2012年7月30日(月)
製品版で堀井さんはエルフで、戦士か武闘家でやりたいと考えているという。僧侶は、倒れているプレイヤーを生き返らせる楽しみがある。ベータテスト時に生き返らせてもらった堀井さんは、そこにも楽しさがあったようだ。
▲ちなみに、サブキャラでは僧侶をやっているという堀井さん。サポート仲間は僧侶の方が借りられるのでは? と考えたかららしい。 |
ここでゲストとして、バンダイナムコスタジオの馬場英雄さんが登場、オンラインで展開するシナリオの作り方について、堀井さんに質問するシーンがあった。堀井さんは、まず簡単な設定を作って、それを種族ごとにあてはめていったという。種族設定については、時間をかけて考えた結果、そこに物語が自然に生まれてきたようだ。
また自由に動けるバトルを採用した理由について、馬場さんから質問があった。堀井さんは「動けた方が楽しい」と考えて、入れることを選んだという。藤澤さんは最初反対したが、2人の話に納得して動けるようにしたのだそうだ。システムができあがっていくに従って、これまでのコマンドバトルを尊重しつつ、自由に動けるものになったことが明かされた。
続いてカプコンの辻本良三プロデューサーからは、「ゲームが得意じゃない人が役立てる方法はあるのか?」という質問が飛び出した。“おうえん”が、それに近いと斎藤さんは回答。ゲームがうまくない人でも、“おうえん”することで他の人が助かるシステムだ。
オンラインゲームをやったことがない人は「人とすごく一緒に遊ばないといけないのか?」や「コミュニケーション能力を求められるのでは?」という不安を持っていがち。しかし、3人はこれを否定。初めてオンラインゲームをやる人にも優しい作品になっていることを強調した。堀井さんは、「誰かの足を引っ張る心配は、さほどしなくていい」と語っていた。
「オンラインゲームを初めて遊ぶ」という人が楽しんでくれていることが楽しいと語っていた開発者3人。堀井さんは、最後に「(オンラインゲームになって)どうなるのか? という声もありましたが、楽しい作品ができたと思います。僕自身もこっそり楽しむので、よろしくお願いします」とメッセージを贈った。放送の最後に、ノーカットのオープニングが公開され、終了となった。
(C)2012 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
※画面は開発中のもの。実際の製品の画面とは異なる場合がある。
データ