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2012年10月7日(日)

三澤さんが思わず涙ぐんでしまったうれしい言葉とは? 『アクセル・ワールド』ステージイベントの模様をお届け

文:電撃オンライン

 本日10月7日に秋葉原UDXとベルサール秋葉原で開催されているイベント“電撃文庫 秋の祭典2012”。秋葉原UDXにあるメインステージではTVアニメ『アクセル・ワールド』のステージイベントが開催された。

『アクセル・ワールド』 『アクセル・ワールド』

 このステージイベントでは、先日最終回を迎えたTVアニメ『アクセル・ワールド』の思い出や感想などを語っていくことに。壇上には、梶裕貴さん(ハルユキ役)、三澤紗千香さん(黒雪姫役)、豊崎愛生さん(チユリ役)、浅沼晋太郎さん(タクム役)の4人と、司会の鷲崎健さんが登場。鷲崎さんの軽快な進行でイベントが進んでいった。

 まず最初は、TVアニメの収録を終えての感想を三澤さんに直撃。半年前にはヒロインを任せてもらえるということにプレッシャーを感じ、緊張ばかりしていたとのこと。収録を振り返った三澤さんは、「優しいキャストさんに囲まれて、ここまでくることができた」と真剣な表情で真摯に回答。それぞれが演じたキャラクターについて聞くと、豊崎さんは「後半の収録で毎回スタッフと相談してチユリが視聴者に好きになってもらえるよう努力した」と語った。

 また浅沼さんは、「タクムについてイジラレキャラとしての路線を見つけることができた」と笑いながら話した。浅沼さんによると、DVD/BDに収録されている映像特典『あくちぇるわーるど』では「もうタクムの声になってない」とのことなので、気になる人はぜひチェックしてもらいたい。

 他にも、この半年間を通じての三澤さんの成長ぶりを聞くと、豊崎さんは「最初のころはどうしよう、どうしようと言っていたのに、次第にすっと黒雪姫を演じられるようになっていった」と答え、三澤さんは「泣いちゃう泣いちゃう、嬉しい」と少し涙ぐみながら感激の声をあげていた。

 続いて“○○さんが選んだアクセル・ワールド名シーン!”のコーナーに。このコーナーは、4人が選んだ名シーンの中からどれが一番なのかを観客に選んでもらうというもの。梶さんが選んだのは、《クロム・ディザスター》戦の後にハルユキが自分の部屋でニコと話すシーン。普段は大人びていたニコが見せた“デレ”が決め手だと言う。続いて豊崎さんが選んだシーンは、ダスク・テイカーとシアン・パイルが戦い、シアン・パイルが敗れるシーン。ダスク・テイカーに迫るタクムのカッコよさが理由とのこと。

 浅沼さんは、心意技を会得したシアン・パイルが《シアン・ブレード》を抜き放ち、ダスク・テイカーに「欲張りすぎなんだよ」と語ったシーンを選んだ。このシーンには、豊崎さんがタクムへ声援を送ると、会場からもタクムに対して「ガンバレ」コールが湧き上がった。また浅沼さんは、タクムが“決め台詞”をもらえたことがうれしかったと話していた。最後に三澤さんが選んだのは、最終話の黒雪姫とフーコの和解シーン。これまで自分と黒雪姫をリンクして演じてきたという三澤さんは、フーコに“さっちゃん”と言われて、まさに自分と黒雪姫が一緒になったと感じたという。

『アクセル・ワールド』

 最後は『アクセル・ワールド』関連の告知コーナーへ。DVD/BDの最終巻8巻には、特典として川原礫先生書き下ろしの短編小説が付いてくることが発表された。さらに来年初頭発売予定のPS3/PSPゲーム『アクセル・ワールド ―加速の頂点―』の初公開PVも上映された。ステージは最後に、出演者が会場に来場したファンに向けてメッセージを贈り、大きな歓声と拍手とともに幕を下ろした。

■“電撃文庫 秋の祭典2012”イベント概要
【開催日時】2012年10月7日 10:00~18:00
【会場】秋葉原UDX&ベルサール秋葉原
【入場料】無料

■“アスキー・メディアワークス創立20周年 電撃20年祭”イベント概要
【開催日時】2012年10月20日~10月21日 10:00~18:00(予定)
【会場】幕張メッセ(1~4ホール)
【入場料】無料

(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project

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