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2012年9月19日(水)

『メタルギア ライジング リベンジェンス』がついに“TGS2012”で登場! まずはストーリーとキャラクターをおさらい【『MGR』直前特集その1】

文:電撃オンライン

 KONAMI・小島プロダクションとプラチナゲームズがタッグを組んで送り出す、雷電を主人公にした新しい『メタルギア』――『メタルギア ライジング リベンジェンス(以下、MGR)』。

 9月20日から開催(一般公開日は22日~23日の2日間)される“東京ゲームショウ2012”では、注目を集める本作がKONAMIブースにて、50台もの試遊台を出展。日本初となるプレイアブルの出展をはじめ、ゲストを招いてのステージイベント、そして最新トレーラーも公開される予定だ。

 ついにその全貌をあらわす『MGR』。その実体に迫る、TGS直前カウントダウン特集が本日よりスタート。初日となる今回は、『MGR』の世界観とストーリー、そして主人公の雷電をはじめとするキャラクターにスポットを当てる。

『MGR』プロデューサー
小島プロダクション 是角有ニ氏からのコメント

 『MGR』は、それぞれの“信念”がぶつかり合う物語です。『MGS4』で家族と幸せになり、今は生きるための職業としてPMCsの仕事を選んだ雷電が、不本意ながら戦闘に巻き込まれていく。その戦いで敵の信念とぶつかっていくうちに、自分が信念として思っていたものがだんだん揺らいできます。そして、その先に雷電はどういう行動をとるのかーー、というところが、本作では描かれます。

■『MGS4』の戦いから3年――雷電の新たな戦いがはじまる

~・~ STORY ~・~

 世界の民間軍事会社(PMC)を巻き込んだ“ガンズ オブ ザ パトリオット”事件(『MGS4』)から3年あまりが経過した2017年。戦争がビジネスとなった時代は終焉を迎えるかに思われたが、アメリカのサイボーグ技術の流出が、戦場に新たな非対称性を持ち込んだ。

 かつて少年兵としてリベリア内戦に参加し、“ジャック・ザ・リッパー”の名で怖れられた雷電は、サイボーグとして民間軍事警備会社(PMSCs)の“マヴェリック・セキュリティ・コンサルティング”に所属し、新興国での要人警護や国軍の訓練などを請け負うことで糊口を凌いでいた。

 しかし内戦を脱し、復興を遂げたはずの国で、雷電たちは多数のサイボーグを要する勢力に襲撃を受け、復興の立役者である首相は死亡してしまう。敵の用心棒サムは雷電の剣が「快楽を怖れている」と指摘。雷電はサムに敗れ、重症を負うことになる。

 調査の結果、敵勢力は“デスペラード・エンフォースメント”として米国に登記されたPMCであると判明。さらに彼らが、米国とロシアの思惑が交錯するアブハジアにて首都を占拠したとの情報が入る。ロシア出身のマヴェリック社代表ボリスは、ロシア連邦保安庁(FSB)からの根回しを受けて、首都奪還の業務を受注。新たなサイボーグとして再起動した雷電は、デスペラード社とサムへの雪辱戦に赴く。

▲雷電が警護にあたっていた要人を強奪し、不敵な笑みを浮かべながら喉をかっ斬り、背後から突き刺して絶命させるという、残虐非道なサイボーグ。

 世界各地で暗躍するデスペラード社と、その背後で蠢く影、そして不可解なサムの発言。戦いのなかで明らかになるのは、自由な情報発信が保証されてもなお剥奪され続ける“真実”。吹き荒れる暴力の嵐のなか、過去と対峙した雷電は、1つの決断を下す。

▲『メタルギア』シリーズといえば欠かすことのできない兵器、メタルギアも進化して登場。メタルギアRAYが振り下ろした巨大なブレードを、雷電が受け止めるシーンも。

物語序盤に登場するキャラクターたちを紹介→(2ページ目へ)

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