茅原実里さん、小林ゆうさん、東山奈央さん、新田恵海さんがさまざまな思い出を振り返った『境界線上のホライゾンII』ステージイベントをレポ

文：電撃オンライン

　本日10月7日に秋葉原UDXとベルサール秋葉原で開催されているイベント“電撃文庫 秋の祭典2012”。秋葉原UDXにあるメインステージでは、TVアニメ『境界線上のホライゾンII』のステージイベントが開催された。

　このステージは、先日放送が終わったTVアニメ『境界線上のホライゾンII』、そして『境界線上のホライゾン』の“思い出”を語りつくすというもので、ステージには茅原実里さん（ホライゾン・アリアダスト役）、小林ゆうさん（本多・二代役）、東山奈央さん（マルゴット・ナイト役）、新田恵海さん（マルガ・ナルゼ役）が登場。司会の白石稔さん（御広敷・銀二役）は、すっかりおなじみになった御広敷のコスチュームを着て観客たちを笑わせていた。

▲左から白石さん、茅原さん、小林さん、東山さん、新田さん。

　出演者のあいさつが終わったところで、さっそくアフレコの思い出について語っていくことに。新田さんは、初のレギュラー作品であることと、アフレコでとにかく人が大勢いたことが印象に残っているとのこと。目の前で茅原さんの演技を見たことなどをうれしそうに振り返っていた。ちなみに白石さんによると、アフレコ現場に30人近くいたこともあるという。

　東山さんは、設定が多い作品なので、最初のころにアフレコの間隔が開いてしまうと単語のアクセントを忘れてしまって困ったりしたという。小林さんと茅原さんは、福山潤さん（葵・トーリ役）が引っ張ってくれた現場であることを改めて伝えていた。さらに茅原さんは、『境界線上のホライゾンII』のトーリがほとんど服を着ていなかったことに触れると、白石さんが同意していた。他にも茅原さんは、女性陣が多く、華やかな現場だったとも話していた。

　次のテーマは“ココが変だよ境界線上のホライゾン”。ここでは茅原さんが、何よりもまず原作小説の厚さがおかしいと言うと、会場からは笑い声と大きな拍手が。続いて、原作者の川上稔さんが原作やアニメ、イベントにも顔を出していることに触れ、そのバイタリティがおかしい！　とツッコんでいた。東山さんはウオルター・ローリーが『境界線上のホライゾンII』でほとんどしゃべっていなかったことに言及し、もっとセリフを聞いてみたいと要望を出していた。

　3つ目のテーマは“ココがよかった境界線上のホライゾン”。最初に口火を切った東山さんは、メアリがよかったと即答。演じていた堀江由衣の声とあいまって、「メアリは存在が反則技ですよ」と絶賛していた。『境界線上のホライゾンII』の最終回を4回見返しているという新田さんは、最終回でのトーリとホライゾンのやり取りがとても好き……なのだが、トーリがずっと全裸だったことがやっぱり少し気になっていたようだ。それと賢姉こと葵・喜美のド迫力ビンタがよかったと続けていた。

　小林さんは、よかったシーンをなんとジェスチャーと擬音で表現。“インノケンティウスが本多・正純の目の前に猛ダッシュしてきてツッコむシーン”が好きであると全身で伝えていた。茅原さんはメアリと点蔵のシーン全般がお気に入りで、特にお風呂のシーンがよかったという。また、『境界線上のホライゾンII』の最終回で立花・誾と立花・宗茂が会話を交わしたシーンには、思わず泣いてしまったという。

　ひとしきり思い出を語ったところで、茅原さんのライブコーナーへ。昨年のステージでは『TERMINATED』を披露したが、今回は『ZONE//ALONE』を熱唱し、会場を盛り上げていた。

　ライブが終わると、ステージもいよいよ閉幕へ。最後は出演者が会場のファンに向けてメッセージを贈ることに。ここで茅原さん＆小林さんがぜひ第3期も！　とアピールし、大きな拍手＆歓声とともにステージは終了した。

■“電撃文庫 秋の祭典2012”イベント概要
【開催日時】2012年10月7日 10：00～18：00
【会場】秋葉原UDX＆ベルサール秋葉原
【入場料】無料

■“アスキー・メディアワークス創立20周年　電撃20年祭”イベント概要
【開催日時】2012年10月20日～10月21日 10：00～18：00（予定）
【会場】幕張メッセ（1～4ホール）
【入場料】無料

(C)川上稔／アスキー・メディアワークス／境界線上のホライゾン製作委員会

データ

関連サイト

• “電撃文庫 秋の祭典”公式サイト
• “電撃20年祭”公式サイト