2012年9月2日（日）
ペイルウイングのクオリティに太鼓判！ 『地球防衛軍3 ポータブル THE COMMERCIAL』の現場で河崎実監督が撮影について語る
本日9月2日に都内の東映撮影所で、連合地球軍黙認作品『地球防衛軍3 ポータブル THE COMMERCIAL』の撮影が行われた。
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この作品は、ディースリー・パブリッシャーから9月27日に発売されるPS Vita用ソフト『地球防衛軍3 ポータブル』のCM映画。『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪』や『地球防衛ガールズP9』などを手掛けた、河崎実さんが監督を担当する。
本日、8月末にプレコミュで募集していたエキストラの撮影が行われた。撮影では、突如出現した巨大甲殻虫から逃げまどうというシチュエーションを収録。この模様は、『地球防衛軍3 ポータブル』発売日の前日である9月26日から放送される予定だ。
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| ▲平和な日常が壊され、パニックになる人々。走りながら帽子を飛ばしたり、物を落としたりしている人もいた。 | ||
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| ▲河崎監督の指示を受けながら、別カットを撮る。朝から断続的に雨が降っていたが、撮影時には止み、順調に進められた。 | ||
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| ▲エキストラの募集は3日間という短期間だったにもかかわらず、多数の応募があったという。現場では選ばれたさまざまな人たちが、必死で逃げまどっていた。 | ||
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| ▲撮影後には、『地球防衛軍3 ポータブル』を先行で体験できた。PSP『地球防衛軍2 ポータブル』をプレイしたという男性は、PS Vitaのキレイさと迫力に驚いていた。 | ||
また河崎監督にお話を伺ったので、以下に掲載する。
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| ▲河崎実監督 |
――撮影3日目ということですが、いかがですか？ 順調でしょうか？
特撮研究所のスタッフは昔からの仲間なので、なんの心配もなくやっています。雨だけが心配ですね。
――今回、特撮研究所を選ばれた理由は？
特撮研究所は伝統的なところ。もう日本では、ここでしか特撮ができないので、僕もちょくちょく使わせてもらっています。今回、巨大生物を操演技術を使って撮影しているので、楽しかったですよ。
――操演は久々だったんですか？
戦闘機の撮影では使ったかな。実写映画で飛行機を飛ばしたりするのは、基本的に糸で吊るす操演なんですよ。今回はそれがパワーアップしているという感じです。
――素人考えですが、「2分だと詰め込むのが大変なのでは？」と思ってしまうのですが……。
いやいや、プロモーションビデオですから。30秒にばっと詰め込んでいく感じですね。オーダー的にも予告編ということだったので、問題なく進行しています。
――他に、開発側から注文されたことはありましたか？
ゲームに準じた内容にしてほしいとのことでした。100％同じというわけではないのですが、リクエストに沿って作っています。地球を守るという永遠のテーマですよね。日本では『ウルトラ』シリーズを30年間やっていて、最近のハリウッド映画『バトルシップ』もそうですよね。
あと、ゲームでは「なぜ地球防衛軍ができたのか」という詳細な設定はないので、それの裏設定を自由に作ってくれと言われました。『ウルトラ』シリーズをはじめとする、得意分野の設定があるので、それらを取り入れて考えました。
――『地球防衛軍』というゲームには、どういう印象を受けましたか？
怪獣や巨大生物をブッ倒すというアクションゲームだから、人気があるのはわかりますね。
――ゲームではさまざまな建物が破壊されますが、監督が最近壊してみたい建物はありますか？
そりゃ、東京スカイツリーでしょ（笑）。『それいけ！電エース』という作品で、すでに壊しているんですけどね（笑）。
――ペイルウイングを有名グラビアアイドルが演じているとのことですが、監督の意向ですか？
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| ▲主役・ペイルウイングの等身大パネル。有名グラビアアイドルが演じているというので期待しておこう。 |
SCEさんとディースリー・パブリッシャーさんの意向ですね。有名グラビアアイドルは特撮がらみの人なので、いろいろと想像してみてください。塩沢ときさんのように、漢字2文字とひらがな2文字です（笑）。
コスチュームを作ったのは『ウルトラマン』シリーズのスタッフなので、ペイルウイングファンは「おっ！」と驚くと思いますよ。完璧に再現していてクオリティがすごくて、『仮面ライダー』に出てもおかしくないくらいなので、ぜひ期待してください。逆にもったいないって思いましたね、これで終わっちゃうのが。PS Vitaが爆発的に売れたり、再生数がすごいことになったりしたら、続編を作りたいですよ。
――最後に見どころをお願いします。
日本の伝統芸能である特撮技術を使って作っています。最近はなんでもCGになっているのですが、『地球防衛軍3 ポータブル THE COMMERCIAL』では、懐かしいダサさが出ていると思うので、そこを楽しんでください。僕らは、マジメにふざけていますから。
(C)2012 SANDLOT (C)2012 D3 PUBLISHER
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