2012年9月25日(火)
1回戦を勝利したkbj。次に登場するドクターZを破れば、電撃オンラインの勝利となる。そんなkbjに対して、ドクターZは不敵な笑みを浮かべる。
ドクターZ「フフフフ……フが4つ。片腹痛いですね、kbjさん。一体、いつ私が対戦すると言いましたか?」
kbj「え? だって冒頭で“MIZUの出る幕ではない!”って言ったじゃないですか?」
ドクターZ「“MIZUの出る幕ではない”と言ったが、私が出るとも言っていないでしょう。今どき、“果たし状”なんて持って来社するのは電撃オンラインぐらいですよ」
▲「ヒマでは」 | ▲「ない!」 |
“挑戦状を持ってくるような自信満々のゲーム媒体と戦って、負けるのが怖い”と言っているようにも見えるが、それはそれとしてドクターZが戦ってくれないと不戦敗となり企画がしょっぱく終わってしまう。そんな不安がkbjたちの脳裏をよぎるが、戦わないにも関わらず自信満々なドクターZが口を開く。
ドクターZ「フッフッフッフッフッ、というわけで今回はMIZUなんかと違って、バッチリ役に立つ仲間を連れてきました。MIZUが戦った場合、我々が勝利する確率は0%ですが……この秘密兵器ならば、100%になるでしょう」
極端だなそのデータ! そしてMIZUはどれだけ期待されていないのか! 熱心な読者ですら忘れていたと思われる、得意なデータ分析を披露するドクターZ。そんな彼が勝率100%だと豪語する仲間とは誰なのか?
??「どうも、『アイルーでパズルー』プロデューサーの鈴木美穂です。よろしくお願いします!」
出ました、カプコンさんの大人げない展開。開発スタッフを登場させるとは、相変わらず手段を選びませんね。
ドクターZ「フハハハハハ! 大人げない展開ですって? これはお笑い草ですね。kbj&カネキング。君たちは冒頭で“広報から開発スタッフ、タレントまで、どんな人でも構いません!”と言っているじゃないですか」
▲「正義(ジャスティス)」 | ▲「だっ!」 |
確かにその通りなので、鈴木プロデューサーと戦うことになったkbj。どのキャラを使おうか頭を悩ませていたところ、鈴木プロデューサーに「どのアイルーを使うのですか?」とけん制される。以前の対戦で使ったように“ピンク”にしようと思っていたが、攻守に使い勝手のよいマイアイルーを選択。これに対して、鈴木プロデューサーは「なら、トマトにします」と宣言した。
ちなみに、トマトの必殺技は、しばらくの間お互いのフィールドに赤いジェムしか落ちて来なくなるというもの。「それ、お互い効果があるんじゃイマイチじゃないですか?」と余裕のkbjだが、それがまさかあんなことになるとは、知る由もない……。
「鈴木プロデューサーはトマトが好きなんですか? ベジタリアンですか?」というkbjのつまらない発言を鈴木プロデューサーが華麗にスル―して、2回戦がスタートした。鈴木プロデューサーは、いきなり必殺技の“おかわりトマト”を使い、パワージェムを作成。そのまま、赤いジェムを積み重ね、さらに大きくしていく。一体なんだ、この動きは……!
一方kbjは、パワージェムを2つ絡めて攻撃を仕掛ける。それに対して、鈴木プロデューサーはタップリため込んだパワージェムで反撃。kbjのフィールドは“どんぐりジェム”で埋まってしまった。
状況を打破するために、kbjは“ラッキーエッグ”を発動して、虹色たまごジェムを作る。これでピンチを打開するのが、マイアイルーの基本パターンだ。だがここで、鈴木プロデューサーが不気味にほほ笑む(ようなイメージです)。
なんと、トマトの“おかわりトマト”を使うことで、虹色たまごジェムを赤いジェムに上書きしたのだ! 「え? ちょま! トマトにこんな使い方があるのかよ!」とkbjはあわてふためき、そのまま1本目を落としてしまう。さりげなく、抜け目のない鈴木プロデューサーの手の上で踊るkbj。ベジタリアンとかつまらないことを言っている場合ではなかった。
まずは1勝したいkbjだったが、“ラッキーエッグ”を封じ込められて手も足も出ない。結局、後半にやぶれかぶれで使ったが、やはりお約束のように上書きされて「知ってたよ!」とキレ気味に、敗北した。マイアイルーを選んだのを見て、トマトにしたのはこうゆうワケだったのだ。
▲電撃オンラインの2人の予想を裏切って、トマトを選んだ鈴木プロデューサー。kbjを寄せ付けず、ストレート勝ちを収めた。 |
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