2012年9月25日(火)
Giza10は、Windows PC用ダウンロード専用ソフト『Project U-Ta-Hi-Me(プロジェクト ウタヒメ)』を10月5日に発売する。価格は980円(税込)。
本作は、“好きな音楽で気持ちよく遊ぶ”というコンセプトのもとに制作された“音楽プレイヤー×ゲーム”作品。自分が持っている音楽データ(mp3やwav)をもとに、ステージやボスが自動で生成され、それぞれの曲と同調したスペクトラムアナライザ(※)を破壊していくシューティングゲームだ。キャラクターデザインをAKAZA(あかざ)さんが、オリジナルボーカル楽曲を、ニコニコ動画などで活躍中の“IOSYS(イオシス)”が担当する。
※スペクトラムアナライザ(スペアナ)……オーディオ機器などに表示されている、音の周波数を表す棒グラフのこと。
プレイヤーキャラクター“U-Ta-Hi-Me”が繰り出す縦攻撃や横攻撃を駆使し、上下左右に出現するスペアナを破壊(浄化)しながら、1曲が終わるまでにボスを倒すことが目的となる。なお、ステージ構成やボスの外見&攻撃パターンは、曲によって変化する。
近年、音楽を聴きながら若者が突然発狂死するという怪死事件が多数発生し、社会問題になっていた。患者はいずれも脳に異常をきたしていたことはわかったが、現代の医療では原因を特定するまでに至らなかった。
事態を重く見た政府は、各部門から選りすぐりの人材を集めた研究機関を発足。研究の末“曲の不可聴音域に混入された雑音”が、ヒトの脳を蝕む原因であることが判明した。
機関は、ヒトを死に至らしめるこの雑音を“殺音(ノイズ)”と呼称。
以降、機関は“Noise Reduction(ノイズリダクション)”と名を変え
殺音を音楽から除去するためにさまざまな研究がなされていった。
そしてついに、歌で殺音を浄化することが可能な“対殺音用浄歌生体アンドロイド“U-Ta-Hi-Me(ウタヒメ)””が完成、その運用が開始された。
人々の平穏な音楽生活を取り戻すため、“U-Ta-Hi-Me”は今日も歌い続ける──。
▲ゲーム中に、マイミュージックやマイドキュメントなどのディレクトリへのショートカットがあり、音楽ファイルへアクセスしやすい動線が確保されている。 | ▲ステージ(SKiN)は、“sweets(スイーツ)”や“gothic(ゴシック)”など、さまざまなものを選択可能。同じ楽曲でも、SKiN次第で違った印象を持ってプレイすることができる。 |
▲スペアナのキレイさを重視したステージ構成になっている。“U-Ta-Hi-Me”の攻撃力を強化するパワーアップアイテムや、被弾した瞬間にオートで展開するバリアなど、プレイヤーを補助する要素もある。 |
▲スペアナを一気に破壊できると爽快! ただし、選んだ曲次第では、ステージが難しくなることも。 |
▲ボスは曲の後半に登場。曲によって攻撃パターンが変わるので、いろいろなボスを探してみよう。ボスは、攻撃を加えると下から虹色に輝いく。これがボスのHPを表していて、曲が終わるまでにボスの体すべてを虹色にすれば浄化完了、撃破となる。 |
▲倒した(浄化)ボス(殺音)は、メニューの“NoiseCollection”に登録されていく。“NoiseCollection”では、容姿や名前、いつ発見したか、発見した曲名、何度倒したかなどの情報が記録される。 |
▲あらすじや舞台設定など、ゲーム内の設定解説を確認できる“Tips”も存在する。 |
(C)Giza10/Team U-Ta-Hi-Me