろと用意されています。さらにステージの攻略状況によって出現する“EXステージ”をクリアすると、ワールドツアーでの物語の真相に迫っていく……そんなモードになっています。
1つ1つのステージも、『ガンダム』作品のエピソードを追体験するだけでなく、後述の“ジェネレーションブレイク”システムを活用することにより、作品の枠を超えたクロスオーバー展開を楽しめるのがいいところ。ゲームのほうから「『ガンダム』の世界でこんなことができたら……」を演出してくれるので、『Gジェネ』ならではの“『ガンダム』の楽しみ方”を体験できると思います。
▲“ワールドコア” |
また、もう1つのストーリー“ワールドコア”は、ゲームオリジナルキャラクターも登場する完全なオリジナルストーリーをプレイできます。ストーリーの筋立ては、ゲーム全体のカギをにぎる存在として“ジェネレーション・システム”というものがあり、その深層部に隠されていた“全ガンダム世界の情報が集合して形成された”というネットワークデータベース(=ワールドコア)を巡る話になっています。こちらのモードは、ワールドツアーのステージ攻略状況にあわせてデータベース内の情報が徐々に解放され、ワールドコア中心部への扉が開かれていく……という形なので、攻略性、やり込み性が高いストーリーになりますね。
要約すると、さまざまな『ガンダム』作品の世界を巡って原作に準じたエピソードやクロスオーバーを楽しむのが“ワールドツアー”、ゲーム内の隠された真相を解き明かすストーリーが“ワールドコア”という形になります。ゲーム全体のナゾの真相は、両方のストーリーをクリアすることによって明かされるので、オールクリアの暁にはかなりの達成感が得られることかと思います。950体以上のユニット、400人以上のキャラクターというコレクション要素も含め、『Gジェネ OW』で深い“やり込み”が楽しめるのは間違いなしです!
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