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2012年9月6日(木)

掟破りの100人同時対戦!? ヘビーゲーマーの僕が出会ったスクウェア・エニックス最強のカードゲームの話をしようか

文:電撃オンライン

■カードを使ったバトルにもリアルタイムならではの楽しさが!

 ざっくりしたゲームの流れの紹介をしてきたところで、次はいよいよバトルに関する説明です。まあ、ぶっちゃけのところ、攻撃力が高いカードで攻撃して、敵のフォートレスのHPをゼロにすれば倒せるので、そこまで複雑なルールではないのですが、ちょっと特殊なのが“防衛カード”と“クリティカルによる防衛カード破壊”の概念です。

 まず防衛カードですが、これはフォートレスを守る盾のようなもの。例えば、防御力3,000のカードをセットしておけば、攻撃力3,500のカードで攻撃された時、その差分の500しかダメージを受けずにすみます。

『モンスタードラゴン』
▲防御力の分だけダメージを軽減できます。壊されない限り、何度でもフォートレスを守ってくれます。いやあ、便利ですね。

 そんな便利な防衛カードは、攻撃側にとっては非常にお邪魔。お邪魔だから壊しちゃいましょう! となるわけですが、壊せるかどうかは確率が関係します。防衛カードを壊すアクションは“クリティカル”と呼ばれ、防衛カードの防御力よりも攻撃側の攻撃力が高いほど、発生確率が高くなります。

 ちょっと特殊なのは、こちらの攻撃力が相手の防御力を上回っていてもクリティカルが発生しないことがありますし、その逆で、相手の防御力を下回っていてもクリティカルが発生することがあります。あくまでも確率で発生するのがポイントになります。

『モンスタードラゴン』
▲クリティカルが発生すると、防衛カードを破壊できます。破壊された場合に備えて、防衛カードは同時に2枚までセットしておけます。

 防衛カードがある状態とない状態では、敵の倒しやすさに雲泥の差があります。実は、この部分もリアルタイムの戦術性に大きくかかわってくる部分でして……。『モンスタードラゴン』初心者がやってしまいがちな悪い例を紹介しましょう。

 1つは、せっかく防衛カードを破壊したのに、その直後に相手が行動可能になってしまい、新たに防衛カードをセットされてしまうこと。防御力が高いやっかいな防衛カードを破壊したと思ったら、さらに強い防衛カードが出てきて「ムキー!」となることもあります。

 こんな状況を避けるためには、どうすればよいのか? 正解の1つが、仲間と連携して同時に攻撃することです。チャットを駆使して攻撃する時間帯を示し合わせておけば、誰かが防衛カードを破壊した直後に、丸裸の敵を攻撃して大ダメージを与えることができます。

 こういった同時攻撃は、「1025(残り時間10:25のこと)に××攻撃」みたいに、残り時間で指定するケースが多いです。ちなみに、敵や味方、鉱床の場所は、特定のボタンを押すことで自動的にその座標をチャットに書き込めるので、とても便利です。

『モンスタードラゴン』
▲敵を倒しそびれてしまうと、また防衛カードをセットされてめんどくさいことに……。とにかくチャットが便利なゲームなので、仲間と連携して同時攻撃を狙うのがセオリーです。

 もう1つの悪い例が、「あと一撃で鉱床を制圧できる!」というタイミングで、別の勢力にトドメの一撃を持っていかれてしまうこと……。通称“ハイエナ”と呼ばれる行為ですが、これをやられた時の精神的ダメージは大きいです(涙)。5~6人で別々に鉱床を攻撃して、あとちょっとのところでハイエナをされると、これまた「ムキー!」とならざるを得ません。

 結局この場合も、チャットを利用して仲間との同時攻撃を示しあわせておくことが大事ということです。リアルタイムで戦いが進む『モンスタードラゴン』ならではの遊び方ですね。

 いずれにせよ、リアルタイムで素早く正確な操作が要求される部分は、ある意味でACTに通じる部分があります。まあ、ACTといっても、別に動体視力が要求されるわけではありませんが、プレイしている時の忙しさはACTに似ている気がします(笑)。とにかく動かしていて、楽しく感じますからね。

 ちなみに、より詳しい戦争の流れ知りたい時は、公式サイトに掲載されたマンガを読むのが手っ取り早いです(笑)。いや、ちゃんと自分でも紹介していきますけど、文字より絵のほうがわかりやすいと思うので。あと、ドラコのかわいさを知ってもらうためにも、マンガのほうが効果的かと思います。あ、ドラコというのは『モンスタードラゴン』のマスコットキャラクター的な女の子です。

『モンスタードラゴン』
▲公式サイトには初心者に向けた解説マンガが存在。チュートリアルをプレイし終えたあたりで一度読んでおくと、より理解しやすいと思います。ドラコかわいいです。フンスー!

→本格的なカードゲームとしての奥深さも魅力!(4ページ目へ)

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データ

▼『MONSTER×DRAGON(モンスタードラゴン)』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■開発:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:SLG(オンライン専用)
■サービス開始日:2011年11月12日
■プレイ料金:無料

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