2012年9月21日（金）

『モンスターハンター4』のスラッシュアックスと狩猟笛を体験――“ジャンプ属性解放突き”や1度に2つ音符が出る“連音攻撃”に注目

　千葉の幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2012のカプコンブースにて、3DS用ソフト『モンスターハンター4』を体験したので、その模様をお届けする。

■スラッシュアックス――新アクションをどう使うか

　新アクションは、まず斧モード時にA連打の振り回しからRボタンで出る“なぎ払いフィニッシュ”。その名の通り斧を大きく振り回して攻撃するもので、回避でキャンセルが可能だった。攻撃を続けたい場合は振り下ろしにつなぎ、モンスターから離れたい場合は“なぎ払いフィニッシュ”と使い分けられるようになったということだろうか。

　2つ目の新アクションは、剣モード時に縦斬りからXボタンで出せる“二連斬り”。縦斬りを2連続で繰り出すモーションで、別の攻撃に派生も可能だった。単純に威力は高そうだが、若干前進してしまうので、いつもの縦斬りループの位置調整用に使うのがよさそうだ。

　3つ目は、ジャンプ中に出せる属性解放突き。シンプルに属性解放突きを1発繰り出す。着地からいろいろな攻撃につなげられる。個人的には、空中で属性解放フィニッシュまで出せないのが少し残念だった。4つ目は、同じくジャンプ中に出せる変形斬り。スラッシュゲージがない場合はリロードになる。変形斬りは、抜刀中に回避で崖からジャンプすると繰り出せるが、できればジャンプ後は属性解放突きを狙いたいので、なかなか使いどころが難しかった。

　その他は特に変化は感じられなかったので、スラッシュアックス使いの人ならすぐに立ち回れるだろう。

■狩猟笛――“連音攻撃”が最高に楽しい！

　注目の新アクションは、なんといっても“連音攻撃”！　1度の攻撃で笛を2回振り回し、2つの音を奏でられるという攻守ともにうれしいアクションだ。

　操作方法は、まずスライドパッド＋Aボタンで発動。モーションは右ぶん回しに似ているが、その後すぐにXボタン、Yボタン、Aボタンのいずれかを押すと対応した音符を溜めつつぶん回し攻撃をもう1発続けて繰り出す仕組みだ。最初の一撃はAボタンでの攻撃になるので、音符はAボタンのものが出るが、2個は好きな音符を選べる。なお、2撃目は押したボタンに関係なく、同じぶん回しモーションが出るようだ。

　ここから派生もできるので、たとえば【A→X】と連音攻撃で音符をためた後、Yボタンで攻撃して即演奏すると、2モーションで“AXY”と3つの音符の曲を演奏できる。1つ目の音符は限られるものの、かなり快適に演奏できるので、狩猟笛使いは絶対に使いこなせるようにしたい。

　さらに、1度のモーションで2回攻撃できるのもポイント。場所は左に少し動いてしまうものの、同じポイントにすばやく2回攻撃を決められるので、気絶を狙う時に重宝する。連音攻撃の登場で、狩猟笛はより一層楽しく、強くなったといっていいだろう。

　また、ジャンプ中は“ジャンプ叩き付け”を繰り出せる。ここからの派生もあるので、狙える時は積極的に狙っていきたい。狩猟笛は抜刀しっぱなしで立ち回ることが多いので、段差ジャンプする時は回避を使っていくのが基本になりそうだ。

　なお、電撃オンラインでは、東京ゲームショウ2012で各武器についての体験レポートを掲載している。会場に足を運べなかった人はもちろん、プレイした人もぜひチェックしてほしい。

■東京ゲームショウ2012 開催概要
【開催期間】
　ビジネスデイ……2012年9月20日～21日各日10：00～17：00
　一般公開日……2012年9月22日～23日各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売1,000円（税込）
※小学生以下は無料

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