News

2012年9月5日(水)

【ラグナロクオンライン連載第4回】師匠&でしこが序盤のお金稼ぎを伝授! 4コママンガや『RO』10周年本制作レポートも掲載

文:電撃オンライン

でしこ:あっちの青いのはなんですか?

『RO』第4回
▲ドアのアイコンは“チャット”であることを示しています。

師匠:こっちはチャットね。ここをクリックするとチャットウィンドウが開いて、直接チャットでやりとりできるわ

でしこ:チャットですか? 「このアイテム、安く売ってください!」とかお願いしちゃったりして(笑)

師匠:その通りよ

でしこ:ええええっ

師匠:チャットで取引の交渉をすることもできるわ。まぁ、チャットで取引するのは高額アイテムが多いから、まだあなたは気にしなくてもいいわ

でしこ:そうですね、お金ないですもんね……

師匠:これで露店についての説明はひとまず終わり。次に“地デリC”について説明しましょう。地デリCは、“グラウンドデリーターカード”の略。カードというのは……とりあえず、その辺の露店を開いて、武器や防具アイテムを左クリックしてみなさい。アイテム説明の下にあるのがカードを挿すスロットよ。カードが挿してある場合、そこにはカードのアイコンが表示されるわ

『RO』第4回

でしこ:ふむふむ。カードがないスロットもありますねぇ

師匠:空いているスロットには、もちろんカードを挿すことができるの。武器は最大で4枚、防具は1枚まで挿すことができるわ。露店で売っているカードを探して、カードを右クリックしてごらんなさい

『RO』第4回

でしこ:えーと、それじゃあこの“ピッキカード”を……。“Str+1、Atk+10”って書いてあります

師匠:そのカードをスロットの付いた“鎧”に挿すと、防具はその効果が付与される。つまり、その防具を装備したキャラクターは、その効果を得られるってことなの

でしこ:え! それってすっごく便利じゃないですか!

師匠:そうね。だから効果が高いカードは高額で取引されてるのよ。逆に効果が低いカードは、二束三文ってところね。注意しないといけないのは、カードを挿したら外せないの。それにスロットが空いている高性能の装備品は、入手するのも大変だから、カードは慎重に使う必要があるわ

でしこ:ちなみに、カードってどうやって手に入れるんですか?

師匠:カードは、ほとんどのモンスターが持っていて、倒した時にまれにドロップするわよ。そんなレアカードをホイホイ入手しちゃう強運の持ち主もいるのよね、うらやましいわ……

でしこ:まさに運次第ってことなんですね。がんばってみます! ところで師匠、そろそろ本題をお願いしたいんですけど!

師匠:本題?

でしこ:やだなぁ、どうすればお金が稼げるかですよぉ

師匠:そうだったわね。まず、お金稼ぎは大きく分けて3タイプ

[1]ドロップアイテムをとにかく拾って売る超コツコツタイプ
[2]需要のあるアイテムを重点的に供給する相場師タイプ
[3]超レアアイテム狙いで一攫千金を目指すバクチタイプ
といったところかしら。

 [1]は、狩りでモンスターがドロップしたアイテムを1つ残らず拾い、使い道のあるものは露店で、使い道のないものはNPCに売りつける。大きな儲けはないけど、確実にお金がたまっていくはずよ。お金稼ぎの基本中の基本ね

でしこ:……なんか、チョー地味ですね

師匠:地味っていうな! せめて地道って言いなさい。もう少し効率がいいのが[2]で、例えばポリン団のクエストで入手したゼロピーをNPCに売るといくらになるか覚えてる?

でしこ:えーと、すっごく安かった気はしますが……

師匠:NPCへのゼロピーの売値は3zenyよ。でも、例えばこの露店では……

『RO』第4回

でしこ:……500zeny!? 10倍以上ってどういうこと!?

師匠:なんで10倍以上も差があるかというと、そこに需要があるからなの。ゼロピーっていろいろなクエストで結構な数が必要になるから、欲しがる人も少なくないのよ。自分で拾いに行く時間がない人は、他のプレイヤーから売ってもらうのも手だものね

でしこ:ふむふむ。あ! だから師匠はマーチャントを作らせたんですか!?

