『閃乱カグラ』新作や『ゴッドイーター 2』がPS Vitaに――PSビジネスのさらなる拡張が発表された“SCEJ Press Conference”レポート

文：電撃オンライン

■PS3のタイトルラインナップとネットワーク上のサービスについて

　河野氏は、発売して6年が経過したがPS3の勢いは衰えていないことを明言。先ほどハウス氏が紹介した新モデルに加えて、11月22日に発売されるPS3『みんなのGOLF 6』と同日に、250GBのHDDを同梱した『PlayStation3 スターターパック チャコール・ブラック』をリリースする。これらによって、PS3のさらなる普及・拡大を推進していくという。

　年末に向けてリリースされるタイトルが公開された。各種タイトルに続いて、これまでになかったような画期的なソフトとして、10月11日にユービーアイソフトから発売される『ロックスミス』と、SCEが展開予定の『Wonderbook： BOOK OF SPELLS』を紹介。実際のギターを使い、ゲームをこなすことで演奏がうまくなっていく『ロックスミス』と、モーションコントローラ・PlayStation Moveを魔法の杖に見立てた『Wonderbook： BOOK OF SPELLS』のデモンストレーションが行われた。

▲『バイオハザード6』、『テイルズ オブ エクシリア2』、『コール オブ デューティ ブラックオプスII（字幕版）』、『真・北斗無双』、『龍が如く5 夢、叶えし者』、『みんなのGOLF 6』、『スポーツチャンピオン2』、『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』が、PS3用ソフトとして年末に発売予定だ。

　PlayStation Networkを介したさまざまなサービスも説明された。定額制の音楽サービス・Music Unlimitedやオンライン動画配信サービス・Hulu（フールー）、カラオケサービス・JOYSOUND DIVEをPlayStation Networkで楽しめる。

　また、『torne（トルネ）』に続いて8月にリリースされた『nasne（ナスネ）』では、録画した映像や撮影した写真をネットワーク上で共有することが可能。河野氏も自宅で楽しんでいるという。

　ソフトだけでなく、ネットワーク機能も充実して進化を続けるPS3。「これからも期待してください」と河野氏はユーザーにメッセージを送った。

■PSP本体の値下げが明らかに

　発売から9年目を迎えるPSPだが、いまだに勢いは衰ず、むしろ力強ささえあると語る河野氏。ユーザー層をさらに広めるため、明日9月20日よりPSPの価格を13,800円（税込）に改定するという。あわせてバリューパックの値段が14,800円（税込）に変更される。

　タイトルとしては、明日9月20日に発売される『ファイナルファンタジーIII』に続いて、『SDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド』、『ダンボール戦機W』、『ワールドサッカー ウイニングイレブン2013』、『ワンピース ROMANCEDAWN 冒険の夜明け』、『AKB1/153 恋愛総選挙』など、期待のタイトルが続々と発売される予定だ。

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