2012年7月27日(金)
■ 『スーパーダンガンロンパ2』ストーリー ■
あらゆる分野の超一流高校生を集め、育て上げることを目的とした政府公認の超特権的な学園“私立 希望ヶ峰学園”。ここを卒業できれば、人生において成功したも同然とまで言われている。そんな学園への入学資格は2つ。
“現役の高校生であること”
“各分野において超一流であること”
新入生の募集などは行っておらず、学園側にスカウトされた生徒のみが入学を許可される。その希望ヶ峰学園の修学旅行先は、リゾート地として有名な南の島・ジャバウォック島。青い空、白い雲……煌めく海、広がる砂浜。
生徒たちはこの開放感あふれる美しい島を脱出するために、学園長からコロシアイを仕向けられるのだった。渦巻く疑心。見えない狂気。極限状態の中で繰り広げられる、超高校級の生徒たちによるサイコトロピカルなコロシアイとは……?
さて、早速プレイしたワケですが。いやー、ボリュームがすごいことになってましたな! | ||
さすが前作の2倍のボリュームだよな。どのパートもやり応えあるし、おまけ要素もありすぎる。 | ||
南の島が舞台だから前作より開放的かなって思ったんだけど、ゲームの序盤からそれはもう息が詰まる感じで……「あ~、これぞ『ダンガンロンパ』だな!」ってうれしくなりました。 | ||
そうだな、『ダンガンロンパ』らしい雰囲気はまったく変わってなかったな。 | ||
最初にモノミが登場して、のんきに「修学旅行でちゅ!」って言い出した時は、若干イラっとしましたけどね。 | ||
イラっとしたのかよ! でも、序盤だけであれだけの数の登場人物をそれなりに把握できるシナリオってのはすごいと思うよ。気がつけばしっかり生徒全員のキャラを把握してたし。 | ||
ストーリーが章仕立てになってて、“島内生活&捜査パート”で殺人事件が起こって捜査する。捜査が終了すると“学級裁判パート”に突入して、殺人犯を見つけ出すって流れは前作と一緒だよね。 | ||
うん。でもいろいろな面で前作よりも便利になってた。 | ||
“島内生活&捜査パート”で個人的にうれしかったのは、マップ移動が横スクロールになってたことかな。2Dのせいか、目的地を把握するのが楽で助かりました。あんまり迷わなかったよ! | ||
普通は迷わないけどな。まぁ、所長みたいに記憶力が悪かったり、マップを見るのが苦手だったりする人にはいいシステムだよな。 | ||
う、うん。その通りだけど、お前ムカつくな。ジャバウォック島はスーパーやホテル、公園、映画館などの施設が充実してるから、移動しながらの島探索がすごく楽しかったんだよねー。 | ||
ただの移動に楽しさが発生するって、地味にすごいよな。俺が移動でおもしろいなあって思ったのは、歩くと歩数がカウントされてプレイヤーのレベルが上がったり電子ペットが育ったりするところだな。 | ||
プレイヤーのレベルって上がるとなんかいいことあるんだっけ? | ||
あるよ。レベルが上がると体力や気力が増えるから裁判パートで有利になる。だから、マップ移動ではポイントからポイントへワープすることができるけど、足での移動にもメリットがあるんだよ。 | ||
なるほどねー。私は電子ペットを育てるためによく歩いたわ。あのペット、放っておくとすぐ死ぬから、かなりこまめに面倒を見ないといけないんだよね。 | ||
マップの移動1つをとっても意味があったり、それでも移動が面倒くさいっていう人のために高速移動やワープが用意されていたり。とにかくいろいろなところで気を遣っているなあって思ったね。 | ||
気を遣っていると言えば、殺人事件が起こってからの捜査もそうだよね。 | ||
捜査は、わりと全体的に難易度低めというか、ストレスなく進められたなぁ。 | ||
とにかく親切だった。すべて調べないとその場所から移動できないから、まず取りこぼしがない。このパートで詰まることはほとんどなかったよ。 | ||
あとインパクトが強かったのは、やっぱり『トワイライトシンドローム』がゲーム内ゲームとして登場したところかな。 | ||
『トワイライトシンドローム殺人事件』ね。あれはちょっと感動しました。スポット的な扱いじゃなく、事件にがっつりかかわってたし。 | ||
これはスパイク・チュンソフトだからこそできた試みだよな。 | ||
他にもミステリー好きの心をくすぐる要素が満載だったしねー。やっぱり小高和剛さんのシナリオはおもしろいな! |
■ 『トワイライトシンドローム殺人事件』あらすじ ■
その凄惨な殺人事件は、ある学校内で起きた。
警察は現場の状況から、その事件を校内に忍び込んだ変質者の仕業と断定。しかし、事件の裏には“ある秘密”があった。第1発見者とされている用務員よりも先に、その事件を発見していた生徒たちがいたのだ。
彼らは事件に巻き込まれることを嫌い、自分たちが第1発見者であることを隠そうとする。しかし、事件の数日後……その生徒たちの1人が、謎の死を遂げる。
はたして、この相次ぐ生徒の死は“呪い”によるものなのか? 平和だったはずのこの学校で、一体何が起きたのだろうか?
▲アーケード筺体で遊べる。このゲームに隠された秘密とは……? |
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