「ドゥフフ、オンナの話しようよ」土星で青春時代を悪魔合体に捧げた男が3DS『デビルサマナー ソウルハッカーズ』をやり込みプレイ！

文：ゴロー

　神ゲーリメイクktkr！　ども、幻魔 ベスと顔がウリふたつのゴローです。『真・女神転生』シリーズが鬼好きなオレとしては、今回のプレイレポートの仕事は願ったり叶ったり。新生した『デビルサマナー ソウルハッカーズ』をプレイできるっつーだけでテンション上がりっぱなしです！

　1997年に発売されたセガサターン版以来ということで約15年ぶりになりますが（2年後に発売されたPS版を遊んでいた人ですと、約13年ぶりになりますね）、22歳の若き日々をいろんな悪魔を造り続けることに費やしてきた記憶は今も残っています。つまり、それだけオレの引きこもり加減がヤバい……じゃなくて、本作の“悪魔合体”が楽しすぎてヤバい！　ってことです。

▲作中に出てくる悪魔は、各国の神話や伝承に登場する神々や獣などが題材。『真・女神転生』シリーズのプレイをきっかけに、エジプト神話やギリシャ神話に興味を持ち始めた人も多いのでは？

　さて、大好きな悪魔合体の話をする前に、ゲーム概要を簡単に説明しておきます。本作は、ハッカー集団“スプーキーズ”が、舞台となる天海市の“次期情報都市政策”の裏に隠された巨大な陰謀に巻き込まれていくというRPGです。

　スプーキーズのメンバーである主人公（＝プレイヤー）は、“GUMP（ガンプ）”と呼ばれる銃型の携帯端末を使って悪魔を召喚し、他のメンバーとともに謎の組織に立ち向かっていくのです。

▲パーティには、スプーキーズのメンバーであり幼馴染でもあるヒトミがメインパートナーとして同行。彼女には戦う力なんてなかったんですが、女悪魔のネミッサがヒトミに憑依して2つの人格が宿り、強大な戦闘能力を手にします。ちなみにオレは、ネミッサ派です。

▲新しいオープニングが追加され、主題歌付きに。アニメーションの制作はサテライトが担当し、イベントシーンのダイジェストを描いた迫力満点の映像になっています。オリジナル版のシブいオープニングがしっかり収録されている点も、個人的にうれしいところです。

　ちなみに、今作ではGUMPで使えるプログラムとして、“COMPハック”という新機能が搭載されています。これを使うと、ゲームの難易度を調整したり、オートマップをすべて表示状態にしたり、パーティの属性を無視して悪魔を召喚したりすることができます。これは、いつでも使うことができるので、初めて『デビルサマナー ソウルハッカーズ』をプレイする人や気軽に遊びたいという人は、自分の好みや状況に合わせて活用するといいでしょう。

　今回のプレイレポートでは、オレが半年引きこもるほどハマった悪魔合体の楽しさを全力でお届けします。多少マニアックなプレイの路線を突き進んでいますが、システム的なフォローもバッチリです。それと、最後にちょっとしたオマケ（？）も掲載しているので、そこんとこヨロシクッ！

■『ソウルハッカーズ』の世界では神も天使も“悪魔”です

　悪魔合体の楽しさを伝えるためには、「悪魔ってどんなヤツ？」ってところから知ってもらわなければなりません。ここでは、本作における“悪魔”の概念を簡単に説明しておきますね。

　本作で言うところの悪魔とは、“異界に住む未知の存在”のすべてを指しており、女神だろうが天使だろうがぜ～んぶ悪魔です。なので、女神とか天使などは、その悪魔の“種族”という扱いになります。

▲悪魔の種族は、魔神、霊鳥、妖獣、悪霊などさまざまな種類があり、それぞれの名称は“大天使 ゴロー”というように、種族＋名前で表示されます。あ、なんだかたとえがエラそうですみません。

　主人公たちは、ダンジョンを探索していく中で、これらの悪魔に敵として遭遇することになります。当然、敵なので戦うわけですが、本作ではなんとその悪魔を味方にすることができてしまうのです！

→『ソウルハッカーズ』は悪魔とも会話ができちゃいます！（2ページ目）

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データ

関連サイト

• 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』公式サイト
• 電撃オンライン内『デビルサマナー ソウルハッカーズ』特集ページ