だいたいソ連のせい！ メイソン親子二代にわたる戦い『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の前作での出来事をおさらい

文：電撃オンライン

■1960年代の冷戦時に戦場を駆け抜けた男の物語

　革命家フィデル・カストロによってキューバが共産主義国家へと変わり、ソビエト連邦の支援によって核ミサイルを設置。また、ベトナムが北はソ連、南はアメリカの統治下に置かれ、2国の冷戦構造が悪化の一途をたどっていた1960年代。『CoD BO1』は、この時代に生まれた極秘計画“プロジェクト・ノヴァ”をめぐるアレックス・メイソンの活躍を描いたストーリーとなります。

▲主人公のアレックス・メイソン。CIA（アメリカ中央情報局）に所属しており、テロ計画を企てる首謀者を殺害するため数々の戦場に足を運びます。

■アレックス・メイソンの記憶の中に眠る戦場

　ストーリーは、CIAエージェントのアレックス・メイソンが尋問を受けているところから始まります。尋問官はメイソンの過去の記憶を呼び起こそうとしており、執拗に質問を投げかけます。尋問官は誰なのか、メイソンの記憶があいまいなのはなぜか、脳裏に焼き付いた数列の意味とは……といった核心に迫る部分が、彼がこれまでの戦いを思い出していくことで徐々に明らかとなっていきます。

▲尋問室で拘束されているメイソンは、戦場での出来事を1つずつ思い出していきます。プレイヤーは、その記憶の中の戦場をミッションとして遂行していきます。

　最初に思い出した記憶は、ビッグス湾侵攻の裏で行われていたカストロ暗殺計画。メイソンがその一員としてキューバに赴いていた場面です。メイソンは、仲間を逃がすために現地にとどまり、ソ連に捕まってヴォルクタ収容所に入れられてしまいます。しかし、そこで“ヴィクトル・レズノフ”と出会い、この男と力を合わせて反乱を起こし、収容所からの脱出に成功します。

▲ソ連軍の元軍人であるレズノフ。化学兵器をめぐって殺されかけ、首謀者の3人に対して強い復習心を抱いています。余談ですがレズノフは、『コール オブ デューティ』シリーズ5作目にあたる『Call of Duty：World at War』（日本未発売）にも登場しています。

　そしてそのころ、ソ連軍の将校“ニキータ・ドラゴヴィッチ”が大規模なテロを計画しているという報告を受けたアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディは、アメリカに戻ってきたメイソンにドラゴヴィッチの殺害を依頼するのでした。

→テロ計画を追う過酷な任務に仲間が……（3ページ目）

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データ

関連サイト

• 『コール オブ デューティ ブラックオプスII』公式サイト
• 電撃オンライン内“電撃EXTREME EDGES”特集ページ