2012年8月22日(水)
デルチ:『ソウルハッカーズ』と言えば、3Dダンジョンもシリーズの流れを継承している部分ですけど、これも意外と久しぶりですよね。
ゴロー:DSで出た『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』以来っすね。
デルチ:アトラスものというくくりなら、7月に発売された『世界樹の迷宮IV』がありますけどね。確か、そみんは『世界樹の迷宮』シリーズも遊んでましたよね。3Dダンジョン好きとして、『ソウルハッカーズ』はどうですか?
そみん:純粋な3DダンジョンRPGと比べると別のゲームという見方もできるけど、マップを埋めていく楽しさとか探索のドキドキ感は共通するものがあるかな。最近は携帯機で3Dダンジョンのゲームがかなり発売されているけど、携帯機との相性がいいスタイルだと思う。
ゴロー:アイテム集めとか、マップを少しだけ進めるとか、本作で言えば仲魔集めとか、ちょっとした空き時間に進められますからね。
デルチ:3DダンジョンRPGはパーティ編成が楽しみの1つですよね。『ソウルハッカーズ』だと、仲魔の編成がそれにあたりますかね。
ゴロー:『ソウルハッカーズ』は、シリーズの中でも難易度がかなりやさしめになってるから、ライトユーザーでも気軽に楽しめますよね。『デビルサマナー』の時は、かなり歯ごたえのある難易度でしたけど。
デルチ:『デビルサマナー』は、一方通行とか落とし穴とか、終盤のダンジョンがかなりイジワルでしたね。
そみん:それは『真・女神転生』からの流れでしょ。カテドラル(『真・女神転生』に登場するダンジョン)とか、どんだけ広いんだよって(笑)。
ゴロー:『ソウルハッカーズ』では、そのへんの広さとかギミックのバランスが絶妙に調整されていて。ちゃんと歯ごたえはあるけれど、無理なく自力で解けるって感じなんですよね。
デルチ:1つのダンジョンをクリアした時の達成感はありますよね。簡単すぎてもあの達成感は得られないでしょうし。あと、『デビルサマナー』と比べて仲魔の忠誠度が上がりやすくなっていたのも、当時はうれしかった。
そみん:『デビルサマナー』の時は、これでもかってくらい上がらなかったからなぁ。
ゴロー:余談ですけど、『デビルサマナー』で“ここで仲魔にディアラマ(回復魔法)を使ってもらわないと死ぬ!”って場面で、リャナンシーに足首が痛いって理由でボイコットされたのがすごく印象に残ってるんですよね。グラフィックでは、髪の毛で立ってるようなもんなのに「足首、いった~い」って、「オイ、なんでだよ!」って(笑)。
デルチ:そういう悪魔とのコミュニケーションは、シリーズならではの楽しみですよね。個人的には、マイペースなガインくんタイプの悪魔との会話とか楽しいっす。
そみん:ガインくんタイプは独特の世界観だよね。女の子タイプとの会話は、ギャルゲーで選択肢を選ぶ時みたいなドキドキ感があったり。
デルチ:わかる! でも、「わーい、じゃあ……ひとごろしごっこね! キャハハ!」とか言ってること怖いですけどね(笑)。あと、仲魔だと新要素で“ネメッチー”がありますけど。
ゴロー:今回、すれちがい通信の要素は試せてないんだけど、初期から選べる悪魔にピクシーのデザイン違いがあったりして、おもしろそうだった。これはぜひ、ゲームが発売されたら試してみたい。
デルチ:そういえば『ソウルハッカーズ』をプレイして思ったんですけど、最近のシリーズ作品では出てきていない悪魔が多数登場するのが、結構新鮮なんですよね。
そみん:ネメッチーで、デザイン違いの悪魔とか楽しめるから金子一馬さんのファンにとってもうれしい要素だよね。
ゴロー:あと、“悪魔全書”も収録されていて、悪魔の出典を読めるのが個人的には楽しかった。
デルチ:このシリーズを遊んで世界中の神話にハマるって人も多いですからね。普通に読み物として楽しめますし。
ゴロー:コレを読んでるだけで、どんどん時間が過ぎていくという(笑)。
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