師匠:そうよ。“ディスカウント”で安く買い、“オーバーチャージ”で少しでも高く売る。需要のあるものは露店で販売。これがお金を稼ぐ基本的な方法なの。もっとも、さっきのゼロピーだけど、必ずしも500zenyで売れるとは限らないから、相場を見て値段を下げるなりした方がいいわね

でしこ:みんなが500Zenyで売ってるなら、ちょっと安くして490Zenyにすれば売れやすくなりますね。他にはズバリ、何を売ったらいいんでしょう?

師匠:さっきも言ったとおり、クエストで必要なアイテムが狙い目ね。とくに高レベルのキャラクターが受けられるクエストで使うものがいいわね。異世界関連のクエストとかどうかしら

でしこ:なるほど! で、そのクエストで必要なアイテムってどこを見ればわかりますか?

師匠::それぐらいはネットの情報を見たり、仲間のプレイヤーに聞いたりして調べなさい

でしこ:へ~~~い

師匠:クエスト関連以外だと、アイテム作成に必要な素材とか、スキルの使用に必要なものもいいわね。素材としては、アルケミスト系列の職業がポーション作成に必要なハーブ類や、セージ系列の職業がコンバーターを作る際に必要となるアイテム。あなた、ポリン団のクエストでホルンやスタイナーと戦ったわよね?

でしこ:えーと……クワガタとテントウムシですね!

『RO』第4回 『RO』第4回
▲ホルン▲スタイナー

師匠:そうそう。クワガタっぽいホルンがドロップする“硬い角”は地属性コンバーター、テントウムシっぽいスタイナーがドロップする“華麗な蟲の皮”は風属性コンバーターの材料になるから、NPCに売らずに露店に出すといいわよ

でしこ:そ、そんな……なんてもったいないことをしたんだ……!

師匠:あとはアコライト系列の職業が聖水作成に必要な空きビンかしらね。空きビンは低レベルのキャラクターでも集められる定番商品よ

でしこ:ふむふむ。師匠、他には何かないんですか?

師匠:自分で調べなさい。普段から露店を見て、どのアイテムが高値で取引されているのか、調べておくといいわね

でしこ:わかりました! それで、最後の[3]ですが、これは?

師匠:[1][2]は地道にお金を稼げるけど、[3]は運がよければ一気に大金をゲットできる方法ね!

でしこ:おおおっ!! でも、レベルが低いとムリですよね……

師匠:そんなことないわ。低レベルで狩れるモンスターでも、高額なカードを落とすことだってあるのよ。“クリーミーカード”とか結構、高額な値段がつくわよ。もちろん、自分で使ってもいいわね。ただ、これは運と根気がものをいう稼ぎ方だから、地道に[1][2]で稼いだほうが効率がいいことも……

でしこ:わっかりました! それじゃ、ソードマンでアイテムをゲットしつつ、マーチャントでお金を稼いできます!

師匠:マーチャントでも冒険者アカデミーのクエストをやって、“ディスカウント”や“オーバーチャージ”のスキルレベルを上げるのよ。それと、ポリン団やNPC・ルーンのクエストだけじゃなくて、ちゃんと試験も受けておきなさい

でしこ:師匠、古今東西、試験を受けろと言われて喜ぶ人はいないと存じ上げますが……

師匠:その気持ちは痛いほど分かるけど、全部の試験に合格するといいアイテムがもらえるからガマンしなさい。あと、BaseLv56になるまでに試験を全部クリアしておくこと!

でしこ:なんでですか?

師匠:BaseLv56以上になると、アカデミーの施設が使えなくなったり、利用料金が値上がりするから

でしこ:おう……。わかりました、それじゃ行ってきます!

 師匠の指導によりマーチャントでお金の稼ぎ方を学んだ弟子娘。このあと、金の亡者となった弟子娘は、わずかな期間に稼ぎまくるのであった。そして、いよいよ冒険者アカデミーの試験に挑む……!

→次は『RO』10周年本担当者による制作日記!ついに箱のサンプルが到着(4ページ目へ)

(C)Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All Right Reserved.
(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Right Reserved.

データ

▼『ラグナロクオンライン 10th アニバーサリー ビジュアルクロニクル』
■発行:アスキー・メディアワークス
■発売日:2012年9月28日発売
■予価:4,800円(税込)
※A4判、160ページ
▼『ラグナロクオンライン』
■メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種:PC(対応OS:Windows 2000/XP/Vista/7)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■サービス開始日:2002年12月1日
■プレイ料金:1,500円(税込)/30日

関連サイト